インフォグラフィック動画とは?作り方や活用事例も紹介!
動画制作の場面において、もっと分かりやすく伝えたいと考えたことはありませんか?
誰にでも分かりやすい動画作りに便利なのが、インフォグラフィックです。
インフォグラフィックを使えば、情報が視覚的に伝わるため、視聴者の記憶に残りやすく売上や認知度アップが期待できます。
こちらのページでは、インフォグラフィックの概要はもちろん作り方や活用事例まで紹介します。
分かりやすい動画制作に悩んでいる方、必見です!
インフォグラフィックの概要と種類
インフォグラフィックとは、「information(情報)」と「graphic(描画・図)」を組み合わせた造語です。
言葉や数字だけでは伝わりにくい情報を「整理」「分析」「編集」し、写真やイラスト、グラフなどで表現する手法を言います。
テキストとして受け取るには情報量が多い場合にも、明確に伝わり、かつ記憶に残りやすいといったメリットがあります。
具体的には以下のような8種類に分類されます。
- ピクトグラム
- チャート
- ダイアグラム
- リスト
- フローチャート
- 相関図
- 年表
- 地図
インフォグラフィックは広告やビジネス資料、SNSなど様々な場所で使われているため、どこかで目にしたことがあるかもしれません。
どのようなものなのか以下で紹介していきますね。
ピクトグラム
ピクトグラムは、絵やイラストで情報を表現する手法です。
単純な視覚記号で情報を伝えるため、多言語に対応しており、子供から大人まで誰にでも分かりやすいのが特徴です。
そのため、道路交通標識や駅の案内板、非常口の表示などに用いられています。
2020年の東京オリピック開会式でも大きな注目を集めたピクトグラムですが、1964年の東京オリンピックから世界に広まったと言われています。
チャート
チャートは、数値をグラフや図表などを使って表現する手法です。
調査結果や研究の内容など情報量の多い時にチャートを用いることで、視覚的に伝わりやすくなります。
ただし、円グラフや棒グラフ、折れ線グラフなど様々な種類があるため、その時々で適した表現方法を選択する必要があります。
ダイアグラム
ダイアグラムは、イラストや幾何学図形を用いて情報を伝える表現方法です。
比較分析や分類表を作成するのに適しており、人口分布やマーケティングデータの紹介といった場面でも活用されています。
数値だけでは伝わりにくい部分も、視覚的に情報を受け取ることで、より理解しやすくなります。
リスト
リストはランキングのように、伝えたいことを箇条書きにして伝えるインフォグラフィックです。
短いキーワードを並べるリストは、情報量が多くても分かりやすく見せられるのが特徴。
ポスターや広告はもちろん、ブログ記事やSNSなどでも活用できます。
フローチャート
作業の流れや手順、課題解決に向けたアプローチ方法などを表すのに適したインフォグラフィックです。
一つ一つのステップを箇条書きのように短い言葉にまとめ、順に並べていきます。
少し難しい工程であっても、明確かつ簡単に説明されるため、抵抗感なく受け取りやすいといったメリットがあります。
相関図
物事の相関関係を表したのが、相関図です。
複雑な関係にあるデータも、関連性やパターンによって分類し まとめることで、全体を理解しやすくなります。
相関図は人物や要素間の関係を明確にできるといった特徴があり、ビジネスの面でも多いに役立ちます。
例えば、商品の購入者を年齢や性別、居住地といったカテゴリーや購買履歴などで分類してみましょう。
各グループ別に、ライフスタイルや家族構成など一定の特徴が見えてくるかもしれません。
相関図により何か特徴や傾向が分かれば、各グループに適した宣伝方法や販促を考えることができますね。
年表
年表は、起こった物事を時系列で分類した図です。
会社概要やプロジェクトの進捗状況などを表すのに適しています。
過去現在だけでなく、これから目指す方向性を示すこともできます。
これまで積み上げてきた実績や人とのつながりも時系列で理解できるため、初見の情報でも伝わりやすいといったメリットがあります。
地図
地図上に各地のデータや特徴を書き込んだのが、地図を使ったインフォグラフィックです。
情報量が多い場合にも、地図に落とし込むことで一覧で見やすくなるといったメリットがあります。
人口などのランキングのほか、ご当地グルメや方言などの地域性を示すのにも適しています。
ビジネスから、話題としても使える豆知識まで様々な場面で活用することができます。
インフォグラフィックのメリット
文章で伝えるのではなく、インフォグラフィックという形に変換することで以下のようなメリットがあります。
- 情報を伝えやすい
- 多くの情報が伝わる
- 記憶に残りやすい
- 言葉が通じなくても伝わる
インフォグラフィックがビジネスからSNSなど身近な場所まで使われる理由を、一緒に考えていきましょう。
情報を伝えやすい
インフォグラフィック最大のメリットは、情報を伝えやすいという点にあります。
これは人が文字を読みこむよりも、視覚的な情報として取り込んだ方が理解しやすいといった特性によるものです。
文章の場合には読み込む時間がかかってしまうため、途中で離脱してしまう人も出てきます。
しかし、インフォグラフィックを活用すれば、特に重要な部分や見て欲しい数値などのデータもしっかりと伝えられるのです。
文字情報では分かりにくい複雑な部分や、情報量が多くなりすぎて見てもらえなかった部分も、短時間で理解してもらうことができるため、認識度や理解度を上げる上でも欠かせない手法だといえます。
多くの情報が伝わる
インフォグラフィックは、文章ではなく視覚的に情報を伝えます。
そのため、情報量が多い場合にも短時間で効率的に理解してもらえるのが特徴です。
顧客分析や売上推移、企業の歴史など、どうしても情報量が多くなってしまいがちな物事も、抵抗なく受け取ってもらうことができます。
さらに、インフォグラフィック動画になれば、テロップやナレーションなどを加えられるため、より多くの情報を伝えられます。
記憶に残りやすい
情報を視覚的に伝えられるインフォグラフィックは、文字だけで伝える場合と比べて、受け取りやすく記憶に残りやすいといったメリットがあります。
ユーザーの印象に残りやすく、マーケティングに効果的といった面もあるため、商品やサービスをPRする場合にもおすすめの手法です。
また、インパクトのあるビジュアルで表現することができれば、見る人の興味を引きやすく、ターゲット層を広げるのにも役立ちます。
SNSで拡散されれば、一気に多くの人へ情報が届き、企業や商品について知ってもらうきっかけにもなります。
言葉が通じなくても伝わる
インフォグラフィックは、イラストや図などで表現するため、言葉が通じなくても伝わるといったメリットがあります。
日本語を理解できない外国人はもちろん、文字がまだ読めない子供や細かい文字が読みにくい高齢者まで、どんな人にも必要な情報を伝えられます。
例えば道路標識や非常口で使われるピクトグラムのように、直感的に情報を伝えられるのもインフォグラフィックならでは。
さらに色やデザインを意識することで、より効果的に発信したい情報を伝えられるようになります。
インフォグラフィック動画の作り方
実際にインフォグラフィックを用いて動画を作ってみたいと思った人のために、ここからはインフォグラフィック動画の作り方を解説していきます。
インフォグラフィック動画の制作は、以下のような手順で行います。
- テーマを決定する
- データを集める
- レイアウトを決定する
- デザイン要素を加える
- テキストなどを加える
注意点なども含めながら、解説していきますね。
テーマを決定する
まず第一に、テーマを決めましょう。
テーマにはインフォグラフィック動画を制作する目的やターゲットが含まれます。
目的やターゲットによって、動画全体のデザインや内容が異なるためです。
動画制作の大きな目的として、企業名・商品名の認知度や売上アップが挙げられると思います。
こうしたゴールに向けて、どのようにアプローチすれば良いのかを明確にするため、テーマの決定は丁寧に行いましょう。
また、テーマや方向性がしっかりと固まっていないと、修正回数が多くなってしまうなど、制作が長引いてしまう可能性もあります。
制作時間が長くなれば、人件費など制作にかかる費用もかさんでしまいます。
こうしたリスクを最小限に抑えるためにも、テーマの決定では細かい部分までチームで意見共有しておく必要があります。
データを集める
テーマが決定したら、インフォグラフィックにするため必要なデータを集めます。
Webサイトに限定せず、論文や文献も参考にしながら信頼できる情報を集めます。
ある程度情報が集まった段階で、情報の整理を行いましょう。
具体的には、
- 最初に決定したテーマから逸れる内容を省く
- 関連する情報をまとめる
- 強調したい情報をピックアップする
といった作業が挙げられます。
文章と比べて多くの情報を伝えられるインフォグラフィックですが、情報過多になれば伝えたいことが伝わらなかったり、本来の目的と違った伝わり方をする可能性があります。
そうした失敗に終わらせないためにも、情報の取捨選択が大切なのです。
レイアウトを決定する
手書きの絵コンテなどを使ってレイアウトを決定していきましょう。
絵コンテとは、映像作品の撮影前にイメージを具現化するイラストによる表です。
集めたデータをどのような形で見せていくのかといったレイアウトを決定します。
紹介する順番や、一度に盛り込む情報量、配置などを考える作業です。
先ほどお話ししたように、インフォグラフィックにも様々な種類があります。
同じグラフを使う場合でも、円グラフと棒グラフ、折れ線グラフなどがあります。
どうすれば最も効果的に情報を伝えられるかを考えながら、見せ方を選んでいきます。
もちろん複数の種類を組み合わせて制作することも可能ですので、どのインフォグラフィックを使えば効果的に伝わるのかも考えてみましょう。
デザイン要素を加える
レイアウトが決定したら、実際にインフォグラフィック動画の制作に入ります。
メインとなる動画が作れたら、より視覚的に受け入れやすくなるようデザイン要素を加えていきましょう。
例えば、色を付けたり、大きさを調整したりして、特に伝えたい情報が目立つよう加工していきます。
しかし、あまり色が多くなりすぎると反対に情報が伝わりにくくなってしまう点に注意が必要です。
テーマカラー・サブカラー・アクセントカラーを決め、まとまりのある見た目にすることが大切です。
テキストなどを加える
最後に補足情報のテキストなどを加えていきます。
字幕や説明文をつけることで、より理解が深まります。
全体の雰囲気に合ったフォントを選択し、補足情報を載せていきましょう。
特に強調したい部分は、文字の大きさを大きめに設定し、太文字や影文字といった装飾を付けるのがおすすめです。
インフォグラフィック動画におすすめの無料テンプレート
インフォグラフィック動画を作ってみたいけれど、デザインに関する知識がなくて不安という人はテンプレートを活用するのも一つの手です。
そこで、インフォグラフィック動画制作に使える無料テンプレートを3つ紹介します。
まずは以下で紹介する無料テンプレートを配信するサイトについて、簡単に比較してみました。
Adobe Illustrator | Canva | Microsoft 365 | |
---|---|---|---|
料金 | ・無料 ・Adobe Illustrator単体プラン:3,280円/月 ・Creative Cloudコンプリートプラン:7,780円/月 ・学生・教職員向け:2,180円/月 ・法人版:5,080円/月 | ・無料 ・Canvaプロ:11,800円/年 ・Canvaチーム:9000円/年 ・Canvaエンタープライズ:要相談 | ・無料 ・Microsoft 365 Personal :14,900円/年 ・Microsoft 365 Family :21,000円/年 ・Microsoft 365 Business Basic:899円/月 ・Microsoft 365 Business Standard:1,874円/月 など |
インフォグラフィック テンプレート数 | 約12,000件 | 約300件 | 非公開 |
特徴 | ・他のAdobe製品との連携が可能 ・文字と画像を組み合わせたレイアウトが得意 | ・SNSへのシェアが簡単に行える ・アイコンや画像などの装飾が豊富 | ・PowerPointを使用するため初心者でも使いやすい |
いずれのサービスも、基本的に無料で利用することができます。
より動画の内容や機能面を充実させたいと感じた時に、有料版への切り替えを検討したので十分です。
サービスごとに得意とすることが異なるため、どういった使い方をしたいのかで選ぶようにしましょう。
Adobe Illustrator
「Adobe Illustrator」は、テキストと画像を組み合わせてデザインを作成できるアプリです。
パンフレットやポストカードといった商品のデザインのほか、Webバナーやマテリアルアイコンといったツールのデザインも可能です。
その中にはインフォグラフィックのテンプレートもあり、およそ2,000のテンプレートから、イメージにぴったりのインフォグラフィックを制作します。
Adobe Illustratorは、文字と画像を組み合わせたレイアウトを得意としており、20,000以上のフォントからテーマに合ったレイアウトを作っていくことができるのが特徴です。
インフォグラフィック動画を作る際には、他のAdobe製品との連携することで、よりクオリティの高い動画を作ることができます。
また、『効果的なインフォグラフィックスの共通点』『データを際立たせる棒グラフを作る』といった読み物で、デザインのコツを学ぶこともできるので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
Canva
SNS投稿用の動画や写真をデザインできる「Canva」でも、インフォグラフィックのテンプレートの配信が行われています。
Canvaのテンプレートはデザイン性が高いのが特徴です。
まるでプロが作ったかのようなデザインが、誰でも簡単に作れます。
画像、アイコン、ステッカー、図形などの素材も揃っているため、よりオリジナリティを高めることも可能です。
また、Canvaは制作したインフォグラフィックのシェアがしやすいのも強みです。
メールで共有したり、SNSに投稿したりが簡単に行えるほか、Twitter・Instagram・Facebookなど、あらゆるプラットフォーム用にサイズ変更することも可能です。
Microsoft 365
「Microsoft 365」では、SNSに投稿する画像やプレゼンテーション資料などのテンプレートを配信しています。
Microsoft 365のインフォグラフィックでは、PowerPointで使えるテンプレートが利用できるのが特徴です。
そのため、プレゼンテーションで使用するインフォグラフィック動画を作りたい人におすすめです。
他サービスと比べると、比較的シンプルなデザインが多いため、初心者でも使いやすいテンプレートだといえます。
インフォグラフィック動画におすすめのソフト・ツール
続いてインフォグラフィック動画におすすめのソフトやツールを3つ紹介します。
こちらも、紹介するソフト・ツールの基本情報を一覧表で比較しました。
Video BRAIN | Visme | infogram | |
---|---|---|---|
料金 | 要問い合わせ | ・無料 ・Starter:12$/月 ・Pro:24$/月 | ・無料 ・プロ:19$/月 ・仕事:67$/月 ・チーム:149$/月 |
特徴 | ・3,500以上の動画テンプレート ・1,000万点以上の素材を無制限で利用可能 | ・シンプルで直感的に使いやすい ・デザインツールとしても使える | ・シンプルで直感的に使いやすい ・制作物の共有がしやすい |
テンプレートや素材の数が豊富な「VideoBRAIN」に対して、「Visme」や「infogram」はシンプルで直感的に扱いやすい点が魅力です。
「Visme」や「infogram」については、無料で利用できるプランもあるため、まずはお試し感覚で使ってみてから、本格的に使用する候補を絞り込んでいくのも一つの手です。
Video BRAIN
「Video BRAIN」は、動画自動生成ソフト市場・クラウド型動画自動生成ツール市場で3年連続シェアNo.1に輝いた動画編集ツールです。
インフォグラフィックを制作するためのテンプレートはありませんが、3,500以上の動画テンプレートを用意しており、素材さえ揃えば誰でも簡単に動画制作できるのが特徴です。
さらに、商用でも利用できる素材サイトと連携しており、画像や映像、BGMやアニメーションといった1,000万点以上の素材を無制限で使うことができます。
ベースはテンプレートを使っていても、素材でオリジナリティを出すことができるのが嬉しいポイント。
また、テキストを入力するだけで誰でも簡単にナレーションを挿入できるナレーション機能も備えているため、短時間での動画制作が可能です。
Visme
「Visme」は数百のテンプレートを自由に使ってインフォグラフィック動画が作れる無料のオンライン インフォグラフィック メーカーです。
素材が豊富なため、誰でも簡単にインフォグラフィックを作ることができるのはもちろん、シンプルかつ直感的に使いやすいデザインとなっており初心者でも簡単に使えるのが魅力です。
使い方は非常に簡単で、テンプレートを選択し、素材やテキストを追加するだけです。
なんとVismeを導入したことにより、インフォグラフィックの制作にかかる時間とコストを80%ほど削減することに成功した例もあるそうです。
時間と手間を最小限に抑えながらも、誰もが目を引くインフォグラフィックを制作することができるのが嬉しいですよね。
Infogram
チャート、地図、レポートなどAIを用いたインフォグラフィックの制作ができるのが「infogram」です。
人々の目を引くデザインを作るのには、一定のデザインに関する知識やノウハウが必要です。
しかし、infogramならあらかじめ用意されたテンプレートに、グラフやテキストなどを設置するだけで、誰でも簡単にインフォグラフィックを作ることができるのが特徴です。
作成したインフォグラフィックは、PNG・GIF・PDF形式でダウンロードできるだけでなく、Webサイトに埋め込んだり、URLで共有したりと様々な使い方ができます。
インフォグラフィック動画の活用事例
インフォグラフィック動画の魅力や作り方についてお話ししてきました。
ここからは、実際にインフォグラフィックを使った動画をいくつか紹介していきます。
どんな動画を制作しようか悩んでいる人は、今後の参考になると思うのでぜひチェックしてくださいね。
株式会社ワールドコーポレーション
こちらの動画は、建設業界に特化した人材アウトソーシング企業である「株式会社ワールドコーポレーション」の会社紹介動画です。
建築業界を取り巻く実情をインフォグラフィックを使って、分かりやすく伝えています。
人材不足が問題視される業界で、新規参入者を増やすため、どういったサポートをしているのかも描かれており、建設業界を身近に感じることのできる内容になっている点にも注目です。
もしもシークスMosimosiiX
「もしもシークスMosimosiiX」は格安携帯店舗数全国NO.1のX-mobileによる携帯サービスです。
もしもシークスMosimosiiXとは?という疑問を解決するための動画として作られたのが、こちらのインフォグラフィック動画です。
世界の通信環境という少し難しいテーマを、グラフや地図などを使うことで分かりやすく説明しています。
さらに、もしもシークスMosimosiiXを使うことで、どのような形で誰かの役に立つのかを示しています。
『世界中のHAPPYを ケータイで、きりひらく。』というテーマにぴったりの動画です。
【東京都下水道局】みなさんは下水道についてどんなことを知っていますか?
「東京都下水道局」が公開しているこちらの動画は、『下水道ってなんだろう?』『どんな仕組みや役割があるの?』といった疑問に答えることをテーマにした動画です。
一見難しそうなテーマですが、インフォグラフィックを使うことで、大人はもちろん子供にも分かりやすい動画になっています。
下水道局が1日に処理する下水の量を東京ドームと比較したり、東京23区の下水道管の長さを地球の直径と比較したりと、具体的な例を上げながら紹介してくれるので、視覚的なインパクトも大きいです。
インフォグラフィック動画に関するよくある質問
最後に、インフォグラフィック動画に関するよくある質問を3つ紹介します。
- インフォグラフィック動画のメリットは?
- インフォグラフィックスの具体例は?
- インフォグラフィックで動画を制作するといくらくらいかかりますか?
気になる質問があれば、ぜひチェックしてくださいね。
インフォグラフィック動画のメリットは?
インフォグラフィック動画を使うメリットとして、以下のようなポイントが挙げられます。
- 情報が伝えやすい
- 多くの情報が伝わる
- 記憶に残りやすい
- 言葉が通じなくても伝わる
イラストや簡単なテキストで構成されるインフォグラフィック。
言語に左右されることなく伝わるため、日本語が分からない外国人や文字の読めない小さな子供にも、しっかりとメッセージを伝えることができます。
さらに、言葉で伝えると難しくなったり、理解してもらうのが難しい内容であっても、インフォグラフィックなら視覚的に伝えることができます。
文章の場合、実際に文字を読んでから頭で考えて理解する必要がありますが、画像として記憶するため効率よく理解できるためです。
伝わりやすく記憶に残りやすい、そして文章と比べてより多くの情報を伝えられるのがインフォグラフィックのメリットだといえます。
インフォグラフィックスの具体例は?
インフォグラフィックが使われている具体例として、私たちの生活に身近なところからいくつかピックアップしてみました。
- トイレなどの案内表示(ピクトグラム )
- 道路標識(ピクトグラム)
- 電車やバスの路線図(ダイアグラム)
- 社歴(年表)
公共交通機関や商業施設など、普段私たちが生活する場所にも、数多くのインフォグラフィックが用いられています。
特にこうした場所は、国内外の様々な年齢層の人が利用します。
言語の壁を超えて伝わるインフォグラフィックが重宝される理由がよく分かりますね。
通勤・通学時間や、お出かけの際に探してみてはいかがでしょうか。
インフォグラフィックスで動画を制作するといくらくらいかかりますか?
インフォグラフィックスで動画を制作するのにかかる費用は、動画の長さやクオリティなどにより大きく異なります。
3分未満の動画で10万円〜50万円ほどが相場だと言われています。
3分以上の動画になると100万円近い費用が発生します。
コストを抑えるためには、自社で素材を用意したり、テンプレートを活用して自身で制作するといった方法もあります。
また、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシング サイトで発注するのも一つの手です。
実際にクラウドソーシングサイトには、5万円ほどで制作を受注している案件もあります。
クオリティにバラツキがあるため、事前にポートフォリオなどを確認し、理想に近い動画を作ってもらえるか確認する必要はありますが、制作会社に依頼するよりも低価格で動画の制作が行える可能性が高いです。
まとめ
以上、インフォグラフィックについて紹介しました。
情報量が多く、言葉で伝えるのが難しいことも、インフォグラフィックを活用することで伝わりやすくなります。
目的に合ったツールを選ぶことや、より受け入れてもらいやすい表現方法を選ぶ必要はありますが、テンプレートやソフトなどのツールを活用すれば、誰でも簡単に作れます。
時には言葉の壁も超えて、あなたの伝えたいことを伝えてもらうこともできるので、上手に活用してみてはいかがでしょうか。