24年の歴史を12分に凝縮、お客様との絆を深めながら原点に立ち返る「お絵かきムービー」の力
ロシア雑貨店マリンカ オーナー
鈴木真理子さん

ロシアからの民芸品などを輸入・販売するお店を 24年間続けてこられた鈴木真理子さん。しかし刻々と変わりゆく世界情勢の中、 今は日本にとって「微妙な立ち位置の国」であるロシアの雑貨店を なぜ始めたのかを伝えることで、多くの人にロシアのことをもっと知ってもらい、 身近に感じてもらいたいという思いがありました。それを叶えるツールとして出会ったのが お絵かきムービーでした。
Profile
東京都目黒区にあるロシア雑貨店「マリンカ」のオーナー。 ロシアからの民芸品などを輸入・販売するお店を 24年間続けている。
Point
課題
- ロシアという今は日本にとって「微妙な立ち位置の国」の雑貨店であることの説明に苦慮
- なぜロシア雑貨店を始めたのかという質問を頻繁に受ける
- 長年の歴史や経験を簡潔に伝える方法を探していた
効果
- お店を始めた「初心」を思い出し、新たな気持ちで事業に向き合えるようになった
- 2026年に向けた新プロジェクトに確信を持って取り組む決意ができた
- お客様との信頼関係がより強くなった
- 多くの方から「感動した」という感想をいただいた
お絵かきムービーの良さ
- 親しみやすい手書きの温かみと、プロの仕事の質の高さが絶妙に融合
- 長い歴史を12分にコンパクトにまとめられる
- 自分では「当たり前」と思っていた経験が、物語として人に感動を与えることを実感
「なぜロシア雑貨なの?」という質問に答えたい
東京都目黒区にあるロシア雑貨店「マリンカ」のオーナー、鈴木真理子さん。
ロシアからの民芸品などを輸入・販売するお店を
24年間続けてこられました。
しかし刻々と変わりゆく世界情勢の中、
今は日本にとって「微妙な立ち位置の国」であるロシアの雑貨店を
なぜ始めたのかという質問をお客様からよく受けていました。
「その都度、口頭で説明していたんですけど、
もっと分かりやすい形で案内できる方法がないかな
と探していました」
また、多くの人にロシアのことをもっと知ってもらい、
身近に感じてもらいたいという思いもありました。
「可愛らしい民芸品を見てもらって、
ロシアに興味を持ってもらい、
最終的にはロシアへ行って交流を図れるようになれば」
そんな願いを叶えるツールとして、
お絵かきムービーとの出会いがありました。
温かみのある手描きの絵に魅力を感じて
お絵かきムービーを初めて見た時の印象について
鈴木さんはこう語ります。
「すごく面白くて、引き込まれていくような印象を持ちました。
”親しみを持てる映像”というのが、
まさに私が『ロシアのものに親しみを持ってもらいたい』
という思いとリンクしたんです」
「すごく立派な高級な映像というよりも、
もっと身近にアプローチできるような感じを持っていただけるような手法が、
まさにこれだと感じました」
数十年の歴史を12分に凝縮
完成したお絵かきムービーは、
鈴木さんがロシア雑貨店を始める前の経験から
開店に至った経緯までを12分にまとめたものになりました。
このムービーを見た人が
「お店に行ってみたい、 雑貨を見てみたい、鈴木さんに会ってみたい」
と思えるようなテーマで制作を進めたといいます。
クラフトを使って雑貨を表現したり、
メインとなるキーパーソン『エレナさん』からの
思い出のカップを印象づける演出が施されました。
「初心」を取り戻し、新たな気持ちで前進
完成したお絵かきムービーを見た時、
鈴木さんは何を感じたのでしょうか。
「このお店を始めようと思った時の初心を
もう一度思い出しました。
時間が長くなると、どうしても惰性になってしまう部分もあって、
目的がわからなくなることもあったんです」
特にロシアの場合、戦争など状況が悪くなったことで
このままやっていていいのだろうかと悩むこともあったといいます。
「なぜ自分がこれを始めたのかという初心に帰ることで
それらの問題をもう一度見つめ直すことができました」
これにより、既存のお客様との信頼関係も
さらに深まりました。
「長年お付き合いいただいているお客様に
私の過去を知っていただくことで、
信頼度が増したり選んでいる商品に納得していただけたりしました」
「感動した」という言葉に励まされ
鈴木さんのお絵かきムービーに対して、
多くの方から「感動した」という感想をいただいたそうです。
「私の人生は、その場その場、
必死で生きてきただけなんですけど、
これが一つのストーリーになって
人に感動を与えられるものなんだと新たに認識しました」
「自分では何でもないと思っていたり、
当たり前と思ってやっていることでも、
別の人から見るとすごいことだと思われたりする。
それが感動につながるものだったんだと気づき、 自分の自信にもつながりました」
視聴者からは、こんな感想も寄せられました。
・「ロシアに親近感が湧きました」
・「日本とロシアの共通点がわかって勉強になった」
・「社会情勢や風潮に関係なく、自分の目で見て感じて、
良いものに触れたり購入したいと思いました」
・「夢の叶え方は一つじゃない、思い続けていれば叶えられる。
そんなことが伝わる、とっても素敵な物語でした」
2026年に向けた新プロジェクトの確信へ
お絵かきムービーをきっかけに、
鈴木さんの中には新たな展開への意欲が芽生えています。
「ふわふわしていた気持ちが定まってきて、
2026年に向けて考えている新たなプロジェクトを
『やっぱりやるべきかな』という確信に変わりました」
「もっともっとこの宣伝ツールをうまく活かして、
お客様との絆を強くしていきたいです」
「今は民芸品などを紹介することで
身近なところでロシアを知っていただきたいという段階ですが、
その延長線上で、もっといろんな角度からロシアを知ってもらったり、
ロシアとの交流を図ったりすることができればいいなと考えています」
お絵かきムービーをおすすめしたい人
「物販だけでなく、インストラクターやクリニックなど、
何かを表現したい人の一つのツールとして、
すごく面白いやり方だと思います」
鈴木さんは、お絵かきムービーの魅力をこう語ります。
「親しみやすいお絵かき動画が心に刺さるというか、
あまりにもプロフェッショナルな動画という感じでもなく、
素人が作っているわけでもない、 この微妙な中間ラインが見事です」
「プロフェッショナルがやっている仕事だけど、
そうは見せない親しみやすさを残せること。
これはすごく素晴らしい点だと感動しました」
「手作り感がまさにロシアの民芸品と
すごくマッチして良かったです」
お絵かきムービーを通して、
鈴木さんのストーリーと想いが多くの人に伝わり、
お店の未来への確信につながった事例でした。