ホームページに動画を埋め込む方法と成果を出す活用術【mp4/YouTube】

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ウェブサイトを訪れたユーザーを惹きつけ、離脱を防ぐための最も強力なツールの一つが動画コンテンツです。

企業や商品の魅力をわずか数秒で伝えられる動画は、もはや「あると良いもの」ではなく「必須のコンテンツ」といえるでしょう。

しかし、ただ動画を埋め込めば良いというわけではありません。

埋め込んだ動画を単なる飾りにせず、どのように売上や問い合わせに結びつけるかが重要です。

本記事では、ホームページに動画を埋め込む方法や成果を出す活用術まで、詳しく解説していきます。

ぜひ、あなたのウェブサイトの成果向上にお役立てください。

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目次

ホームページに動画を載せるメリットとデメリット

ホームページに動画を載せるメリットとデメリットには、どのようなものがあるでしょうか。

本記事では、以下の4つについて解説していきます。

  • メリット1:情報伝達量が圧倒的に多い
  • メリット2:コンバージョン率(CVR)の向上
  • メリット3:SEO評価とブランディング効果
  • デメリット:表示速度の低下や制作コスト

それぞれ、1つずつ確認しましょう。

メリット1:情報伝達量が圧倒的に多い

動画はテキストや静止画に比べて、圧倒的な情報量を短時間で伝えることが可能です。

一般的に1分間の動画で伝えられる情報は、ウェブページのテキスト約3,600ページ分にも相当すると言われています。

複雑なサービスや商品の機能、企業理念や製造プロセスなどを、映像・音声・テロップを組み合わせて視覚的に示すことで、訪問者の理解度と納得感を飛躍的に高められます。

これにより、長文を読むのが苦手なユーザーでも、瞬時にサービスの本質を把握することができます。

メリット2:コンバージョン率(CVR)の向上

動画をウェブサイトに掲載することは、コンバージョン率(CVR)の向上に繋がります。

コンバージョン率とは、サイト訪問者が実際に商品購入や問い合わせ、資料請求といった特定の行動に至った割合のことです。

特にランディングページ(LP)や商品詳細ページに動画を置くことで、訪問者の不安や疑問を解消することができます。

その結果、ユーザーは購入や問い合わせといった具体的な行動に移りやすくなるのです。

メリット3:SEO評価とブランディング効果

ホームページに動画を埋め込むことで、SEO評価やブランディング効果を大きく向上させることが可能です。

まず、SEO(検索エンジン最適化)の観点です。

ウェブサイトに動画を設置すると、訪問者の興味を引きつけるため、サイトの滞在時間が長くなります。

Googleをはじめとする検索エンジンは、ユーザーが長く留まるコンテンツを「有益で価値ある情報」だと判断し高く評価します。

この評価が高まることで、ウェブサイト全体の検索順位が向上しやすくなるという好循環が生まれやすくなるのです。

また、動画はブランドのメッセージや価値を直感的に伝える手段となり、ユーザーに強い印象を与えることができます。

これにより、訪問者の間で信頼性や親近感が生まれやすくなり、競合他社にはない強固で魅力的なブランドイメージを確立することが可能です。

デメリット:表示速度の低下や制作コスト

ホームページに動画を埋め込む際の主なデメリットは、表示速度の低下と制作コストです。

動画ファイルは、テキストや画像に比べて容量が大きいです。

そのためページに直接埋め込むと読み込みに時間がかかり、結果的にユーザーの離脱率を高めてしまうリスクがあります。

これを避けるためには、YouTubeなどの外部プラットフォームを利用するか、ファイルを適切に圧縮するなどの対策が必要です。

また、質の高い動画を制作するには、企画・撮影・編集に時間と費用(コスト)が発生するため、費用対効果を慎重に検討する必要があります。

【目的別】ホームページで活用できる動画の種類

動画には企業やサービスを広く紹介するものから、製品の具体的な使い方を説明するものまで、さまざまな種類と役割があります。

重要なのは、ウェブサイトで達成したい目標(例:認知度向上、問い合わせ獲得、採用強化)に合わせて、最適な種類の動画を選ぶことです。

本記事では、ホームページで活用できる動画の種類として、以下の4つをご紹介します。

  • 商品・サービス紹介動画
  • 会社紹介・採用動画
  • お客様の声・導入事例動画
  • 使い方・マニュアル動画(How to動画)

それでは、1つずつ見ていきましょう。

商品・サービス紹介動画

この動画は、ウェブサイトで製品やサービスの魅力を伝えるのに効果的です。

テキストや静止画だけでは分かりづらい機能や操作方法、利用シーンを視覚的に解説します。

詳細は以下表の通りです。

項目詳細
概要・商品・サービスの特徴・機能・導入メリットを深く伝える動画
・購入を迷っている方や詳細を知りたい方向け
特徴・商品使用時の擬似体験を提供できる
・購入後のイメージが湧きやすい
・直感的に魅力を理解させる
・購入意欲を高める
商品紹介動画具体例株式会社ミノウラ 商品紹介動画

購入を迷っている方にも、実際に使用した際のイメージを提供し、購入意欲を促進することができます。

会社紹介・採用動画

この動画は、企業の理念やビジョン、そして働く人の魅力を伝える役割を果たします。

詳細は以下表の通りです。

項目詳細
概要・企業の理念・ビジョンや文化、働く人の魅力を伝える動画
・顧客、株主、求職者など幅広い層が対象
特徴・感情に訴えかけることで、企業への信頼感や親近感を高める
・企業ブランディングと採用活動を同時に強化可能
会社紹介動画具体例株式会社THE DOG COMPANY 会社紹介動画

単なる事業説明ではなく、「なぜこの会社で働くのか」「企業が社会に提供する価値」をストーリーテリングを通じて表現します。

これにより、顧客には信頼感や共感を、求職者には強い動機付けとなるでしょう。

ウェブサイトの「会社概要」や「採用情報」ページに埋め込むことで、企業のイメージを深く印象付け、優秀な人材の獲得が期待できます。

お客様の声・導入事例動画

この動画は、商品やサービスの効果を「顧客視点」で具体的に証明することで、信頼性(エビデンス)と説得力を飛躍的に高める役割を果たします。

詳細は以下表の通りです。

項目詳細
概要・サービス導入企業や顧客の生の感想や成功事例を紹介する動画
・導入を検討している見込み客向け
特徴・顧客視点のリアリティが、企業発信の情報よりも高い信頼性を生む
・不安解消と共感の獲得ができる
お客様の声・導入事例動画クールフライヤー 導入事例とお客様の声

実際にサービスを導入したお客様のリアルな声や、導入前後の具体的な変化を映像で見せることで、検討中の訪問者の不安を解消します。

特に「成果が出るか不安だ」と感じている層に対して、共感と安心感を提供し、競合他社との差別化に繋がります。

使い方・マニュアル動画(How to動画)

How to動画とは、商品やサービスの操作方法や扱い方を説明する動画です。

詳細は以下表の通りです。

項目詳細
概要・商品・サービスの使い方や、作業手順を説明した動画
・製品マニュアル・業務マニュアル・料理のレシピなどがある
特徴・難しい説明書やマニュアル・写真・文章よりも理解しやすい
・取扱説明書を同封する必要がない
How to動画具体例ヤマ亮横井製陶所 鋳込み工程解説動画

How to動画に飛べるQRコードを製品に貼っておくなどの工夫をすれば、紙媒体の説明書を同封しなくても、製品の使い方が分かります。

印刷コストを削減できる点がポイントです。

ホームページに動画を埋め込む具体的な方法3選

ウェブサイトに動画を掲載したいものの、「どう埋め込むのが最適か?」と迷う方は少なくありません。

本記事では、動画を埋め込む具体的な方法として、以下の3つをご紹介します。

  • ①YouTube・Vimeoなど動画共有サイトを利用する
  • ②HTMLのvideoタグでmp4ファイルを直接埋め込む
  • ③ホームページ制作ツール(CMS)の機能を使う

それでは、1つずつ確認していきましょう。

①YouTube・Vimeoなど動画共有サイトを利用する

YouTubeやVimeoなどの動画共有サイトを利用することで、簡単に動画をホームページに埋め込むことができます。

動画共有サイトとは、インターネット上で動画を投稿・視聴できるウェブサイトの総称のことです。

動画共有サイトとしては、以下が挙げられます。

  • Vimeo
  • YouTube
  • Instagram
  • TikTok
  • Facebook Watch

これらのサービスでは、動画をアップロードした後、動画のページから「埋め込みコード」を取得し、それをホームページのHTMLコードに貼り付けるだけで完了です。

埋め込みコードの取得方法は以下の通りです。

YouTubeの場合、動画下の「共有」ボタンをクリックし、「埋め込む」を選択することでコードが表示されます。

Vimeoも同様に、動画ページの「共有」ボタンから「埋め込みコード」をコピーできます。

※今回はYouTubeとVimeoの埋め込みコードの取得方法をご紹介していますが、他のサイトでもほぼ同じ手順で取得可能です。

②HTMLのvideoタグでmp4ファイルを直接埋め込む

MP4ファイルを直接ホームページに埋め込むには、HTMLの<video>タグを使用する方法があります。

動画をWebサイトに埋め込むための、基本的なHTMLコードは以下の通りです。

<video src=”sample.mp4″ controls></video>

属性(controls)の部分には、自動再生をする・繰り返し再生をするなどの情報を入れます。

以下に具体例をまとめました。

  • 自動再生:<video src=”video.mp4″ autoplay muted></video>
  • 再生/一時停止:<video src=”video.mp4″controls></video>
  • 繰り返し再生:<video src=”video.mp4″ autoplay muted loop></video>

他にもさまざまな属性がありますので、必要な属性を追加してHTMLコードを作成しましょう。

③ホームページ制作ツール(CMS)の機能を使う

ホームページ制作ツールやCMS(コンテンツ管理システム)を活用することで、動画の埋め込みが簡単に行えます。

多くのCMSには、動画を簡単に埋め込める機能がついています。

これを使う事で、HTMLの知識も必要なく直感的な操作だけで、動画を配置する事が可能です。

初心者でも簡単に高品質な動画コンテンツをサイトに追加することができ、制作時間の短縮にも繋がります。

ホームページ動画で成果を出すための5つのポイント

ウェブサイトに動画を埋め込んだら、次に重要になるのが「その動画でいかに成果を出すか」です。

本記事では成果を出すためのポイントとして、以下の5つをご紹介します。

  • ①動画を載せる目的とターゲットを明確にする
  • ②ファーストビューでユーザーの心を掴む
  • ③CTA(行動喚起)を設置し次のアクションに繋げる
  • ④スマートフォンでの表示に最適化する
  • ⑤公開後は分析ツールで効果測定を行う

それでは、1つずつ見ていきましょう。

①動画を載せる目的とターゲットを明確にする

動画制作で成果を出すための最初のステップは、「目的」と「ターゲット」を明確にすることです。

動画を載せる目的が曖昧だと、伝えたい事がブレてしまい、制作効率や最終的な効果が低下します。

制作目的の例としては、「企業認知度の拡大」「ブランドイメージの構築」などが挙げられます。

次に、動画を届けたいターゲット層を明確にしましょう。

ターゲットを「不特定多数」ではなく、「一人の具体的な人物」としてイメージすると、動画のコンセプトや構成が格段に浮かびやすくなります。

年齢、性別、居住地、趣味といった細かい情報まで設定することで、訴求したいメッセージの軸がブレず、視聴者に響く動画が作成可能です。

②ファーストビューでユーザーの心を掴む

ファーストビュー動画はウェブサイトを開いたときに、最初に表示される短い動画です。

ユーザーはその動画を見るかどうか、数秒で判断するとされています。

なので最初の3秒以内に興味を引けなければ、すぐにサイトから離脱してしまうのです。

そのため、冒頭で心を掴む工夫が不可欠です。

まず、ターゲットの「悩み」や「課題」を即座に提示し、視聴者が共感できるようにします。

続いて、その問題を解決するための「ベネフィット」を直感的に伝える映像を見せましょう。

製品やサービスの最も魅力的な機能や特徴を、視覚的に強調することで、ユーザーがさらに見たくなるように仕向けます。

③CTA(行動喚起)を設置し次のアクションに繋げる

動画を単なるコンテンツで終わらせず、成果に繋げるためには、CTA(Call to Action:行動喚起)の設置が不可欠です。

視聴者が動画でサービスへの理解や興味を高めた後、次に何をすべきかを明確に示さなければ、そのまま離脱してしまうでしょう。

動画の最後や途中に、「資料請求はこちら」「無料相談を予約する」といった明確なボタンやリンクを設置してください。

この導線の設計こそが、動画を「集客ツール」に変えていくのです。

④スマートフォンでの表示に最適化する

ウェブサイトの訪問者の多くは、スマートフォンからアクセスしています。

そのため、動画がPCだけでなくスマホ画面で正しく、快適に表示されるよう最適化することが必須です。

具体的には、動画のアスペクト比(縦横比)がスマホの縦長画面で崩れていないかを確認し、画面のサイズに合わせて調整しましょう。

また、モバイル環境では通信速度が遅い場合があるため、動画ファイルを極力軽量化するなどの配慮が必要です。

⑤公開後は分析ツールで効果測定を行う

動画広告を公開した後は、必ず分析ツールを使って効果測定を行いましょう。

Google Analyticsなどの分析ツールを使うと、視聴回数、エンゲージメント率、コンバージョン率などのデータを取得できます。

これにより、視聴者の反応や行動を細かく把握し、どの部分が効果的だったのか、どこで視聴者が離脱したのかを分析することができます。

この情報をもとに、次回の動画広告の内容やターゲティング、配信時間などを最適化することが可能です。

効果測定を定期的に行い、改善を繰り返すことで、動画広告の効果を最大限に引き出すことができます。

動画埋め込みの注意点

ここからは動画埋め込みの注意点について、以下の3つに分けて解説します。

  • ページの表示速度が遅くならないか(動画の重さ対策)
  • 著作権・肖像権を侵害していないか
  • 動画制作を外注する際は契約内容をよく確認する

それでは1つずつ見ていきましょう。

ページの表示速度が遅くならないか(動画の重さ対策)

動画をホームページに直接埋め込む際、重要な注意点がページの表示速度の低下です。

動画ファイルは容量が非常に大きいため、読み込みが遅いとユーザーの離脱を招きます。

これを防ぐための具体的な対策を、以下の2つです。

対策
①ファイル形式とサイズで軽量化を図る
②遅延読み込み(Lazy Load)を実装する

【①ファイル形式とサイズで軽量化を図る】

動画のファイルサイズは理想を5MB以下、目安を10MB以下に抑えましょう。

そのためには、ファイル形式の選定が重要です。

以下の表に詳細をまとめました。

形式特徴
MP4・主流形式
・圧縮率が高い
・画質を保ちつつファイルサイズを抑えられる
・最も幅広く使用されている
WebM・Google推奨形式
・高品質でサイズが軽量
OGG・オープンソース形式
・利用範囲が狭く汎用性に欠ける

特にMP4形式は、圧縮率と汎用性のバランスが取れており、ホームページ作成に最適です。

「WebM」はChromeやFirefoxに最適な形式ですが、MP4に比べて対応ブラウザが限られているため、他の形式との併用が必要な場合があります。

「OGG」はオープンソースで無償利用可能ですが、利用範囲が狭いため、ホームページではMP4やWebMの使用が推奨されます。

【②遅延読み込み(Lazy Load)を実装する】

動画を埋め込むと、サイトの読み込み速度が遅延する可能性があります。

動画の読み込み速度を改善するには、遅延読み込み(Lazy Load)の実装が非常に有効です。

遅延読み込みを活用すると、ユーザーが動画の表示位置までスクロールした時点で、初めて再生が始まります。

これにより、ページの初回読み込み時間が短縮され、全体的な表示速度が向上します。

HTMLの**<video>タグ**にloading=”lazy”と追記するだけで簡単に実装可能です。

著作権・肖像権を侵害していないか

動画をホームページに掲載する際、著作権と肖像権の侵害は最も注意すべき法的リスクです。

まず著作権についてですが、他人の動画やBGM(音楽)、画像などを無断で使用・アップロードすると、著作権侵害にあたります。

これを避けるには、「埋め込みコード」を利用しましょう。

これにより動画自体ではなく、あくまでリンク(URLやHTMLコード)を掲載したことになり、著作権侵害のリスクを減らせます。

次に肖像権です。

動画に第三者(社員や一般の通行人など)の顔や姿が映っている場合は、本人の許可なく公開すると肖像権侵害になる可能性があります。

動画制作時には、必ず出演者全員から利用許諾を得るか、個人が特定されないようぼかし加工を施すなどの配慮が必要です。

権利侵害は大きな問題に発展するため、使用する全ての素材について権利関係を事前に確認しましょう。

動画制作を外注する際は契約内容をよく確認する

動画制作を外注する際、トラブルになりやすいのが契約内容に関する認識のズレです。

特に以下の3点は契約書で必ず確認しましょう。

注意点
①著作権の帰属
②修正回数と費用
③納期と納品形式

動画制作の際には、著作権の帰属について明確にすることが重要です。

制作した動画の著作権が自社に帰属するのか、それとも制作会社が保持するのかを確認しておくことは、後々の二次利用や修正の際に大きな影響を与えます。

また無償で行える修正の回数や、その後の追加費用についても事前に確認しておくべきです。

これにより、追加の修正が必要になった場合でも予算管理がしやすくなります。

さらに、完成した動画の納品日や使用するファイル形式(例:MP4)についても、契約時に明確に定義されているか確認することが重要です。

動画活用事例

ここからは、動画活用事例を以下3つに分けて解説します。

  • 企業サイトの事例
  • ECサイトの事例
  • LPの事例

それでは1つずつ見ていきましょう。

企業サイトの事例

企業サイトで動画を活用している事例のひとつが、「日清食品グループ」です。

日清食品グループでは、公式ホームページのトップに商品が数多く表示され、その中で気になる商品をタップすると、動画のリンクに飛べるスタイルになっています。


引用元:日清食品グループ公式サイト

ページそのものにインパクトがあり、ゲーム感覚で閲覧できるところがポイントです。

動画にはちゃんとした情報が含まれているので、ユーモアとの絶妙なバランスが強みといえるでしょう。

ECサイトの事例

ECサイトで動画を活用している事例のひとつが、総合ECサイト「Shel’tter WEB STORE」です。

インスタライブなどのSNSで発信した動画を、アーカイブとして公式ホームページにも掲載しています。


引用元:Shel’tter WEB STORE公式サイト

スタッフが新作商品を着用しながら、商品解説をする内容の動画が多いです。

SNSで動画を拡散しつつ、公式ホームページを閲覧した人にも動画が届くように工夫されています。

LPの事例

LPで動画を活用している事例のひとつが、みそ汁の製造販売を行う「マルコメ株式会社」です。

マルコメ株式会社で使用されている動画は、「おいしいおみそ汁の作り方」を紹介する内容。

おしゃれなキッチンで女性がお味噌汁を作っている様子が映し出されます。


引用元:マルコメ株式会社公式サイト

強制的に商品購入を促す印象がなく、自発的に「お味噌汁飲みたいな。お味噌買おうかな」と思わせる魅力があるところがポイントです。

よくある質問

ここからはよくある質問について、以下4つに分けて解説します。

  • 動画を載せる際の費用は?
  • 動画が重い・再生されない時の対処法は?
  • YouTube以外でおすすめの動画プラットフォームは?
  • 埋め込み動画を自動再生させることはできますか?

それでは1つずつ見ていきましょう。

動画を載せる際の費用は?

動画を載せる際の費用(動画制作費用)は、動画の長さ・ジャンルによって異なりますが、一般的には以下の通りです。

動画のジャンル費用相場
配信用動画5万円~15万円
セミナー動画20万円~80万円
お客様の声・インタビュー動画30万円~100万円
商品・サービス紹介動画30万円~100万円
会社・事業紹介動画50万円~200万円
採用動画100万円~200万円

なお、実写動画の場合はキャスト費・カメラマン費用などの人件費がかさむので、アニメーション動画より高額になるケースが多いです。

自社のスタッフを起用するなどの工夫をして費用を削減しましょう。

動画が重い・再生されない時の対処法は?

ホームページに埋め込んだ動画が重い、または再生されない場合、主な原因はファイル容量の大きさかブラウザのバージョンが古いなどが考えられます。

重たい場合の対処法は、YouTubeやVimeoなどの外部プラットフォームを利用し、その埋め込みコードを使うことです。

これにより、自社サーバーの負荷と再生問題を解消できます。

直接埋め込む場合は、動画ファイルを理想5MB以下に圧縮し、MP4形式に統一することが必須です。

さらに、HTMLで遅延読み込み(Lazy Load)を設定し、ユーザーが動画に到達した時だけ読み込むようにすれば、ページの表示速度の低下を防げます。

ブラウザのバージョンが古い場合は、アップデートやソフトウェアの更新を試してみましょう。

YouTube以外でおすすめの動画プラットフォームは?

ウェブサイトに動画を埋め込む際、集客力を重視するならYouTubeが有力です。

「広告を表示させたくない」「ブランドイメージを重視したい」といった企業目的がある場合は、他のプラットフォームも検討しましょう。

以下におすすめの代表的なプラットフォームを紹介します。

プラットフォーム特徴
Dailymotion・世界的に有名な動画配信サービスの一つ
・高い安全性が認められている
・多様で充実した動画コンテンツを提供している
Vimeo ・プロフェッショナルなクリエイターや企業向け
・広告なしで高品質な配信が可能
・柔軟なカスタマイズ対応が特徴
TikTok・短い動画コンテンツに特化
・主に若年層に支持されている
・多様なユーザー層へのアプローチが可能

各プラットフォームはそれぞれ独自の特徴を持ち、目的に応じた最適な選択肢となります。

自社の目的やターゲットに合わせて、適切なプラットフォームを選びましょう。

埋め込み動画を自動再生させることはできますか?

自動再生は可能ですが、いくつかの条件を満たす必要があります。

自動再生を有効にするには、HTMLの<video>タグまたは埋め込みコードに、必ず「ミュート(muted)」属性を含める必要があります。

また、YouTubeなどの外部サイトを利用する場合は、埋め込みURLの末尾にautoplay=1&mute=1といったパラメータを追加することで実現可能です。

まとめ

本記事では、ホームページに動画を埋め込む方法や成果を出す活用術などについて、解説してきました。

本記事をまとめると以下の3点になります。

  • ホームページに動画を載せるメリットは、コンバージョン率(CVR)の向上が期待できる
  • ホームページに動画を埋め込むなら、動画共有サイトの利用がおすすめ
  • 成果を出すためには、動画を載せる目的とターゲットを明確にする

動画の埋め込みは、単なるコンテンツ追加にとどまらず、効果的に活用することでサイト全体のパフォーマンス向上に繋がります。

目的に合った動画配信方法を選び、ターゲットに響く内容を提供することが重要です。

今後の活用に向けて、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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