動画広告との2段階活用で、体験発表会の参加者が1.7倍に!「難しいテーマ」を伝える温かな戦略
杉並児童相談所 フォスタリング機関 里親子サポーターともさぽ
山田愛弓さん、杉井麻彩さん
※インタビュー動画と実際の「お絵かきムービー®はページ下部をご覧ください。
Point
課題
- 「里親」というと小さい子を育てるイメージが強く、「大きい子の里親」の存在も知ってほしかった
- 既存の3分動画は関心のある人には届くが、そうでない人には長く、活用しきれていなかった
- 社会的養護というセンシティブなテーマを、リアルになりすぎずに伝えたかった
効果
- 15秒の動画広告からホームページへ誘導する設計により、里親体験発表会の参加者数が1.7倍に増加(R5年度比)
- 動画広告で約26.6万回のインプレッションと1,196件のクリックを獲得
- 参加者が事前に動画で理解を深めるため、具体的なイメージや質問を持って説明会に来るようになった
- YouTube広告やポスターなどでキャラクターを統一したことで、地域の人から「見たことある!」と声がかかり親近感を生んだ
「お絵かきムービー」の良さ
- 実写映像のようにリアルになりすぎず、温かさや悲しさを丁度よく伝えられる
- 統一されたキャラクターを展開することで、地域の中に既視感や安心感を作れる
- 難しいテーマでも、「お絵かきクリエイター®」が深く理解して形にしてくれる
「大きい子の里親」の存在を知ってほしい
杉並区と武蔵野市を管轄する
杉並児童相談所のフォスタリング機関「ともさぽ」。
里親制度の普及から、
里親の登録、子どもとのマッチング、子育ての伴走、
そして自立後のフォローまでをサポートしています。
しかし、「里親」という言葉から一般的にイメージされるのは
「小さい子を長期的に育てる」こと。
「大きい子の里親」の存在も知ってほしいという思いから、
今回はハルトくんという大きい子を題材にした
「お絵かきムービー®」の制作を依頼されました。
「本当に『こういう子をサポートしてくれる里親さんが増えればいいな』と、
作った作品を見て率直に思いました。
私たちはメリットをすごく感じています」
3分動画では届かない層へ、15秒広告からの導線設計
以前制作した3分動画は、
里親や社会的養護の現状を深く知ってもらうためには有効でしたが、
まだ関心の薄い層には「長い」という課題がありました。
また、前年度はホームページが整っておらず、
せっかくの動画を活かしきれていませんでした。
そこで今回は、「15秒」の短い動画広告を複数パターン制作。
YouTube広告などで興味を持った人をホームページへ誘導し、
そこで3分動画をしっかり見てもらうという「2段階」の導線を設計しました。
「15秒動画の広告から来てくれた人が、
ホームページで理解を深めた状態で説明会に来てくれました。
動画のおかげで、一歩先の人たちが来てくれたんです」
事前に動画で物語に触れることで、
具体的なイメージや質問を持って説明会に参加する人が増え、
昨年度よりもずっと効果的だったと確かな手応えを感じられています。
数字で見る成果
今回のYouTube広告では、
限られた期間と予算の中で確かな数値的成果を上げています。
- インプレッション(表示回数):266,750回
- クリック数:1,196件 (CTR 0.45%、CPC 166円)
- 養育家庭(里親)体験発表会の参加者数
:▶︎1.7倍に増加(R5年度とR7年度の比較)
里親制度は、
「検討期間が長い」
「制度理解に時間を要する」
「心理的・生活的ハードルが高い」といった特性を持ち、
即時的な行動転換が起こりにくい分野であるものの、
最初のタッチポイントとして約26.6万回表示され、
「お絵かきムービー®」を通じて
心理的ハードルを下げながら制度への理解を深めてもらったことは、
中長期的な大きな種まきとなっていると言えます。
その証明として、イベント参加者数は1.7倍に増加しました。

「見たことある!」統一されたキャラクターが生む既視感
「お絵かきムービー®」のキャラクターは、
動画だけでなく、
駅のデジタルサイネージやポスターなどにも展開されました。
朝起きてから寝るまで、
駅や電車、SNS、YouTubeなど、
生活の様々な場面で同じキャラクターを目にする広報戦略を実施。
施設職員や里親さん、
地域の人たちから「見たことある!」という嬉しい声が多数寄せられました。
「バラバラなものを作るのではなく、
統一して全部同じキャラクターでやったのはすごく良かった。
皆さんの中に『どこかで見たかわからないけれど、
なんとなくこれ知ってるな』という既視感を作れました」
🔻駅のデジタルサイネージ


🔻コンビニ前のモニターで動画を放映

🔻電車内広告

リアルになりすぎない「お絵かき」の温かさ
「お絵かきムービー®」ならではの強みも感じています。
「実写の映像だとリアルになりすぎちゃうところを、
お絵かきという温かい感じと、
リアルになりすぎないところが良かったです。
その表情の一つひとつで、温かさも悲しさも、
いい感じに伝えてくれる」
また、社会的養護という難しいテーマにもかかわらず、
専門的な本を読んだり自ら検索したりして深く理解し、
短い期間で仕上げてくれた「お絵かきクリエイター®」の真摯な対応にも、
感謝の言葉をいただきました。
「お絵かきムービー®」をおすすめしたい人
里親制度のような、
まだ世間に広く知られていない
活字やポスターだけでは伝わりにくい制度や活動を広めたい団体にとって、
「お絵かきムービー®」は非常に有効です。
映像を通してイメージを湧きやすくし、
実写にはない温かみで重いテーマも受け入れやすくする。
「言葉だけでは伝わりにくい」
「もっと本質を理解してほしい」
と悩む企業や個人事業主の方にとって、
「お絵かきムービー®」は、視聴者の心を動かし、
次の行動へとつなげる強力なツールとなるでしょう。