ホームページに動画を載せる方法|売上拡大に繋がる動画活用術

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商品の売上拡大をしたい場合、「動画をホームページに載せよう」と考える方も多いのではないでしょうか?

実際にビデオ広告の利用率は増えているので、波に乗ると手っ取り早く売上拡大ができるでしょう。

そこで、本記事では以下について解説します。

  • ホームページに動画を載せるメリット
  • 動画の掲載方法
  • 動画掲載時の注意点
  • 売上拡大に繋がる動画コンテンツの種類
  • 実際の動画活用事例

動画をホームページに載せたいと考えている方は、参考にしてみてください!

お絵かきムービーで
動画制作してみませんか?

お絵かきムービーではホワイトボード上で書いたり消えたりする動作を組み込むことで、視聴者を釘付けにする効果をもたらします。


その中で商品紹介や企業PRを行えば、より多くのユーザーにリーチできるため、短い動画でもインパクトを与えられます。


さらに、通常の動画制作よりもコストを抑えて制作依頼ができるのでおすすめです!


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ホームページに動画を載せるメリット

現代では、インターネット広告の割合が非常に増えており、そのなかでもビデオ広告を利用して売上拡大をしている企業が増えています(以下参照)。

引用元:経済産業省:「令和4年度デジタル取引環境整備事業 」

そのため、ホームページに動画を載せると、現代の流れに乗って企業の認知拡大ができるでしょう。

ここでは、まずホームページに動画を載せるメリットについて、以下の3つに分けて解説します。

  • 集客力アップ
  • 成約率アップ
  • 顧客満足度アップ

それでは、1つずつ見ていきましょう。

集客力アップ

動画は情報量が多く、複雑な情報でも分かりやすく伝えられます。

そのため、企業のホームページに動画が掲載されていれば、企業の魅力が伝わりやすく、集客力アップにも繋がるでしょう。

動画は動きがあるため、ホームページの印象が華やかになり、ホームページ閲覧者の離脱率を下げる効果も期待できます。

成約率アップ

商品やサービスの魅力を動画でわかりやすく伝えられれば、成約率アップにも繋がります。

動画は視覚と聴覚に訴えられるので、ユーザーの商品・サービスへの理解を深められ、購入した後のメリットが想像しやすくなるからです。

また、動画には「ザイオン効果」が働いているとも考えられます。

「ザイオンス効果」とは、興味や関心の無かったモノや人でも、何度も繰り返し接触すると、だんだん好感度や評価が高まっていく効果のこと。

動画はイラストや文章よりも目に留まりやすいコンテンツです。

また、SNSで動画を拡散すれば、自分で検索しなくても動画が目に入るようになるので、ザイオンス効果が働くようになります。

その結果、自然とその商品やサービスに好感を抱くようになり、最終的に成約に繋がる可能性もあるでしょう。

顧客満足度アップ

ホームページに動画を載せると、顧客満足度を向上させられるメリットもあります。

動画では、実際に商品やサービスを利用している様子を映したり、愛用者がリアルな感想を述べたりするので、視聴者が抱く疑問や不安を解消しやすいです。

また、文章やイラストよりも表現の幅が広がるので、伝えたいメッセージが明確に伝わります。

その結果、視聴者は「的確でわかりやすかった」という印象を受け、顧客満足度の向上に繋がるでしょう。

売上拡大に繋がる動画コンテンツの種類

ここからは、売上拡大に繋がる動画コンテンツの種類を以下5つに分けて解説します。

  • 商品紹介動画
  • サービス紹介動画
  • 会社紹介動画
  • お客様の声動画
  • How to動画

それでは、1つずつ見ていきましょう。

商品紹介動画

商品紹介動画とは、文字通り商品の紹介をする動画のこと。

詳細は以下表の通りです。

概要・商品の特徴や魅力を伝える動画
・商品購入を迷っている方
・商品の詳細を知りたい方向けに作成される
特徴・商品使用時の擬似体験ができ、購入後のイメージが湧きやすい
・購入意欲を高められる
商品紹介動画具体例株式会社ミノウラ 商品紹介動画

文章を読むのが苦手な方でも、商品の魅力を理解しやすいので、購入率アップに繋がるでしょう。

サービス紹介動画

サービス紹介動画とは、サービスの詳細を紹介する動画です。

詳細は以下表をご覧ください。

概要・サービスの特徴や使い方を伝える動画
・サービスの魅力をアピールするために制作される
特徴・無形商材であっても可視化できる
・実際にサービスを利用したときのイメージが湧きやすい
・簡単に内容を理解できる
サービス紹介動画具体例協同組合トーコーネットワーク サービス紹介動画

サービスの大半は無形商材なので、文章だけでは理解しづらい内容も多いです。

しかし、アニメーションなどを用いれば、実際には目に見えない情報もすべて可視化できるので、多くの人が理解しやすくなるでしょう。

会社紹介動画

会社紹介動画とは、会社の魅力を紹介する動画です。

詳細は以下をご覧ください。

概要・会社が自社ブランドや事業の紹介のために制作する
・見込み顧客やパートナー企業へのPRとしても使用される
特徴・企業の経営理念などを説明するので信頼を得やすい
・採用動画や広報など、幅広い場面で活用できる
会社紹介動画具体例株式会社THE DOG COMPANY 会社紹介動画

会社紹介動画は会社PR動画なので、取引先や採用イベントでも使用でき、SNSなどに投稿すれば、認知拡大にも繋がります。

1度制作すれば幅広く利用できるので、こだわりを持って丁寧に制作しましょう。

お客様の声動画

お客様の声動画とはインタビュー動画のことで、愛用者のリアルな声を反映します。

詳細は以下の通りです。

概要商品やサービスを利用した方へのインタビュー動画
特徴・顧客の表情や声のトーンがリアルなので、信憑性が増す
・話者の声や表情が伝わるので、得られる情報が多い
費用相場5万円~80万円程度

画面越しではあれど、利用者のリアルな反応を知れるので、視聴者が情報を信用しやすいでしょう。

なおマイナス評価も隠さずに入れておくと、視聴者が情報の信ぴょう性を感じやすいです。

How to動画

How to動画とは、商品やサービスの操作方法や扱い方を説明する動画です。

概要・商品・サービスの使い方や、作業手順を説明した動画
・製品マニュアル・業務マニュアル・料理のレシピなどがある
特徴・難しい説明書やマニュアル・写真・文章よりも理解しやすい
・取扱説明書を同封する必要がない
How to動画具体例ヤマ亮横井製陶所 鋳込み工程解説動画

How to動画に飛べるQRコードを製品に貼っておくなどの工夫をすれば、紙媒体の説明書を同封しなくても、製品の使い方が分かります。

印刷コストを削減できる点がポイントです。

ホームページに動画を載せる方法

ここからは、ホームページに動画を載せる方法について、以下の3つに分けて解説します。

  • 動画共有サイトを利用する
  • 動画ファイルを直接アップロードする
  • 外部サービスを利用する

それでは、1つずつ見ていきましょう。

動画共有サイトを利用する

ホームページに動画を載せるには、動画共有サイトに動画をアップロードする方法があります。

動画共有サイトとは、インターネット上で動画を投稿・視聴できるウェブサイトの総称のこと。

動画共有サイトの利用手順は以下の通りです。

※今回はユーザー数の多いYouTubeで解説しますが、大半の動画サイトは同じ手順で共有を行えます。

1.動画共有サイトに動画をアップロードする

2.動画の共有ボタンをクリック


3.共有オプションから「埋め込む」を選択


4.表示される埋め込みコードをコピー


5.ホームページのHTMLソースコードに添付

YouTube以外の動画共有サイトとしては、以下が挙げられます。

  • Vimeo
  • Instagram
  • TikTok
  • Facebook Watch

簡単に共有できるので、ホームページに動画を載せたい方は実践してみてください!

動画ファイルを直接アップロードする

動画ファイルを直接アップロードするのも、ホームページに動画を載せる方法のひとつです。

ホームページに動画ファイルを直接アップロードする際は、以下の方法で行いましょう。

1.<video></video>のタグ(HTMLコード)を作る
・src=“サーバーにアップロードした動画のパス”を挿入
・カスタマイズするための属性を付与する

2.HTMLコードをコピー

3.コードエディターにて、HTMLコードを貼り付け

4.ビジュアルエディターにて、動画が添付されているか確認

動画をWebサイトに埋め込むためのHTMLコードは以下です。

<video src=”video.mp4″ 属性></video>

属性の部分には、自動再生をする・繰り返し再生をするなどの情報を入れます(以下参照)。

  • 自動再生:<video src=”video.mp4″ autoplay muted></video>
  • 繰り返し再生:<video src=”video.mp4″ autoplay muted loop></video>

ほかにも属性はあるので、必要な属性を付与して、オリジナルのHTMLコードを作成しましょう。

外部サービスを利用する

動画制作を含めて、動画制作会社などの外部に作業を委託する方法もあります。

専門的な技術を備えたプロが、動画をハイクオリティで制作してくれるので、満足できる動画が作れるでしょう。

ホームページへの動画掲載方法も把握しているので、業者側で掲載してもらう、もしくは掲載方法を教えてもらうと、効率的に作業が進みます。

動画を自作する方法

ここからは、動画を自作する方法について、以下4つに分けて解説します。

  • 企画・構成
  • 撮影
  • 編集
  • 公開

それでは、1つずつ見ていきましょう。

企画・構成

動画制作で最も大切なのが、「企画・構成」です。

動画の掲載先やターゲットなどを決める「企画」を丁寧に行うと、動画の軸がブレづらくなります。

動画の軸がはっきりしていてメッセージが明確であれば、視聴者が退屈せず、視聴離脱率を減らせるので、企画・構成は丁寧に行いましょう。

撮影

撮影は、動画の素材となるものなので丁寧に行いましょう。

動画撮影のポイントは以下の通りです。

  • カメラを固定する
  • 細かくカットして撮影する

撮影時に手ぶれしてしまうと、動画視聴に集中できないだけでなく、動画酔いを起こす可能性があるので、カメラを三脚で固定して撮影を行いましょう。

手持ちカメラの場合は、ジンバルを使用するなどの工夫が必要です。

また動画はテンポ感が大切なので、長時間同じ画角にならないよう、1カット10秒程度を意識して撮影しましょう。

編集

撮影が終わったら編集を行います。

編集は、動画の面白さを左右する重要な作業なので、丁寧に行いましょう。

編集でこだわるべきポイントは以下の通りです。

  • テロップで分かりやすい解説を入れる
  • BGMにもこだわる

動画の情報量が多いと、頭の中を整理できなくなる可能性があるので、要約した内容をテロップで入れるなどの工夫をしましょう。

見栄えの良いテロップを入れれば、動画を華やかにできるので、動画全体のバランスを意識したテロップ選びも大切です。

また、BGMは動画全体の雰囲気を大きく左右するので、慎重に選びましょう。

明るい場面であっても、悲しいBGMが流れると、「無理して笑っている」という印象を与えるほど、BGMが及ぼす影響は大きいです。

逆を言えば、BGMを上手に挿入できれば動画が面白くなるので、こだわるようにしましょう。

公開

動画が完成したら「公開」して終了です。

動画の公開設定には「公開」「限定公開」「非公開」の3種類があります。

限定公開の動画を視聴できるのは、動画公開者とURLを知っている特定のユーザーのみです。

制作過程の動画をスタッフ間でシェアしたい場合や、社内向けの研修動画を社員のみに共有したい場合などに利用しましょう。

動画制作のポイント

ここからは、動画制作のポイントについて、以下5つに分けてご紹介します。

  • 目的を明確にする
  • ターゲット層を意識する
  • 高画質・高音質で制作する
  • スマホ対応にする
  • SEO対策を行う

それでは1つずつ見ていきましょう。

目的を明確にする

動画制作では、目的を明確にするのが大切です。

目的が曖昧だと、動画の完成イメージが湧きづらく、制作効率が落ちてしまうでしょう。

制作目的の例としては、企業認知拡大・ブランドイメージの構築などが挙げられます。

また、視聴者に起こしてほしいアクションを考えるのもおすすめです。

たとえば「視聴者に商品を購入してほしい」「就活生に入社してほしい」などが挙げられます。

このように動画制作の目的がはっきりしていると、動画のアイデアが浮かびやすくなるので、動画制作に取り掛かる前に決めておきましょう。

ターゲット層を意識する

ターゲット層を定めるのも、動画制作において大切なポイントです。

動画を届けたい相手を明確にすると、コンセプトや動画の流れが浮かびやすくなるので、はじめにターゲットを決めましょう。

なお、不特定多数ではなく1人をイメージしたほうが、動画の軸がブレづらくなるのでおすすめです。

ターゲットの例を見てみましょう。

AさんBさん
・20代
・女性
・25歳
・女性
・愛知県出身
・東京都在住
・独身
・趣味:映画鑑賞・ヨガ

AさんとBさんなら、どちらに向けた動画のほうが作りやすいでしょうか?

Bさんであれば、「おひとりさまで楽しめる」をコンセプトにしたり、「愛知・東京どちらでも利用できるヨガ教室紹介」に重きを置いたりできますよね。

一方、Aさんは情報が少なくて、アイデアが浮かびづらいでしょう。

このようなことから、ターゲットを定める際は、細かい情報まで決めるのが大切です。

高画質・高音質で制作する

動画制作において高画質・高音質で制作するのは、視聴離脱率を防ぐ大切なポイントです。

画質が低いと動画が見えづらくなり、音質が悪いと小さな音が拾えなくなるので、視聴を楽しめなくなります。

画質は最低でもHD画質以上がおすすめです。

YouTubeにアップロードする動画の場合は、HD動画で8Mbps、4K動画で35-45Mbpsがベストとされています。

また、高音質にするために、静かな環境での撮影を心がけ、高性能マイクを使用するようにしましょう。

スマホ対応にする

パソコンよりもスマホでの動画視聴が主流となっている昨今、スマホに対応した「尺の短い動画」を制作する意識を持つのがポイント。

スマホ視聴の場合、画面が小さいので、長尺動画をしっかり見るよりも「ながら見」をする方が多い傾向にあるからです。

そのため、長尺動画ではなくショート動画を制作しましょう。

SEO対策を行う

動画制作では、SEO対策を行うのも大切です。

動画SEO対策を行うと、検索結果の上位に表示される率が高まるので、多くのユーザーに動画を見てもらえるようになります。

企業の認知拡大や商品紹介をしたい場合に最適でしょう。

SEO対策をするには「タイトルや概要欄、動画内容に検索キーワードを入れる」のがおすすめです。

キーワード選びでは、動画の内容と関連があり、多くの人に検索されているワードを選ぶ必要があります。

Googleキーワードプランナー」などの調査ツールなどを活用して、視聴者がよく検索するキーワードを把握しましょう

動画を効果的に活用するポイント

ここからは、動画を効果的に活用するポイントについて、以下4つに分けて解説します。

  • ファーストビューに動画を配置する
  • CTAを明確にする
  • SNSで拡散する
  • 分析ツールを活用する

それでは、1つずつ見ていきましょう。

ファーストビューに動画を配置する

ファーストビュー動画とは、ユーザーがサイトにアクセスした際に最初に表示される動画のことです。

ファーストビュー動画があると、文章よりも先に動画を視聴する流れになるので、動画にインパクトがあれば、サイトからの離脱を防げるでしょう。

なお、ファーストビュー動画はサイトを読み進めてもらうための動画なので、情報を詰め込みすぎるのは避けましょう。

続きが気になる程度の情報量にして、視聴者の興味を引くのが大切です。

CTAを明確にする

動画制作のポイントとして、CTA(コール・トゥ・アクション)を明確にするのも大切です。

CTAとは行動喚起と訳されるもので、ユーザーに特定の行動を起こさせることを意味します。

CTAの具体例は、問い合わせボタンや申し込みリンクなど。

適切なタイミングで、視聴者に何をしてほしいのかはっきり伝える(=CTAを明確にする)と、視聴者もアクションを起こしてくれるので、指示ははっきり出しましょう。

なお、リンクやボタンの位置が分かりづらいとアクション数が落ちてしまうので、分かりやすい位置に配置するのをおすすめします。

SNSで拡散する

SNSで動画の拡散ができると、動画の視聴回数が増えるので、自然と認知拡大に繋がります。

SNSで拡散される動画にするには、以下のポイントをおさえましょう。

  • 視聴者が共感できる内容にする
  • 起承転結・ストーリーのある動画にする
  • 議論を呼ぶテーマを入れる

人は共感できる内容を面白いと感じ、「応援したい」という気持ちにもなるので、共感できる動画は拡散されやすいです。

起承転結がはっきりしていてストーリーがある動画も、のめり込んで見られるので満足度が高いでしょう。

議論を呼ぶテーマの場合は、コメント欄が充実し、「あなたはどう思いますか?」とSNS内で拡散してくれる視聴者もいます。

SNSで拡散されると、自身で動画の宣伝をしなくても、視聴者たちが自然と新たな視聴者を呼び込んでくれるので、積極的にSNSを利用しましょう。

分析ツールを活用する

動画制作で分析ツールを活用すると、視聴者の年齢層などが把握でき、動画の視聴維持率も把握できるので、改善策を立てやすいというメリットがあります。

主な分析ツールは以下の通りです。

分析ツール特徴
GoogleアナリティクスGoogleが無料提供しているアクセス解析ツール
YouTubeアナリティクスYouTube動画・チャンネルのパフォーマンスの無料分析ツール

無料で動画分析ができるので、動画を制作する際は利用しましょう。

動画埋め込みの注意点

ここからは動画埋め込みの注意点について、以下4つに分けて解説します。

  • ファイル形式とサイズ
  • 読み込み速度
  • 著作権
  • セキュリティ

それでは1つずつ見ていきましょう。

ファイル形式とサイズ

動画を埋め込む際に最適なファイルとサイズ形式は以下の通りです。

形式特徴
ファイル形式「MP4」
・主流の形式
・大半のブラウザでサポートされている

「WebM」
・Googleが推奨する形式
・MP4よりも軽量な場合が多い

「OGG」
・オープンソース形式
・他の形式に比べて利用範囲が狭い
サイズ形式・目安は10MB以下
・理想は5MB以下

「MP4」形式は、圧縮率が高くて、画質を美しく保ちつつファイルサイズを抑えられるので、幅広く使用されています。

大半のブラウザでサポートされていて、ユーザーがどのデバイスから視聴しても比較的スムーズに再生できる点がポイント。

ホームページ作成にも最適な形式といえるでしょう。

「WebM」は、ChromeやFirefoxなどのブラウザに最適な形式です。

ただし、「MP4」に比べて対応可能ブラウザが限られているので、他の形式との併用が必要な場合もあります。

「OGG」は、ソースコードが一般公開されていて無償利用できる「オープンソース形式」です。

しかし、利用範囲が狭い傾向にあるので、ホームページ作成ではMP4やWebMを使用した方がよいでしょう。

ファイルサイズは5MB以下が理想とされています。

なお、youtubeなどの外部リンクで埋め込めば、ファイルサイズを気にする必要はありません。

ファイルサイズを落とせない場合は、YouTubeを活用して動画を埋め込むとよいでしょう。

読み込み速度

動画を埋め込むと、サイトの読み込み速度が遅くなる可能性があります。

読み込みが遅いと、その時点で閲覧を諦めるユーザーも増えるので、読み込み速度にはこだわりましょう。

動画の読み込み速度を改善するには、以下の方法がおすすめです。

  • 動画のファイルサイズを5MB以下にする
  • 動画の遅延読み込み(Lazy Load)を実装する

動画ファイルの理想的なサイズは5MB以下なので、できるだけ動画のファイルサイズを軽くして、読み込み速度を速くしましょう。

動画の遅延読み込み(Lazy Load)を実装するのもおすすめです。

遅延読み込み(Lazy Load)を利用すると、ユーザーが動画に到達したタイミングで再生されるので、最初のページ読み込み時間を短縮でき、ページ全体の表示速度が向上します。

HTMLタグに「loading=”lazy”」と追記するだけ使えるので、実践してみてください!

著作権

動画を埋め込む際には、著作権に注意しましょう。

「他人の著作物をアップロードする」と著作権侵害にあたる可能性が高いからです。

著作権侵害をせずに動画を自社ホームページに掲載するには、埋め込みコードを取得するのがおすすめ。

埋め込みコードを利用すれば、動画自体を掲載したのではなく、URLやHTMLコードを貼ったことになるので、著作権侵害にならないのです。

また、ご自身で制作した動画を埋め込む際は、著作権はご自身が保持しているので問題ありません。

一方、動画制作会社などに制作を依頼した場合は、著作権が会社側に帰属する可能性があるので、著作権の帰属先を決めて、うっかり著作権侵害をしないようにしましょう。

セキュリティ

動画を埋め込んで使用すると効率的に情報発信ができるので、メリットが多いです。

しかし、知識がない状態でむやみに動画を埋め込むと、機密情報が洩れてしまうなどのトラブルが発生する可能性があります。

そのため、セキュリティ機能を駆使して、情報漏洩を防ぐのが大切です。

ここでは、企業でよく用いられるセキュリティ機能をご紹介します。

セキュリティ機能特徴
再生ドメイン制限・指定したサイト上でしか再生できない機能
・外部サイト上に貼り付けられても再生されない
IPアドレス制限・IPアドレスを持つユーザーのみアクセス可能な機能
・視聴者を制限できる
ワンタイム配信・再生回数の制限ができる機能
・再生回数制限があるので、長期的な被害が出づらい

情報漏洩したくない動画がある場合は、これらの機能を駆使して、セキュリティを強化させましょう。

動画活用事例

ここからは、動画活用事例を以下3つに分けて解説します。

  • 企業サイトの事例
  • ECサイトの事例
  • LPの事例

それでは1つずつ見ていきましょう。

企業サイトの事例

企業サイトで動画を活用している事例のひとつが、「日清食品グループ」です。

日清食品グループでは、公式ホームページのトップに商品が数多く表示され、その中で気になる商品をタップすると、動画のリンクに飛べるスタイルになっています。


引用元:日清食品グループ公式サイト

ページそのものにインパクトがあり、ゲーム感覚で閲覧できるところがポイントです。

動画にはちゃんとした情報が含まれているので、ユーモアとの絶妙なバランスが強みといえるでしょう。

ECサイトの事例

ECサイトで動画を活用している事例のひとつが、総合ECサイト「Shel’tter WEB STORE」です。

インスタライブなどのSNSで発信した動画を、アーカイブとして公式ホームページにも掲載しています。


引用元:Shel’tter WEB STORE公式サイト

スタッフが新作商品を着用しながら、商品解説をする内容の動画が多いです。

SNSで動画を拡散しつつ、公式ホームページを閲覧した人にも動画が届くように工夫されています。

LPの事例

LPで動画を活用している事例のひとつが、みそ汁の製造販売を行う「マルコメ株式会社」です。

マルコメ株式会社で使用されている動画は、「おいしいおみそ汁の作り方」を紹介する内容。

おしゃれなキッチンで女性がお味噌汁を作っている様子が映し出されます。


引用元:マルコメ株式会社公式サイト

強制的に商品購入を促す印象がなく、自発的に「お味噌汁飲みたいな。お味噌買おうかな」と思わせる魅力があるところがポイントです。

よくある質問

ここからはよくある質問について、以下3つに分けて解説します。

  • 動画を載せる際の費用は?
  • 動画の著作権はどうなりますか?
  • 動画の最適な長さは?

それでは1つずつ見ていきましょう。

動画を載せる際の費用は?

動画を載せる際の費用(動画制作費用)は、動画の長さ・ジャンルによって異なりますが、一般的には以下の通りです。

動画のジャンル費用相場
配信用動画5万円~15万円
セミナー動画20万円~80万円
お客様の声・インタビュー動画30万円~100万円
商品・サービス紹介動画30万円~100万円
会社・事業紹介動画50万円~200万円
採用動画100万円~200万円

なお、実写動画の場合はキャスト費・カメラマン費用などの人件費がかさむので、アニメーション動画より高額になるケースが多いです。

自社のスタッフを起用するなどの工夫をして費用を削減しましょう。

動画の著作権はどうなりますか?

制作会社に依頼した場合は、制作会社側に著作権が帰属するケースが多いです。

動画を使用する際はクレジットを明記する・素材の加工をしないなど、利用条件を守って使用しましょう。

ご自身で動画制作する際も、音楽や効果音に著作権が発生する場合があるので、フリー音源か確認するのが大切です。

著作権が発生する楽曲を使用する際は、音楽著作権の管理団体や著作者に申請を行うなど、正しい手順を踏んで使用しましょう。

動画の最適な長さは?

公式ホームページに埋め込む動画の最適な長さは、30秒程度〜2分程度とされています。

2分以上の動画になると飽きられてしまう可能性があるので、短く簡潔にまとめて、端的にメッセージを伝えましょう。

まとめ

本記事では、ホームページに動画を載せる方法についてご紹介しました。

本記事をまとめると以下の3点になります。

  • ホームページに動画を載せると集客力・成約率アップに繋がる
  • ホームページに動画を載せるなら動画共有サイトの利用がおすすめ
  • 動画のファイルサイズは5MB以下が理想

動画を公式ホームページに載せると、視聴維持率が上がり、情報を的確に届けられます。

売上拡大に力を入れたい方は、積極的に動画制作を行うとよいでしょう!

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その中で商品紹介や企業PRを行えば、より多くのユーザーにリーチできるため、短い動画でもインパクトを与えられます。


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