ストーリー動画の作り方とは?心を掴む構成とストーリーテンプレートも紹介

今、SNSをはじめとしたさまざまなメディアで注目を集めているのが「ストーリー動画」です。
商品やサービスの特徴を伝えるだけでなく「共感」や「感動」を通じて視聴者の心を動かし、ブランドの印象を深く刻むことができます。
しかし、ストーリー性を持たせれば良いというものではありません。
構成や演出を誤ると、逆に伝わりにくくなることもあるのです。
そこで本記事では、ストーリー動画の基本的な作り方に加えて、以下についても詳しく解説していきます。
- 動画制作の基本となるストーリー構成
- すぐに使える構成テンプレート
- 視聴者の心を動かす5つの要素
一つずつ詳細に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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なぜ今、企業の動画に「ストーリー」が必要なのか
情報があふれる現代では、企業が動画で伝えたいメッセージを視聴者に届けるのは容易ではありません。
単に機能やサービスの特徴を伝えるだけでは、印象に残らずにすぐに忘れられてしまうでしょう。
そこで今、注目を集めているのが「ストーリー性のある動画」です。
本記事では、企業の動画にストーリーが必要とされる理由を、以下の3つの視点から解説します。
- 視聴者の感情に訴えかけ記憶に残すため
- メッセージへの共感を生み行動を促すため
- 他の企業との差別化を図りファンを作るため
それぞれ、一つずつ見て確認していきましょう。
視聴者の感情に訴えかけ記憶に残すため
私たちは、事実や数値よりも「物語」によって感情を動かされ、記憶に残りやすい傾向があります。
スタンフォード大学の研究でも、ストーリーは単なる情報と比べて最大22倍も記憶に残ると報告されています。
ストーリー動画は、登場人物の心の揺れや成長を描くことで、視聴者の感情に深く訴えかけます。
その結果、強い共感を生み出すのです。
メッセージへの共感を生み行動を促すため
心理学の研究によると、人は感情的なつながりを感じると、その相手や伝えられたメッセージに対して信頼や好意を持ちやすくなります。
こうした感情の働きが、行動の動機付けにつながるのです。
また、動画は映像と音声を組み合わせることで、感情を伝える力が非常に強いメディアです。
特にストーリー仕立ての動画は、視聴者が自分自身の経験や感情と重ね合わせやすいため、メッセージを自分事として受け止めてもらいやすくなります。
このように、企業が動画制作にストーリーを取り入れるのは、視聴者の共感を引き出し、具体的な行動へとつなげるための効果的な方法と言えるでしょう。
他の企業との差別化を図りファンを作るため
現代では、機能や価格だけで差別化するのが難しくなっています。
多くの企業が似た商品やサービスを提供する中で、顧客の関心を引くには別の要素が求められます。
その一つが「ストーリー」です。
企業の理念や価値観を物語として伝えることで、商品以上の共感や親近感を生み出せます。
感情的なつながりを築いたブランドは、顧客の支持を得て長く愛される存在になれるでしょう。
動画制作の基本となるストーリーの構成(三幕構成)
動画制作において、効果的なストーリーを作るための基本が「三幕構成」です。
これは物語を「設定」「対立」「結論」の3つの段階に分け、視聴者の関心を引きつけて感情を動かす手法として広く使われています。
本記事では、この三幕構成を以下に分けて詳しく解説します。
- 第一幕:課題の提示と共感を呼ぶ「設定」
- 第二幕:葛藤や障害を乗り越える「対立」
- 第三幕:解決策と未来を示す「結論」
それぞれ、詳しく解説していきます。
第一幕:課題の提示と共感を呼ぶ「設定」
物語の第一幕は「設定」と呼ばれ、ストーリーの舞台や登場人物、そして抱える課題を示す役割があります。
ここで視聴者は、主人公の状況や目標を理解しやすくなるのです。
また、対立の種となる問題が提示されることで、感情移入が生まれやすくなり、次の展開への期待が高まります。
第一幕は全体の約4分の1を占め、物語の土台を築く重要な部分です。
第二幕:葛藤や障害を乗り越える「対立」
第二幕の「対立」は物語の中心部分であり、主人公がさまざまな葛藤や障害に直面します。
仲間と協力したり、新たな敵と戦ったりする中で葛藤が深まるのです。
物語の中盤では、計画の失敗や予想外の出来事が起こり、大きな転換点を迎えます。
そしてさらに進むと、主人公はクライマックスに向けて重要な決断を下し、これまでとは異なる行動を選択します。
この流れが物語の緊張感と盛り上がりを生み出します。
第三幕:解決策と未来を示す「結論」
第三の「結論」は物語の締めくくりとなるパートで、主人公が試練を乗り越えた先に見つけた答えや変化が描かれます。
ここでは、これまで積み上げてきた葛藤が解決へと向かい、物語はクライマックスを迎えます。
主人公の選択や行動によって問題が収束し、成長や新たな視点が生まれるのです。
それによって、視聴者に深い納得感や余韻を残すことができます。
魅力的なストーリーを構成する5つの必須要素
心を動かす動画には、必ずと言っていいほど「良いストーリー」があります。
それは偶然に生まれるものではなく、しっかりと構成された要素の組み合わせによって成り立っています。
視聴者が思わず引き込まれるストーリーには、共通する「型」があるのです。
本記事では、魅力的なストーリーを構成する必須要素として、以下の5つをご紹介します。
- 誰の物語か明確にする「主人公」
- 視聴者が共感できる「目的・ゴール」
- 物語を面白くする「障害・葛藤」
- 最も盛り上がる見せ場「クライマックス」
- 伝えたい核心部分「メッセージ」
この5つの要素を意識することで、視聴者の感情を動かし、印象に残るストーリーを作ることができます。
それぞれ、1つずつ見ていきましょう。
誰の物語か明確にする「主人公」
魅力的なストーリーには、主人公が欠かせません。
視聴者はその人物が何を求め、どんな壁にぶつかり行動するのか、自分を重ねながら物語を追っていきます。
主人公の目標がどんなものであれ、そこに人間らしい感情や動機があれば、共感が生まれます。
動画においても、最初に「誰の視点で進む物語なのか」を明確にすることで、伝えたいメッセージがより深く、自然に届くようになります。
視聴者が共感できる「目的・ゴール」
魅力的なストーリーには、主人公が目指す「目的」や「ゴール」がはっきりと示されていることが大切です。
視聴者はその目標に価値や意味を感じることで、主人公の行動に共感し、物語に引き込まれます。
大きな夢でも、身近な願いでも構いません。
重要なのは、そのゴールが感情に響き、応援したくなる理由があることです。
物語を面白くする「障害・葛藤」
物語に緊張感と深みをもたらすのが「障害・葛藤」です。
主人公が目標に向かう過程で遭遇する困難や対立は、ストーリーの魅力をぐっと引き上げます。
これらの障害がなければ、物語は単調になりやすく、視聴者の関心を保つのが難しくなるでしょう。
この要素には、内面の葛藤や外部の敵対者、環境の変化などさまざまな形があります。
主人公の成長や変化を促す重要な役割を担っています。
最も盛り上がる見せ場「クライマックス」
クライマックスはストーリーの中で最も盛り上がる瞬間です。
主人公が最大の試練や決断に直面します。
ここでの緊迫感や感情の高まりが視聴者の心を掴み、物語全体の印象を強くします。
葛藤の解消や問題の解決に向けた重要な転換点であり、主人公の成長や変化が最も鮮明に描かれる部分でもあります。
伝えたい核心部分「メッセージ」
ストーリーの最後に伝わる「メッセージ」は、物語全体の核となるテーマや価値観を示します。
視聴者にとって心に残る内容でなければ、せっかくのストーリーも印象が薄れてしまうでしょう。
明確で一貫したメッセージは視聴者の感情に訴えかけ、行動や共感を促す力があります。
【実践】ストーリー動画の作り方を4ステップで解説
ストーリー動画は視聴者の感情に訴えかけ、印象に残るメッセージを届けるための強力な手段です。
とはいえ、「どうやって作ればよいかわからない」「構成に自信がない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
ストーリー動画は感覚で作るものではなく、明確な手順と設計が必要です。
本記事では、ストーリー動画を効果的に作るための基本ステップを、以下の4つに分けて解説していきます。
- 誰に何を伝えたいか明確にする「目的設定」
- 物語の骨子となる「プロット作成」
- 撮影の設計図を作る「絵コンテ・脚本」
- 物語を形にする「撮影と動画編集」
それぞれ、分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
誰に何を伝えたいか明確にする「目的設定」
ストーリー動画制作の第一歩は、「誰に何を伝えたいか」という目的を明確にすることです。
ターゲットとなる視聴者や伝えたいメッセージがはっきりしないと、動画の方向性が定まらず効果が薄れてしまいます。
具体的な目的があれば、内容や構成、表現方法もブレずに進められ、伝えたいことをより効果的に届ける事が可能です。
目的設定は動画制作の土台となり、これをしっかり行うことで視聴者に響く動画を作りやすくなります。
企画段階での時間をかけた検討が、後の制作過程をスムーズにし、結果的に高い成果を生み出す鍵です。
物語の骨子となる「プロット作成」
ストーリー動画制作で最も重要な工程のひとつが「プロット作成」です。
プロットとは物語の骨組みであり、起承転結や三幕構成といった基本的な枠組みを意識しながら、ストーリーの流れを丁寧に組み立てていきます。
この段階でしっかりと構成を練ることで、伝えたいメッセージが視聴者にスムーズに伝わりやすくなります。
また、話の展開に無駄がなくなり、視聴者の興味を引き続ける効果も高まるでしょう。
明確なプロットがあれば、撮影や編集も効率的に進めることができ、完成度の高い動画制作につながります。
撮影の設計図を作る「絵コンテ・脚本」
ストーリー動画の制作において、撮影を円滑かつ効率的に進めるために欠かせないのが「絵コンテ」と「脚本」の作成です。
絵コンテはシーンごとの映像イメージを視覚的に表現し、撮影する画面構成やカメラアングルを明確に示します。
一方、脚本ではセリフやナレーションだけでなく、登場人物の動きや表情、カメラの動きといった細かな指示も具体的に書き起こします。
これらは撮影の設計図となり、スタッフ間で共通の理解を作り出すツールです。
しっかりと準備することで、無駄のない効率的な撮影を実現できます。
物語を形にする「撮影と動画編集」
ストーリー動画制作の最終段階は「撮影と動画編集」です。
撮影では、絵コンテや脚本を基に丁寧にシーンを撮影し、映像のクオリティを高めていきます。
編集では、映像をつなぎ合わせ、音楽や効果音、テキストを加えることで動画を完成させます。
この工程での工夫が、視聴者の感情に響くかどうかを左右する重要なポイントです。
細部にまでこだわり、伝えたいメッセージを効果的に届けましょう。
すぐに使える目的別のストーリー構成テンプレート
ストーリー動画を制作する際は、ただ感動的なシーンを並べるだけでは十分とは言えません。
伝えたい「目的」に応じて適切なストーリー構成を選ぶことで、視聴者に届くメッセージの深さと印象が大きく変わってきます。
そこで本記事では、目的別ストーリーテンプレートを以下の3つに分けてご紹介します。
- 商品の魅力を伝える「ビフォーアフター型」
- 企業の想いを届ける「ドキュメンタリー型」
- 顧客の信頼を得る「お客様の声・事例紹介型」
それぞれ、1つずつ見ていきましょう。
商品の魅力を伝える「ビフォーアフター型」
商品の魅力を伝える「ビフォーアフター型」のテンプレートは、以下の通りです。
構成要素 | 内容 | 例文 |
---|---|---|
ビフォー(悩み・課題の提示) | ・商品を使う前の困りごとや不満を描写する。 ・視聴者が共感しやすい状況を提示する。 | ・「毎日寝つきが悪く、疲れが取れない日々でした」 |
きっかけ(出会い) | ・商品やサービスとの出会い ・導入の理由を自然な流れで示す。 | ・「そんな時に出会ったのが、この快眠マットでした」 |
変化のプロセス | ・使用してみた体験談や変化の過程を描く。 ・信頼感や納得感を高める。 | ・「初日から眠りの質が違うと実感。1週間で朝がラクに」 |
アフター(改善された姿) | ・課題が解決された状態 ・得られた成果を示す。 | ・「今では毎朝スッキリ起きられ、仕事の効率も上がりました」 |
メッセージ・推奨 | ・視聴者へのメッセージや推奨の言葉で締める。 ・行動を後押しする。 | ・「同じ悩みを抱えている方に、ぜひ試してほしいです」 |
ビフォーアフター型は、視聴者の共感を呼びやすく、商品の価値を具体的に伝えるのに最適です。
実体験を通じた変化を見せることで、説得力のあるストーリーが完成します。
企業の想いを届ける「ドキュメンタリー型」
企業の想いを届ける「ドキュメンタリー型」のテンプレート型は、以下の通りです。
構成要素 | 内容 | 例文 |
---|---|---|
導入(背景紹介・問いかけ) | ・企業や人物の原点 ・なぜこの仕事をしているのかという背景などを提示 | ・「なぜ、私たちはこの道を選んだのか?」 |
きっかけ(出会い) | ・日々の努力、課題との向き合い方などを描写する。 ・リアリティのある映像で「等身大の姿」を伝える。 | ・「理想と現実のギャップ」「乗り越えてきた壁」 |
価値観(企業の信念や理念) | ・行動の根底にある大切にしている想いを表現する。 | ・「◯◯のためにという気持ちが、私たちの原動力です」 |
成果や反応(顧客や社会への影響) | ・顧客の声や社会的反響や実際の変化を描く。 ・共感と信頼を深める。 | ・「お客様のひと言が、私たちの支えになる」 |
未来への展望・結び | ・今後のビジョンを提示。 ・視聴者と「物語の共有感」を持たせる。 | ・「まだ道半ば。だからこそ、歩みは止めません」 |
ドキュメンタリー型は、企業の人間味や信念を伝えることで、視聴者との信頼関係を築くのに効果的です。
理念や物語に共感してもらうことで、長期的なファンを獲得できます
顧客の信頼を得る「お客様の声・事例紹介型」
構成要素 | 内容 | 例文 |
---|---|---|
導入(課題の共有) | ・顧客が抱えていた悩みや課題を紹介 ・視聴者に「自分ごと」として共感を促す | ・「〇〇に悩んでいて、いろいろ試したけれど効果がなかった」 |
出会い(商品・サービスとの接点) | ・顧客と商品・サービスの出会い ・信頼性を高める | ・「知人の紹介で知った」 ・「SNSで見かけた」 |
使用体験(変化のプロセス) | ・使用する中でどんな変化があったのか ・リアルなエピソードを交えて紹介 | ・「最初は半信半疑だったけど、使ってみると…」 |
成果・効果(ビフォーアフター) | ・目に見える成果・効果を提示・数値・表情・生活の変化を見せると効果的 | ・「以前より○%改善」「毎日が楽しくなった」 |
共感の呼びかけ(視聴者へのメッセージ) | ・他の視聴者にも届くような温かい一言 ・信頼と安心感を与える | ・「似たような悩みを抱えている方には特におすすめです」 |
この構成は、顧客の実体験を通して信頼を築き、共感を生む強力な手法です。
リアルな声が視聴者の心に響き、購入への後押しにつながります。
【応用】インスタストーリーでの動画活用テクニック
インスタグラムのストーリー機能は、24時間限定という特性を活かした手段として、多くの企業や個人が活用しています。
気軽に発信できる一方で、しっかりとした戦略と工夫を凝らさないと、視聴者の印象に残らずスルーされてしまうことも少なくありません。
本記事では、インスタストーリーをより効果的に活用するための動画編集・投稿のテクニックを5つに絞ってご紹介します。
- 1分以上の長い動画を分割して載せる方法
- 動画と写真を一緒におしゃれに見せる方法
- 動画の長さ調節と秒数設定のやり方
- 動画の貼り付けや複数投稿ができない時の対処法
- 視聴者を惹きつける動画編集アプリの活用術
初心者の方でもすぐに実践できるよう、具体的な手順とコツを交えて解説していきます。
1分以上の長い動画を分割して載せる方法
インスタストーリーでは、投稿できる動画は最大で「1分」です。
それ以上の長さの動画は、自動的にカットされてしまいます。
1分以上の長い動画をストーリーでアップしたい時は、動画を分割してアップしましょう。
分割する方法を以下にまとめました。
【インスタグラムのアプリで分割する手順】
- インスタアプリのストーリー作成画面を開く
- 投稿したい動画(1分以上)を選択する
- 分割画面が表示されるので、必要な範囲を確認・選択
- ストーリーズに投稿
【iPhoneで分割する手順】
- 「写真」アプリを開いて動画を選択
- 「編集」を選択
- 下部の時間軸バーで1分以内にカットする
【Androidで分割する手順】
- 「Googleフォト」アプリを開いて動画を選ぶ
- 「編集」を選択
- 時間軸バーで1分以内にカット・調整
伝えたい内容を整理して、分割して発信しましょう。
動画と写真を一緒におしゃれに見せる方法
インスタグラムのストーリーでは、動画と写真を組み合わせることが可能です。
そうすることで、よりおしゃれで魅力的なストーリーになります。
背景やテキストのデザインを統一することで、全体のバランスが取れ、スタイリッシュな印象を与えられます。
また、コラージュ機能やスタンプを活用すると、個性的な表現も加えられます。
以下に、動画と写真を一緒におしゃれに見せる手順をまとめました。
【動画と写真をおしゃれに見せる方法】
- 左下の画像マークをタップ
- 1枚目に動画を選択
- 画面上部の顔マークをタップ
- 2枚目に写真を選び、動画に重ねる
- 文字や装飾を加えて完成
この方法を使えばストーリーの表現に幅が広がり、より印象的な投稿ができます。
動画の長さ調節と秒数設定のやり方
インスタストーリーズでは、動画の長さを細かく調整することで、伝えたい内容をより的確に届けることができます。
とくに情報量が多い動画や複数のカットをつなげたい場合は、秒数設定が重要です。
以下に、動画の長さ調節と秒数設定の手順をまとめました。
- ストーリー投稿画面を開く
- 投稿したい動画を選択
- 画面下のバーで秒数を調節
- 投稿したい秒数で止めて完了をタップ
この手順を使えば、ストーリー内で動画のテンポや尺を意図的に調整できます。
より伝わりやすい構成が可能になりますので、ぜひ試してみてください。
動画の貼り付けや複数投稿ができない時の対処法
インスタストーリーで動画の貼り付けや複数投稿ができない場合があります。
主な原因としては以下が考えられます。
- 動画の長さがオーバーしている
- 推奨されていないファイル形式を使用している
- バージョンが古い
その場合の対処法ですが、以下の方法で改善されることが多いようです。
- Wi-Fiの再接続
- ファイル形式・ファイルサイズの確認
- バージョンのアップデート
- キャッシュのクリア
アプリの再起動やアップデート、不要データの削除を試してみましょう。
さらに、スマホの設定やストレージ状況を確認することも大切です。
視聴者を惹きつける動画編集アプリの活用術
インスタストーリーで視聴者の心を掴むには、動画の編集にひと工夫加えることが非常に効果的です。
近年はスマホ1台でプロ並みの動画が作れる編集アプリが多く登場し、誰でも手軽に高品質なコンテンツを制作できます
特に使いやすく、多機能なおすすめ編集アプリと、それらを活かしたテクニックをわかりやすくまとめました。
テクニック | 内容 | アプリ例 |
---|---|---|
動きのあるテキスト | ・フェードイン・ズーム・スライドで表示。 ・注目ポイントに合わせて動きをつける。 | ・CapCut ・InShot |
音楽と効果音の活用 | ・雰囲気に合ったBGMを選ぶ。・効果音を挿入してテンポ感UP。 | ・CapCut ・VN |
シーンの切り替えにトランジション効果 | ・フェード、スライド、ズームなどで動画のつながりを滑らかにする。 | ・CapCut ・InShot |
ぜひ参考にしてください。
ストーリーをより良く見せる動画編集のコツ
インスタストーリーのような短尺動画では、最初の1〜2秒で目を引く演出やテンポの良い構成が鍵になります。
テキストやBGM、色味の調整など、視覚と聴覚の両面から工夫しましょう。
そうすることで、視聴者の離脱を防ぎ、最後まで見てもらえる動画に仕上がります。
本記事では、ストーリーをより良く見せる動画編集のコツとして、以下の3つをご紹介します。
- 世界観を演出するBGMと効果音の選び方
- メッセージを補強するテロップの入れ方
- 視聴者を飽きさせないカットとテンポ作り
それぞれ、1つずつ見ていきましょう。
世界観を演出するBGMと効果音の選び方
動画の印象を大きく左右する要素のひとつが、「BGM」と「効果音」です。
ただ映像を流すだけでは伝わりづらい感情や空気感も、音を加えることで一気に引き立ちます。
音は視聴者の感情にダイレクトに訴えかけ、ストーリーへの没入感を高める力があります。
たとえば、爽やかな朝のシーンには明るく軽快な曲、感動的な場面には静かで温かみのある音楽が効果的です。
また、効果音の使い方にも工夫が必要です。
扉を開ける音、スマホの通知音、足音などを加えるだけでも、リアルな空気感が生まれます。
使いすぎると逆効果になるため、必要な場面に絞って自然に挿入しましょう。
メッセージを補強するテロップの入れ方
テロップは、視聴者に伝えたいメッセージを視覚的に補強する大切な要素です。
特に音声をオフにして視聴する人も多いため、内容を確実に届ける役割を持っています。
テロップは短く簡潔な言葉を選び、ポイントを絞って強調することが効果的です。
さらに背景とのコントラストを意識し、文字が読みやすい色や大きさで配置しましょう。
これにより視認性が高まり、視聴者の理解を深められます。
また、表示タイミングをセリフや重要なシーンに合わせて調整することで、メッセージのインパクトをさらに強められるはずです。
視聴者を飽きさせないカットとテンポ作り
視聴者を飽きさせないためには、テンポの良い編集が欠かせません。
ストーリーズは短時間で強い印象を残す必要があるため、間延びしたシーンや動きの少ない映像は避けましょう。
不要な間を削り、リズミカルにカットをつなぐことで、テンポ感のある映像に仕上がります。
さらに、アングルの切り替えや視覚的な変化を積極的に取り入れると、視聴者の関心を引きつけやすいです。
また、音楽や効果音をタイミングよく合わせることで、映像全体の流れに一体感が生まれます。
「続きが気になる」と思わせる展開を意識することが、最後まで視聴してもらうための重要なポイントです。
よくある質問
動画投稿に関する疑問は多くのユーザーが抱えているものです。
本記事では特に多く寄せられる以下の3つの質問について、わかりやすく回答していきます。
- インスタで動画が自動で分割されないのはなぜ?
- 15秒や60秒以上の動画を投稿する方法は?
- 動画と写真を一枚にまとめることはできますか?
1つずつ回答していきますので、ぜひ参考にしてください。
インスタで動画が自動で分割されないのはなぜ?
インスタグラムのストーリーでは、現在1クリップあたり最大60秒までの動画投稿が可能です。
60秒以内であれば動画はスムーズに1本で再生されます。
以前は15秒ごとに自動分割されていましたが、仕様変更により無くなっています。
15秒や60秒以上の動画を投稿する方法は?
15秒や60秒以上の動画を投稿する場合は、トリミングバーで分割する必要があります。
以下に【インスタグラムのアプリで分割する手順】をまとめました。
- インスタアプリのストーリー作成画面を開く
- 投稿したい動画(1分以上)を選択する
- 分割画面が表示されるので、必要な範囲を確認・選択
- ストーリーズに投稿
iPhoneで分割する手順とAndroidで分割する手順については、1分以上の長い動画を分割して載せる方法を参照してください。
動画と写真を一枚にまとめることはできますか?
可能です。
手順については、動画と写真を一緒におしゃれに見せる方法を参照してください。
まとめ
本記事では、ストーリー動画の作り方について解説してきました。
本記事をまとめると、以下の4つです。
- ストーリー動画は、競合との差別化するために必要
- ストーリー構成の基本は三幕構成
- ストーリー動画は誰に何を伝えたいか「目的」が大切
- 視聴者を惹きつけるには、動画編集アプリの活用がおすすめ
ストーリー動画は、競合と差別化を図る強力なツールとして今後ますます重要になります。
動画編集アプリの活用などテクニックを取り入れ、効果的にメッセージを伝えましょう。
動画制作してみませんか?
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その中で商品紹介や企業PRを行えば、より多くのユーザーにリーチできるため、短い動画でもインパクトを与えられます。
さらに、通常の動画制作よりもコストを抑えて制作依頼ができるのでおすすめです!
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