企業で商品やサービスを売り出すために活用するものとして広告があります。
特にSNS広告は若者にも人気があり、上手に活用できれば売上を大きく伸ばせるかもしれません。
しかしながらSNS広告を制作しようとにも以下のような不安があり二の足を踏んでいませんか?
- SNS広告自体どんなものが良く分からない。
- 広告に掲載する動画はどうやって制作すればよいのか?
- SNS広告をどうやって運用すればよいかわからない
そこで今回はSNSの動画広告を費用も含めて紹介します。
またインスタ(Instagram)を始めとしたSNS広告の月相場も併せて紹介するので、確認していってくださいね。
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その中で商品紹介や企業PRを行えば、より多くのユーザーにリーチできるため、短い動画でもインパクトを与えられます。
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動画広告とは?
動画広告とは、商品やサービス、ブランドなどをPRするために動画形式で配信される広告を指します。
最近では、YouTubeやSNSなどのオンラインプラットフォーム上で配信されるものが主流です。
電通が出している「2023年 日本の広告費」においても、インターネット広告費が、3兆3,330億円(前年比107.8%)と上がっています。
このことからも、動画広告は今後も注目されていくと言えます。
ここでは、動画広告の種類、特徴、メリット・デメリットなどを見ていきましょう。
動画広告の種類と特徴
動画広告は、配信される場所や形式によっていくつかの種類に分けられます。
主な種類と特徴は、以下の表の通りです。
種類 | 特徴 | 配信場所例 |
インストリーム広告 | ・動画コンテンツ本編の前(プレロール)、途中(ミッドロール)、後(ポストロール)に挿入される広告 ・視聴者がスキップできるものとできないものがある | ・YouTube ・TikTok ・その他動画配信サービス |
アウトストリーム広告 | ・Webサイトやアプリのフィード、バナー枠などに表示される広告 ・音声はオフで再生され、ユーザーがクリックすると音声付きで再生されることが多い | ・ニュースサイト ・SNS ・ブログ など |
インリード広告 | ・記事コンテンツの途中に挿入される広告 ・ユーザーが記事を読み進めていく中で自然に目に入る | ・ニュースサイト ・ブログ など |
インバナー広告 | ・バナー広告枠に表示される広告 ・静止画のバナー広告よりも視覚的なインパクトがあり、クリック率向上に期待できる | ・Webサイト ・アプリ など |
インフィード広告 | ・SNSのフィード投稿に紛れ込むように表示される広告 ・ネイティブ広告の一種で、ユーザー体験を損なわずに広告を配信できる | ・Facebook ・Twitter など |
これらの他にも、インタラクティブ要素を取り入れた動画広告や、360度動画広告など、様々な形式の動画広告が存在します。
それぞれの動画広告の特徴を理解し、配信するプラットフォームやターゲット、広告の目的に合わせて最適なものを選択することが重要です。
動画広告のメリット・デメリット
動画広告は、従来の静止画やテキスト広告に比べて多くの情報を伝え、感情に訴求可能です。
そのため、高い広告効果が期待できるでしょう。
しかしながら、一方で制作コストや配信コストが高くなるといったデメリットも存在します。
動画広告のメリットとデメリットを以下の表にまとめました。
項目 | メリット | デメリット |
訴求力 | ・視覚と聴覚に訴求できるため、記憶に残りやすく、高い広告効果が期待できる ・複雑な情報や製品・サービスの魅力を分かりやすく伝えられる | ・静止画やテキスト広告に比べて制作コストや配信コストが高くなる傾向がある |
情報量 | ・短時間で多くの情報を伝えられる ・製品・サービスの特徴や使い方、利用シーンなどを具体的に紹介できる | ・長時間の動画は視聴完了率が低くなる可能性があるため、適切な尺に編集する必要がある |
感情への訴求 | ・BGMやナレーション、演出などを駆使して、視聴者の感情を動かし、共感を生み出しやすい | ・感情に訴求しすぎる広告は、視聴者に不快感を与え、逆効果になる可能性がある |
ターゲティング | ・視聴者の属性や興味関心に合わせて広告を配信できるため、効率的な広告配信が可能 | ・ターゲティング設定を誤ると、広告効果が低くなる可能性がある |
共有性 | ・興味深い動画広告は、SNSなどでシェアされやすく、口コミ効果による拡散が期待できる | ・ネガティブな反応がシェアされる可能性もあるため、コンテンツの内容には注意が必要 |
動画広告は、その特性を活かすことで、高い広告効果を発揮することができます。
しかし、デメリットも理解した上で、適切な戦略を立てることが重要となるでしょう。
なぜSNSで動画広告なのか?
動画広告の中でもSNS動画は、Facebook、Instagram、TikTokで流す広告動画です。
SNSで動画広告を配信するメリットは、大きく以下の3点に集約されます。
- 膨大なユーザーへのリーチ
- 精度の高いターゲティング
- 拡散による波及効果
SNSは、世界中で数億人規模のアクティブユーザーを抱えており、潜在顧客へのリーチ拡大が期待できます。
また、ユーザーの年齢、性別、居住地、興味関心など、様々な属性に基づいた詳細なターゲティングが可能です。
これにより、広告の無駄打ちを減らし、費用対効果を高めることができるでしょう。
さらに、興味深い動画広告は、ユーザーによってシェアやコメントがされやすく、口コミによる拡散が期待できるため、広告のリーチをさらに拡大し、ブランド認知度向上にも繋がります。
上記メリットによって、SNS動画広告は、効率的かつ効果的なマーケティングを実現可能です。
そのため、SNSの動画広告は企業で注目を集めています。
SNS動画広告の費用相場
SNS動画広告の費用相場は、SNSの種類、広告の目的、ターゲティング設定、動画の再生時間など、様々な要素によって変動します。
ここでは、費用相場に影響する主な要素と、各SNSの動画広告費用相場についてみていきましょう。
費用相場に影響する要素
費用相場に影響する要素は以下の表の通りです。
要素 | 説明 |
SNSの種類 | ・各SNSによってユーザー層や広告の表示形式、競争率などが異なる |
広告の目的 | ・広告の目的によって、適切な課金方式や費用相場が異なる |
ターゲティング設定 | ・ターゲットを絞り込むほど、広告費用は高くなる傾向 ・競合が多いターゲット層やニッチなターゲット層を指定する場合は、費用が高くなる傾向 |
動画の再生時間 | ・再生時間課金型の広告では、動画の再生時間に応じて費用が発生 ・動画が長くなるほど、費用も高くなる傾向 |
広告の品質 | ・広告の品質が高いほど、広告オークションでの評価が高くなり、費用を抑えられる可能性がある ・広告の品質は、関連性、クリエイティブ性、ランディングページ体験などによって評価される |
季節変動や競合状況 | ・特定の季節やイベント期間中は、広告の需要が高まり、費用相場も上昇する傾向がある ・競合が多い業界やキーワードでは、費用が高くなる可能性がある |
これらの要素を考慮しながら、予算や目的に合わせて最適なプラットフォームや課金方式、ターゲティングなどを選択することが重要です。
各SNSの動画広告費用相場
各SNSの動画広告費用相場は以下の表の通りです。
SNS | 課金方式 | 費用相場 |
Facebook/Instagram | クリック課金(CPC) | 24円~200円/クリック |
インプレッション課金(CPM) | 400円~650円/1,000インプレッション | |
動画視聴課金(CPV) | 5~20円/再生 | |
クリック課金(CPC) | 24円~200円/クリック | |
インプレッション課金(CPM) | 300円~600円/1,000インプレッション | |
動画視聴課金(CPV) | 5~20円/再生 | |
TikTok | クリック課金(CPC) | 20円~ |
インプレッション課金(CPM) | 500円~/1,000インプレッション | |
動画視聴課金(CPV) | 10円~/再生 | |
YouTube | クリック課金(CPC) | 30円~ |
インプレッション課金(CPM) | 500円~/1,000インプレッション | |
動画視聴課金(CPV) | 10円~/再生 |
クリック課金は、その名の通り、動画広告が1クリックされたら加算される方式です。
インプレッション課金は、動画広告が1回表示されたら加算される方式となります。
なお、上記の費用相場はあくまで目安です。
実際の費用は様々な要因によって変動するので注意してください。
SNS動画広告を配信する際は、上記の費用相場を参考にしながら、予算や目的に合わせて最適なプラットフォームや課金方式を選択しましょう。
また、広告の効果測定を行い、改善を繰り返すことで、より効率的な広告運用を目指していってください。
SNS別動画広告の特徴
SNS動画広告は、各プラットフォームによってユーザー層や広告フォーマットが異なるため、それぞれの特徴を理解し、適切なプラットフォームを選択することが重要です。
ここでは、主要なSNSにおける動画広告の特徴を、メリット・デメリットを交えながら解説します。
Instagram広告
若年層を中心に人気の高いInstagramは、視覚的な訴求力に優れたプラットフォームです。
動画広告も、美しい映像やクリエイティブな表現でユーザーの心を掴むことができます。
Instagram広告のメリット・デメリットは以下表の通りです。
メリット | デメリット |
・高いエンゲージメント率 ・視覚的な訴求力 ・購買意欲の向上 | ・費用相場が高い |
特に、ストーリーズ広告やリール広告は、ユーザーの日常に自然に溶け込む形で広告を表示できるため、高いエンゲージメント率が期待できるでしょう。
一方で、他のSNSと比較して費用相場が高い傾向があります。
特に、競争の激しい業界やターゲット層を指定する場合は、費用が高くなる可能性があるので注意しましょう。
TikTok広告
TikTokは、短い動画コンテンツが人気のプラットフォームです。
トレンドに敏感な若年層が多く利用しており、拡散力に優れた動画広告を配信することができます。
TikTok広告のメリット・デメリットは以下表の通りです。
メリット | デメリット |
・高い拡散力 ・トレンドとの親和性 ・クリエイティブな表現 | ・広告の質が重要 |
若年層をターゲットにした広告出稿を行うなら、間違いなく一番の選択肢と言えます。
それだけに、注目してもらえるよう、TikTok独自の音楽やエフェクトを活用し、広告の質を高めるようにしましょう。
YouTube広告
YouTubeは、世界最大の動画共有プラットフォームです。
幅広い年齢層のユーザーが利用しており、多様なジャンルの動画広告を配信することができます。
また、TrueView広告など、ユーザーが広告をスキップできる形式も用意されており、広告への抵抗感を軽減できます。
YouTube広告のメリット・デメリットは以下表の通りです。
メリット | デメリット |
・幅広いリーチ ・多様な広告フォーマット ・詳細な分析 | ・競争が激しい |
年齢問わず幅広い年齢層が視聴するため、ターゲットを広くして広告を出すならYouTube広告は有力な選択肢になるでしょう。
その分、広告人気もあるため、競争率が激しい点を念頭に置き、しっかりした広告戦略を立てて出稿するようにしてください。
Twitter広告
Twitterは、リアルタイムの情報発信が活発なプラットフォームです。
短いテキストと動画を組み合わせた広告が効果的であり、ニュース性や話題性の高い広告を配信することが可能です。
Twitter広告のメリット・デメリットは以下表の通りです。
メリット | デメリット |
・リアルタイム性 ・高い拡散力 ・費用対効果が高い | ・短い動画時間 |
文字を使ったリアル性の高い性質、メリットを持っているので、比較的男性に好まれると言えるでしょう。
また費用対効果が高めなので、できるだけコストを抑えたい場合に有力な選択肢の一つになります。
Facebook広告
Facebookは、実名登録制のため、詳細なターゲティングが可能なプラットフォームです。
年齢、性別、興味関心だけでなく、ライフイベントや行動履歴など、様々な情報を基にターゲティングできます。
Facebook広告のメリット・デメリットは以下表の通りです。
メリット | デメリット |
・詳細なターゲティング ・幅広いリーチ ・多様な広告フォーマット | ・広告費用がある程度必要 |
詳細にターゲッティングが可能なので、特定の層(例:20代女性など)に向けた広告を出稿したい時などで活用できるでしょう。
ただ、広告費用がある程度必要なので、その点には注意が必要です。
SNS広告予算の決め方
SNS広告は、ターゲットを絞り込み、効果的なマーケティングを行う上で非常に有効な手段です。
しかし、効果を最大化するためには、適切な予算設定が不可欠です。
ここでは、SNS広告予算の決め方について、目標設定、業界・規模別の目安、費用対効果の考え方など、多角的な視点から見ていきましょう。
目標設定とKPI設計
SNS広告を始める前に、まずは「何を達成したいのか」という目標を明確にしましょう。
目標が曖昧なまま広告を配信しても、効果測定が難しく、予算配分も最適化できません。
具体的な目標例は以下の通りです。
・認知度向上: ブランドや商品・サービスの認知度を高めたい ・リード獲得: 見込み顧客の情報を収集したい(資料請求、お問い合わせなど) ・コンバージョン獲得: 商品購入やサービス申込など、具体的な成果を獲得したい |
目標が決まったら、それを達成するための具体的な指標(KPI)を設定します。
KPIは、広告の効果を数値で測るためのものです。
KPIの例としては以下があります。
・インプレッション数: 広告が表示された回数 ・リーチ数: 広告を閲覧したユーザー数 ・クリック率(CTR): 広告が表示された回数に対するクリック数の割合 |
目標とKPIを設定することで、広告の効果測定と改善がしやすくなり、予算配分を最適化できます。
業界別・規模別の予算目安
SNS広告の予算は、業界や企業規模によって大きく異なります。
ここでは、一般的な目安を紹介します。
業界別の予算目安は以下の表の通りです。
業界 | 予算目安(月額) |
BtoC(一般消費者向け) | 数万円〜数十万円 |
BtoB(企業向け) | 数十万円〜数百万円 |
ECサイト | 売上の数%〜10%程度 |
企業規模別の予算目安は以下の表の通りです。
企業規模 | 予算目安(月額) |
個人事業主・小規模企業 | 数万円〜 |
中規模企業 | 数十万円〜 |
大企業 | 数百万円〜 |
上記の目安はあくまで参考値です。
自社の状況や目標に合わせて、柔軟に予算を設定しましょう。
広告費用対効果の考え方
SNS広告の費用対効果を考える際には、以下の指標を参考にしましょう。
- ROAS(Return On Advertising Spend): 広告費用に対する売上高の割合
- ROI(Return On Investment): 広告費用に対する利益の割合
これらの指標を分析することで、広告がどれだけの利益を生み出しているのかを把握できます。
また、費用対効果を高めるポイントは以下の4つです。
- ターゲティングの最適化:ターゲットを絞って費用を抑える
- 広告クリエイティブ(動画内容)の改善:クリック率やコンバージョン率の向上させる
- ランディングページの最適化:スムーズに目標行動を完了できるようにする
- PDCAサイクルを回す:広告の効果測定と改善により費用対効果を継続的に高める
どれも重要な項目ですが、最も大事なのはPDCAサイクルを回す点です。
ここがしっかりできていれば、費用対効果の高い広告に改善していけるでしょう。
広告代理店に依頼する場合の費用
SNS広告は自社で運用することも可能ですが、専門知識やノウハウが必要となるため、広告代理店に依頼することも選択肢の一つです。
ここでは、広告代理店に依頼するメリット・デメリットと、代理店費用の相場について解説します。
代理店に依頼するメリット・デメリット
代理店に依頼するメリット・デメリットは以下表の通りです。
項目 | メリット | デメリット |
専門知識・ノウハウ | ・広告運用に関する専門知識やノウハウを持つプロに任せることで、効果的な広告配信が期待できる ・市場動向や競合分析など、自社だけでは得られない情報に基づいた戦略を立てることができる | ・代理店によっては、自社の商品やサービスへの理解が不十分な場合がある ・広告運用の詳細な情報を把握しにくく、ブラックボックス化してしまう可能性がある |
時間・労力の削減 | ・広告運用にかかる時間や労力を削減できるため、本来の業務に集中できる ・広告の企画、制作、配信、効果測定などを代理店に一任できる | ・代理店とのコミュニケーションや進捗管理に一定の時間が必要となる |
費用対効果の向上 | ・代理店は、広告効果を最大化するためのノウハウやツールを持っているため、費用対効果の向上が期待できる ・広告予算の最適化や、効果的なターゲティングなどを提案してくれる | ・代理店費用が発生するため、初期費用や運用費用が高くなる場合がある ・広告費用とは別に、代理店費用を確保する必要がある |
柔軟な対応 | ・広告の配信状況や効果に応じて、柔軟に広告戦略を変更・改善してくれる ・市場の変化や競合の動きに対応した、迅速な対応が期待できる | ・代理店によっては、対応が遅かったり、柔軟性に欠ける場合がある |
時間や労力の削減、費用対効果の向上など、多くのメリットがある一方で、費用が高くなる、自社でのコントロールが難しくなるなどのデメリットも存在します。
予算、目的などを踏まえて良く検討してから依頼するようにしてください。
代理店費用の相場
広告代理店の費用は、主に以下の3つがあります。
- 初期費用
- 運用費用(月額固定費)
- 成果報酬
初期費用は、契約時に発生する費用です。
規模や内容によって変動するが、数十万円〜数百万円程度が相場ですが、代理店によっては初期費用無料になるケースがあります。
運用費用(月額固定費)は、毎月の広告運用に対して発生する費用です。
広告予算とは別に支払う必要があり、広告予算の10%〜20%程度が相場です。
成果報酬型は、広告の成果(コンバージョン数など)に応じて支払う費用になります。
目標達成に対するインセンティブが働くため、代理店のモチベーション向上に繋がることが多いです。
代理店費用の具体的な金額は、広告予算、依頼する業務内容、代理店の規模や実績などによって大きく異なります。
少しでも費用を抑えるためにも、複数の代理店から見積もりを取り、比較検討するようにしてください。
SNS広告の効果測定
SNS広告の効果測定は、広告戦略の改善や最適化に欠かせないプロセスです。
目標達成度を評価し、改善点を洗い出し、次の施策に活かすことで、より効率的かつ効果的な広告運用が可能になります。
ここでは、効果測定の重要性、具体的な測定指標、効果測定ツールについて解説します。
効果測定の重要性
SNS広告の効果測定は、以下の点が重要です。
- 広告費用の最適化
- 広告戦略の改善
- 目標達成度の確認
- PDCAサイクルの確立
SNS広告は、効果測定による分析、改善策の検討、実施により、費用対効果が高まります。
上記4点は、どれも重要な点として覚えておきましょう。
具体的な測定指標
SNS広告の効果測定には、様々な指標があります。ここでは、代表的な指標を3つのカテゴリーに分けて紹介します。
1. 認知度向上を目的とする場合
指標 | 説明 |
---|---|
インプレッション数 | 広告が表示された回数 |
リーチ数 | 広告を閲覧したユーザー数 |
ブランド認知度 | 広告を通してブランドを認知したユーザーの割合 |
動画再生回数/視聴完了率 | 動画広告が再生された回数/最後まで視聴された割合 |
2. 興味関心を高める・サイト誘導を目的とする場合
指標 | 説明 |
---|---|
クリック率(CTR) | 広告が表示された回数に対するクリック数の割合 |
エンゲージメント率 | 広告に対するいいね!、コメント、シェアなどのアクションの割合 |
サイト訪問数 | 広告経由でウェブサイトに訪れたユーザー数 |
平均セッション時間 | ユーザーがウェブサイトに滞在した時間の平均 |
3. コンバージョン獲得を目的とする場合
指標 | 説明 |
---|---|
コンバージョン数 | 広告を通して目標とする行動(購入、資料請求など)を完了した回数 |
コンバージョン率(CVR) | 広告をクリックしたユーザーのうち、コンバージョンに至った割合 |
顧客獲得単価(CPA) | 1人の顧客を獲得するためにかかった広告費用 |
ROAS(Return On Advertising Spend) | 広告費用に対する売上高の割合 |
これらの指標を組み合わせて分析することで、広告の現状を多角的に把握し、改善点を見つけることができます。
効果測定ツール
SNS広告の効果測定には、各SNSが提供する分析ツールや、外部の広告管理ツールなどが活用できます。
各SNSの分析ツールは以下のものがあります。
- Facebook広告マネージャ
- Instagramインサイト
- Twitterアナリティクス
- TikTok広告マネージャ
- YouTubeアナリティクス
外部の広告管理ツールの例としては以下の通りです。
- Google アナリティクス
- Adobe Analytics
これらのツールを活用することで、広告の効果測定を効率的に行い、データに基づいた改善施策を実施できるでしょう。
よくある質問
最後は、SNSの動画広告に関してのよくある質問を紹介します。
SNS広告の基本的は点を抑えているので、しっかり確認していきましょう。
なぜSNS広告は効果がないと言われるのか?
SNS広告は、ターゲティングの誤りや魅力のないクリエイティブ、不適切な広告設定などが原因で、期待した効果が得られないケースがあります。
また、競争の激化やアルゴリズムの変化により、以前よりも広告効果を感じにくくなっている側面もあるので、覚えておきましょう。
広告の効果を高めるには?
広告の効果を高めるには、明確な目標設定とKPI設計、適切なターゲティング、魅力的なクリエイティブ作成、効果測定と改善の繰り返しなどが重要です。
各SNSの特徴を理解し、適切な広告フォーマットや配信方法を選択するようにしましょう。
代理店に依頼すべきか、自社で運用すべきか?
広告運用に関する専門知識やノウハウ、時間的余裕がある場合は自社運用も可能です。
しかし、より効率的かつ効果的な広告配信を目指す場合は、専門知識を持つ広告代理店への依頼も検討しましょう。
予算や目的に合わせて最適な選択をすることが重要です。
まとめ
本記事では、SNSの動画広告費用やInstagramを始めとしたSNS広告の月相場を紹介しました。
まとめると以下の4点になります。
- SNSの動画広告費用は月で数万~数十万は必要
- 動画広告の課金方式はSNSによって異なる
- 自社にノウハウがない場合は他社に依頼するのも選択肢
- SNSの動画広告は効果測定と改善が費用対効果を高めるうえで非常に重要
SNSの動画広告は、動画制作も含めて一定の費用がかかります。
それだけに慎重に検討を進めるようにしてください。
SNSの動画広告出稿に興味が出たら、どのSNSでどのくらいの広告費用がかかるか各SNSのヘルプページなどを確認してみてはいかがでしょうか?
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その中で商品紹介や企業PRを行えば、より多くのユーザーにリーチできるため、短い動画でもインパクトを与えられます。
さらに、通常の動画制作よりもコストを抑えて制作依頼ができるのでおすすめです!
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