「文字だけでは伝わらない」を解決。子どもから企業まで心を掴んだ”見える化”戦略
総合型地域スポーツクラブ「まほろばクラブ南国」
武市 光徳さん
※インタビュー動画と実際のお絵かきムービーはページ下部をご覧ください。
Point
課題
- 多岐に渡る活動内容を文字だけでは伝えきれないと感じていた
効果
- 自分ごととしてストーリーに共感してもらえる
- 活動内容が簡潔に直感的に伝わるようになった
お絵かきムービーの良さ
- 無形の商品や伝えにくい内容を伝えたいという場合は非常に有効
- 制作過程では苦手とする部分を丸ごとカバーしてくれた
多岐にわたる活動、どうすれば伝わる?
高知県南国市を拠点に、
地域住民主体のスポーツや文化活動を行う
総合型地域スポーツクラブ「まほろばクラブ南国」。
理事の武市さんは、
一人でも多くの住民にこの活動を知ってもらおうと
邁進してきました。
しかし、課題は
「クラブの活動内容が多岐にわたるため、
文字だけでは伝えきれない」ということ。
お絵かきムービー導入で
「視覚的に分かりやすくなる」
という期待を抱き、制作に踏み切りました。
「見える化」で広がった新たな可能性
完成したお絵かきムービーを、
保育園や幼稚園での読み聞かせ形式、
地域の集会でのプレゼンテーション、大学の講義など
様々な場面で活用した結果、
これまでアプローチが難しかった層にも
活動の価値がしっかりと届き始めました。
◆ 子どもたちが自分ごととして共感
ムービーには子どもが主人公として登場するため、
子どもたちは自分ごととしてストーリーに共感。
「ムービーで見た内容をイメージしながら、
運動教室で飛んだり跳ねたりする姿が見られました」
◆ 企業や団体からの理解が深まった
クラブの活動を紹介する際、
これまで以上に簡潔かつ直感的に理解してもらえるようになりました。
文字での説明では伝わりにくかった
「多世代、多種目、多趣向」という理念が、
お絵かきムービーなら一目で伝わります。」
◆ 学生の心にも響いた「物語」の力
大学や専門学校で講師を務める武市さんは、
学生たちにもムービーを活用。
まほろばクラブ南国に新たな可能性をもたらしたと言えそうです。
「物語形式のムービーが新鮮だったようで、
真剣に見てくれました。
美術や音楽が得意な学生にも、
新たな職業の可能性を伝えられたのが良かったです」
お絵かきムービーという表現方法そのものが、
学生たちの興味を引き、
クリエイティブな職業への気づきにもつながりました。
お絵かきムービーをどんな人におすすめしたいですか?
「無形の商品や伝えにくい内容を伝えたい人には、
お絵かきムービーは非常に有効」
と語る武市さん。
今後は、
認知症予防や詐欺防止といった高齢者向けの啓発活動や、
若者への教育の場での活用にも期待を寄せています。
お絵かきムービーは、
ただ情報を伝えるだけでなく、
見る人の心を動かし、行動を促すツールとして、
まほろばクラブ南国に新たな可能性をもたらしました。
「文字だけでは伝わらない」
「活動の多様性をどう伝えたらいいか分からない」
そんな課題を抱えている方にこそ、
武市さんの事例は大きなヒントになるはずです。