動画クリエイターの探し方10選!年収や料金相場・選び方も解説

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動画コンテンツの需要が高まる中、企業プロモーションや採用活動などで、質の高い動画クリエイターを探す企業担当者は多いです。

しかし、依頼方法や料金相場、実力の見極め方に悩むことも少なくありません。

優秀なクリエイターに出会えるかどうかで、動画の成果は大きく変わるので、クリエイター探しは妥協できないポイントです。

本記事では、フリーランス、制作会社など多岐にわたるクリエイターの「具体的な探し方10パターン」を徹底解説します。

さらに、クリエイターの年収や料金相場、失敗しない選び方のポイントなども詳しく紹介します。

最適なパートナーを見つけ、効果的な動画制作を成功させましょう。

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目次

動画クリエイターとは?

動画クリエイターとは、動画制作に関わる企画や撮影、編集の業務を担う職業のことです。

すべての作業をひとりで行う場合もあれば、編集だけや撮影だけなどひとつの作業だけを担当する場合もあります。

また、YouTuberなど演者として表に出る職業も動画クリエイターの一種です。

動画クリエイターの仕事内容や種類について、以下でさらに詳しく解説していきます。

動画クリエイターの仕事内容

動画クリエイターの仕事内容は、以下の3つの業務が主流です。

仕事内容特徴
企画・動画でどんな企画を行うのか、構成や台本を考える業務
・予算管理やキャスティング、スケジュール管理などの業務も含まれる
撮影・企画案をもとに撮影を行う業務
・カメラだけでなく、音声や照明にも意識しなければいけない
編集・撮影した素材を編集する業務
・カットやテロップの挿入、エフェクトの挿入などさまざまな技術を使って動画を完成させる

フリーランスとして働いている場合は、上記の業務をすべてひとりで担当する場合が多いです。

一方で、企業に属している動画クリエイターは、各業務ごとにそれぞれ担当が付いています。

動画クリエイターと動画編集者の違い

「クリエイター」と「編集者」は混同されがちですが、役割の範囲が異なります。

動画クリエイターは、動画制作の全工程に関わる立場です。

企画立案、構成案の作成、撮影ディレクション、そして編集まで、動画全体をプロデュースします。

一方、動画編集者は、主に撮影された素材を加工する技術職です。

カット、テロップ挿入、BGM/SE(効果音)の調整、色調補正など、クリエイターやディレクターの指示に基づき、映像を仕上げる役割を担います。

動画クリエイターの将来性と年収

動画コンテンツの需要が急速に高まる中、動画クリエイターの将来性や年収にも注目が集まっています。

特に企業のデジタルマーケティングやSNS活用が進む中で、クリエイターに求められるスキルや役割は多様化しており、今後さらに成長が期待されています。

では、具体的にどのくらいの将来性と年収があるのでしょうか。

【将来性】

動画クリエイターの将来性は、企業のデジタルマーケティングやSNS活用の進展により非常に高いと言えます。

動画はブランド構築や顧客とのエンゲージメントに不可欠なツールとなり、クリエイターの需要は今後ますます拡大するでしょう。

特に単なる編集だけでなく、戦略立案やディレクションができるクリエイターの役割はさらに重要になっていくと予想されます。

【年収】

動画クリエイターの年収は幅広く、実力と働き方によって大きく異なります。

働き方としては会社員として制作会社に勤務する場合やフリーランス、副業などがあります。

以下の表に平均年収をまとめました。

形態平均年収
正社員591万円
フリーランス200~1000万以上
副業60万~

今後ますます需要が高まる動画クリエイターは、働き方次第で年収も大きく変動します。

スキルを高めることで、より多くのチャンスが広がる職種です。

動画クリエイターに必要なスキル

動画クリエイターに必要なスキルは、主に以下の通りです。

  • 編集スキル
  • 撮影スキル
  • コミュニケーション力
  • 基礎的なデザインスキル
  • 企画・構成スキル

上記のなかでも特に必要な技術は、編集スキルです。

動画クリエイターを始めたての場合、簡単な編集業務から担うことも多く、最低限の編集技術は身につけておくべきと言えるでしょう。

また、どの職業においてもコミュニケーション力は必須です。

動画クリエイターはクライアントとのやり取りが必ず発生します。

クライアントとの意思疎通が上手くいかなければ業務もスムーズに進まないので、迅速な返答や相手を尊重するコミュニケーションを意識しましょう。

【目的別】動画クリエイターの探し方10選

いざ動画制作を始めようとしても、「どこで、どんなクリエイターを探せば良いか分からない」という課題に直面しがちです。

動画の目的(採用、プロモーション、SNS集客など)によって、最適なクリエイターの探し方や依頼先は異なります。

本記事ではクリエイターの具体的な探し方を、以下の10種類に分けて徹底解説します。

  • ①クラウドソーシングで探す【コストを抑えたい方向け】
  • ②制作会社に依頼する【高品質・企画から任せたい方向け】
  • ③エージェントを利用する【マッチングを重視したい方向け】
  • ④SNSで探す【個人の世界観を重視したい方向け】
  • ⑤知人・友人に紹介してもらう【信頼性を重視したい方向け】
  • ⑥イベントやセミナーに参加する
  • ⑦オンラインコミュニティに参加する
  • ⑧大学や専門学校に問い合わせる
  • ⑨公募サイトで探す
  • ⑩フリーランス協会に問い合わせる

①クラウドソーシングで探す【コストを抑えたい方向け】

クラウドソーシングで探す場合のメリット・デメリットとおすすめのサイトは、以下の通りです。

項目詳細
メリット・こちらが求める条件とマッチしたクリエイターを見つけやすい
・費用や条件をすべて自分で決められる
・クリエイター個人の実力や評価を確認できる
デメリット・手数料がかかる
・条件が厳しければ応募されづらい
おすすめのサイトクラウドワークス
ランサーズ
ココナラ

クラウドソーシングとは、Web上で仕事の受注・発注のやり取りを行えるサービスのことです。

クラウドソーシングを活用すれば、求人サイトで募集をかけるように、仕事の内容や条件などを設定し募集ができます。

そのため、条件に合ったクリエイターを見つけやすい点がメリットです。

一方で、条件が厳しければ応募されづらい場合もあります。

応募が集まらない場合は、条件を見直すようにしましょう。

②制作会社に依頼する【高品質・企画から任せたい方向け】

制作会社に依頼する場合のメリット・デメリットとおすすめのサイトは以下の通りです。

項目詳細
メリット・品質の高さが保証される
・契約面で信頼しやすい
・企画から運用まで一括してサポートしてくれる
デメリット・費用が高くなりやすい
・製作期間が長い場合がある
おすすめの会社Crevo株式会社
株式会社プルークス
株式会社ボーダーレス

制作会社は動画制作を専門に行うプロなので、動画の品質の高さが保障されます。

また、契約面や秘密保持に関しても適切に対応してもらえる分、信頼して依頼しやすいでしょう。

しかし、品質の高い分費用が高くなりやすい点がデメリットです。

制作会社は他の案件と同時に進行する場合も多いため、スケジュールの都合で完成まで時間がかかるケースもあります。

制作会社に依頼する際は、なるべく余裕を持ったスケジュールで依頼しましょう。

③エージェントを利用する【マッチングを重視したい方向け】

エージェントを利用するメリット・デメリットと、おすすめのサイトは以下の通りです。

項目詳細
メリット・クリエイターを探す手間がかかりづらい
・短い納期にも対応してもらいやすい
・費用を抑えやすい
デメリット・クリエイターによってクオリティに差がある
おすすめのサイトVideoWorks
むびる
ビデオブリッジ

エージェントは、依頼側とクリエイターの間に専属のエージェントが入り、条件に合ったクリエイターを紹介してくれるシステムです。

クリエイター探しをする手間が省けるので、どこでクリエイターを探せばいいか分からないという方は利用してみましょう。

ただし、クリエイターによってはクオリティに差があります。

契約する前に、ポートフォリオなどで事前に実力を確認しておきましょう。

④SNSで探す【個人の世界観を重視したい方向け】

SNSで探す場合のメリット・デメリットとおすすめのSNSは以下の通りです。

項目詳細
メリット・事前に作品のクオリティを確認できる
・余計な手数料がかからない
デメリット・実務経験がないクリエイターもいる
おすすめのSNSX
Instagram
YouTube
TikTok

SNSの検索を活用すれば、動画クリエイターが見つかる場合があります。

作品などもSNSから確認できるので、ある程度実力を確かめたうえで依頼できるでしょう。

ただし、なかには実務経験がなく趣味程度で作品を作っている場合も多いです。

依頼する際は、事前にポートフォリオを確認するなど仕事として依頼して問題ないか、チェックしておきましょう。

⑤知人・友人に紹介してもらう【信頼性を重視したい方向け】

知人・友人に紹介してもらう場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

項目詳細
メリット・信用しやすい
・手数料がかからない
・柔軟に対応してもらいやすい
デメリット・条件に合わなかった場合断りづらい
・クオリティに差がある

動画クリエイターの知り合いがいる知人・友人がいれば紹介してもらうのも、ひとつの方法です。

紹介であれば信用できやすく、こちらの要望にも柔軟に対応してもらえる可能性が高いでしょう。

しかし、紹介してもらっているからこそ、万が一条件に合わなければ断りづらいデメリットもあります。

紹介してもらうまえに、作品などを事前に確認しておきましょう。

⑥イベントやセミナーに参加する

イベントやセミナーに参加する場合のメリット・デメリットとおすすめのサイトは以下の通りです。

項目詳細
メリット・クリエイターと直接対面してやり取りできる
・手数料がかからない
デメリット・必ず条件の合うクリエイターを見つけられるとは限らない
おすすめのサイトVIDEOGRAPHERS TOKYO ONLINE 2025
The CREATORS

イベントやセミナーには、さまざまなクリエイターが参加します。

クリエイターと直接対面してやり取りできるので、相性やコミュニケーション面など、動画制作のスキル以外も確認したうえで依頼できるでしょう。

ただし、参加しているクリエイターの人数は限られています。

必ず相性の良いクリエイターに会えるとは限らないので、あくまで人脈を広げるつもりで参加してみましょう。

⑦オンラインコミュニティに参加する

オンラインコミュニティに参加する場合のメリットやデメリット、おすすめのサイトは以下の通りです。

項目詳細
メリット・人脈を広げやすい
・自身に動画制作のスキルが身に付く
デメリット・参加費用がかかる
おすすめのサイトOneSe

動画クリエイターが集まるオンラインコミュニティに参加すれば、クリエイターを見つけられます。

積極的にコミュニティに参加していれば、長く仕事を依頼できるパートナーも見つかるかもしれません。

月額費用がかかる場合が多いので、コストをかけたくない人にはあまり向いていないと言えるでしょう。

⑧大学や専門学校に問い合わせる

大学や専門学校に問い合わせる場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

項目詳細
メリット・将来有望なクリエイターが見つかる場合がある
・低コストで依頼できる可能性がある
デメリット・質の高い動画が完成する保証はない

映像系の大学や専門学校に問い合わせることで、将来有望なクリエイターが見つかる場合があります。

もちろん、問い合わせたからといって必ず依頼できるとは言えませんが、なかなか良いクリエイターが見つからずに悩んでいる方は試してみてください。

⑨公募サイトで探す

公募サイトで探す場合の、メリット・デメリットとおすすめのサイトは以下の通りです。

項目詳細
メリット・クオリティの高い作品を作れるクリエイターが見つけやすい
・直接依頼できれば手数料がかからない
デメリット・クリエイターによってスキルの差がある
おすすめのサイト登竜門
koubo
コンペナビ

映像作品に関する公募サイトを確認すれば、数多くのクリエイターを探せます。

受賞した人であれば高い制作スキルを持っている可能性が高いので、クオリティの高い作品を制作してもらえるでしょう。

ただし、クリエイターによって持っているスキルや技術の高さは違います。

制作してほしいイメージとマッチしているクリエイターなのか、事前に確認しましょう。

⑩フリーランス協会に問い合わせる

フリーランス協会に問い合わせる場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

項目詳細
メリット・一定のスキルの高さが保証されている
・実務経験があるクリエイターが多い
デメリット・クリエイターによってスキルの差がある
サイトフリーランス協会

フリーランス協会には、動画関係だけでなくさまざまなクリエイターが入会しています。

フリーランス協会に入会するには一定の条件と料金がかかるので、一定のスキルの高さが保証されています。

もちろんクリエイターによってスキルの差があるので、相性の合うクリエイターが見つかるまで時間がかかる可能性もあるでしょう。

優秀な動画クリエイターの見分け方

動画制作を外注する際、クリエイターのスキルや信頼性を見極めることは非常に難しいものです。

実績や料金だけを見て契約し、最終的な成果物に満足できないという失敗は少なくありません。

そこで本記事では、優秀な動画クリエイターの見分け方として、以下の4つをご紹介します。

  • ポートフォリオで実績を確認する
  • 得意なジャンルやテイストを調べる
  • コミュニケーション能力の高さを見る
  • 見積もりの妥当性を確認する

ポートフォリオで実績を確認する

クリエイターのポートフォリオ(作品集)は、その技術や知識、過去の実務経験を一度に確認できる最も重要な資料です。

制作会社やフリーランスを選定する際は、ポートフォリオを細部までチェックし、以下の2点を重点的に見極めましょう。

項目
①求めるイメージとの作風の一致
②実務経験とスキルの確認

クリエイターの作品に現れている「作風」が、自社が制作したい動画のイメージと合致しているかを確認します。

求めるイメージに近い実績を多く持つ人を選びましょう。

過去の制作実績が、実際の仕事として依頼内容に沿って作られたものかを確認してください。

これにより、「クライアントワーク」の経験値や、納期を守るなどの信頼性を判断できます。

さらに、使用できる制作ソフトや技術レベル、動画の知識が、依頼内容を遂行するのに十分かどうかも必ずチェックすべき重要なポイントです。

得意なジャンルやテイストを調べる

クリエイターが過去に手掛けた動画のジャンルやテイストを詳細に調べることは、依頼の成否に直結します。

例えば「企業の採用動画」の実績が豊富なクリエイターは、「SNS向けの短尺プロモーション動画」の制作は不得意かもしれません。

ポートフォリオや実績を見て、以下の項目をチェックしましょう。

項目
①ジャンル
②テイスト

企業の採用、商品プロモーション、YouTubeのバラエティ、アニメーションなど、どのジャンルを多く手掛けているか確認しましょう。

クールで洗練された映像が得意か、温かみのあるドキュメンタリー調が得意か、コミカルな表現が得意かなどをチェックします。

依頼したい動画とクリエイターの得意な方向性が一致していれば、スムーズに制作が進み、求めるクオリティに達する可能性が高まるでしょう。

コミュニケーション能力の高さを見る

動画制作のスキルはもちろん大切ですが、コミュニケーション能力の高さも作品のクオリティに大きく影響します。

特に以下の点を意識して、コミュニケーション能力をチェックしましょう。

  • 返答がスムーズか
  • こちらの伝えたことを正しく汲み取ってくれるか
  • 最低限のマナーがあるか
  • 提案などを分かりやすく伝えてくれるか

コミュニケーション能力が高ければ、満足度の高い取引ができるでしょう。

見積もりの妥当性を確認する

動画制作を依頼する際、同じ条件であってもクリエイターによって提示される費用は変動します。

そのため、必ず複数のクリエイターに見積もりを依頼し、その妥当性を慎重に確認する必要があります。

費用が高いからといって、必ずしも求めるクオリティや成果が得られるとは限りません。

反対に、相場より極端に安すぎる費用は、後から追加費用が発生したり、制作途中でトラブルになったりするリスクを含んでいます。

提示された金額に対し、「依頼する費用に見合ったクオリティやサービス(企画、撮影、修正回数など)が得られるのか」、そして「投資対効果(ROI)」が高いのかを冷静に比較検討しましょう。

予算内で成功を収めるための重要なポイントです。

動画クリエイターに依頼する際の注意点

動画クリエイターに依頼する際には、以下の4つの注意点を意識してください。

  • 依頼内容(目的・ターゲット)を明確に伝える
  • 予算と納期を具体的に提示する
  • 契約書で業務範囲と修正回数を確認する
  • 著作権・肖像権の所在を確認する

次から詳しく確認していきましょう。

依頼内容(目的・ターゲット)を明確に伝える

依頼内容があいまいなままだと、クリエイターはクライアントの意図に沿った動画を制作することができません。

イメージ通りの成果を得るために、クリエイターに仕事を依頼する前に、以下の項目を明確にしておきましょう。

項目
①動画の目的:(採用応募数の増加、商品購入、ブランド認知拡大など)
②伝えたいメッセージ:(競合にはない技術力、企業の温かい社風など)
③ターゲット層:(20代の転職希望者、30代の子育て世代など)
④配信先:(YouTube、自社ホームページ、SNS広告など)

上記の項目を具体的にしておくことで、クリエイター側も動画の内容と方向性を明確に理解しやすくなります。

目的とターゲットが明確であれば、それを実現するための最適な構成や表現を提案してもらえるようになり、理想の動画制作につながるでしょう。

予算と納期を具体的に提示する

動画制作をスムーズに進める上で、依頼者が予算と納期を具体的に提示することは極めて重要です。

依頼する際は、まずおおよその予算と納期の相場を事前に把握し、現実的な範囲で設定しましょう。

ただし、依頼内容に対して無理な予算や納期を設定するのは避けてください。

無理な条件はクオリティの低下やトラブルにつながります。

具体的な数字を示すことで、クリエイターは予算内で最善の提案や制作スケジュールを組むことが可能になります。

契約書で業務範囲と修正回数を確認する

動画制作において、契約内容の細かな確認を怠ると、後々トラブルに発展するリスクが高まります。

特に以下の重要項目を重点的にチェックし、業務範囲と修正回数を明確にしておきましょう。

項目
①業務範囲と納期
②修正可能回数
③著作権と利用範囲
④機密情報とデータ

納品形式(ファイル形式)や最終納期、料金に含まれる工程(企画、撮影、編集)を事前に確認しましょう。

また、無償で対応してもらえる修正回数や、それを超える追加費用も確認が必要です。

さらに、動画の著作権の帰属、使用範囲(Web、SNSなど)、二次利用(広告転用など)の可否と費用についても事前に把握しておきましょう。

制作会社は契約面も適切に対応することが多いですが、フリーランスに依頼する場合は契約があいまいになりがちです。

上記の項目を必ず契約書に盛り込み、相互に確認しましょう。

著作権・肖像権の所在を確認する

動画制作を依頼した場合、著作権は基本的にクリエイターや制作会社など、制作側に帰属するケースが多いです。

著作権が制作側にある場合、契約で定めた範囲以外で自由に動画を使用したり、加工・編集したりすること(二次利用)はできません。

無断で使用すると、著作権侵害にあたります。

さらに注意が必要なのが、動画に出演した人物に関する肖像権です。

たとえ社員であっても、出演者の許諾なく動画を目的外で使用すると、肖像権の侵害となる可能性があります。

後でトラブルに発展するのを防ぐため、著作権(動画そのもの)と肖像権(出演者)の所在と利用範囲について、契約書で必ず確認し、明確に取り決めましょう。

【依頼先別】動画制作の料金相場

動画制作の費用は、依頼先によって大きく異なります。

求めるクオリティ、制作スピード、予算に応じて最適なパートナーを選ぶことが、プロジェクト成功の鍵となります。

そこで本記事では、各依頼先の料金相場について、以下の2つに分けて解説していきます。

  • 動画の種類別の料金相場
  • 制作会社とフリーランスの料金の違い

それぞれ、1つずつ確認していきましょう。

動画の種類別の料金相場

動画制作費は、動画の目的や種類によって大きく変動します。

ここでは主な種類の相場を解説します。

以下に詳細をまとめました。

動画の種類費用の目安(動画1本の制作費用)
YouTube(編集のみ)5,000〜50万円
商品・サービス紹介10〜200万円以上
会社・店舗・学校紹介10〜200万円以上
採用10〜200万円以上
セミナー・イベント5〜50万円以上
アニメーション10〜300万円以上
テレビCM100〜500万円以上
研修動画5〜200万円
VR動画20〜550万円

引用:動画幹事

上記は動画幹事が、公開している動画の種類別の費用の目安です。

あくまで目安で、依頼先によっても変動しますので、依頼の際は見積もりを取りましょう。

特に実写撮影やロケ、プロのキャスト起用がある場合は、人件費や機材費で相場は高くなる傾向があります。

制作会社とフリーランスの料金の違い

制作会社とフリーランスそれぞれの相場の違いは、以下の通りです。

項目料金
制作会社に依頼する場合の相場20万円~100万円
フリーランスに依頼する場合の相場15万円~50万円

制作会社の場合は、大勢のスタッフが制作に携わるため費用も高い傾向にあります。

一方でフリーランスはすべての作業をひとりで行うので、人件費がかかりません。

その分、低価格で依頼できる場合が多いでしょう。

よくある質問

ここでは、動画クリエイターに関するよくある質問(以下4つ)を紹介します。

  • 動画制作の費用を安く抑える方法は?
  • 動画制作の期間はどのくらい?
  • 動画クリエイターは増えすぎてもう遅い?

動画制作の費用を安く抑える方法は?

動画制作の費用を安く抑えるためには、以下の方法が有効です。

項目
①内製化:自社で制作することで外注費用を削減
②シンプルな構成:撮影や編集の工数を減らす
③テンプレートやフリー素材:デザインや音楽のコスト削減
④撮影や出演者を最小限:無駄な費用を省く

これらを実践することで、クオリティを保ちながらも、コストを効率的に削減できます。

動画制作の期間はどのくらい?

動画制作にかかる期間は、およそ3~4か月程度です。

各工程にかかる製作期間の目安は以下の通りです。

制作の流れかかる期間の目安
1.ヒアリングと企画1週間程度
2.見積もりと契約1週間程度
3.制作開始と進捗確認1か月半~2か月程度
4.納品と修正1週間~2週間程度
5.検収と支払い1週間程度

上記はあくまで目安です。

フリーランスの場合はスケジュールも柔軟に対応してくれることが多いので、上記の期間よりも短期間で制作してくれる場合があります。

ただし、途中で修正やトラブルが発生すればさらに期間は伸びるので、余裕を持ったスケジュールで依頼しましょう。

動画クリエイターは増えすぎてもう遅い?

決して遅くありません。

動画クリエイターが増えているのは事実ですが、市場の拡大スピードもそれ以上に速く、プロフェッショナルなスキルを持つ人材の需要はむしろ高まっています。

競争に勝つためには、特定のジャンルや業界に特化し、独自の強みを磨くことが重要です。

スキルと戦略があれば、今からでも十分活躍の場はあるでしょう。

未経験のクリエイターに依頼しても大丈夫?

結論から言うと、制作費を抑えたい場合は検討の価値があります。

未経験や実績の少ないクリエイターに依頼する最大のメリットは、費用を相場より大幅に抑えられる点です。

ただし、企画力や構成力、納期管理の面で不安定になるリスクがあるため、注意が必要です。

依頼する場合は、ポートフォリオ(過去の制作物)を必ず確認し、編集スキルやセンスが自社の求めるレベルに達しているかを見極めましょう。

また、依頼内容(目的や構成)を明確かつ具体的に伝え、密なコミュニケーションを取ることで、トラブルを未然に防ぎ、成功に導くことが可能です。

まとめ

本記事では動画クリエイターの探し方や、年収や料金相場・選び方について解説してきました。

本記事をまとめると以下の4つです。

  • 動画クリエイターには、まだまだ将来性がある
  • 動画クリエイターの探し方は、SNSや動画制作会社など様々ある
  • 優秀な動画クリエイターを探すには、ポートフォリオで実績を確認する
  • 動画制作には余裕のあるスケジュールを組む

動画クリエイター選びは、今後のビジネス成長に大きな影響を与えます。

実績をしっかり確認し、自社に最適なクリエイターを見つけることが成功の鍵です。

まずは、自社のニーズに合ったクリエイターを見つけ、プロジェクトに取り組んでみましょう。

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