モーショングラフィックスとは?特徴・種類・活用事例などを解説!

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今日のデジタル時代において、モーショングラフィックスは、情報を効果的かつ魅力的に伝えるための強力なツールとして注目されています。

とはいえ、「モーショングラフィックス」と聞いても、具体的にどのようなものかピンとこない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、モーショングラフィックスの特徴や他の映像表現との違いをはじめ、実際の活用例や主な種類、活用するメリットなどをわかりやすく解説します。

初めてモーショングラフィックスに触れる方でも理解できるよう、基礎からわかりやすく紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

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モーショングラフィックスとは?

モーショングラフィックスは、広告やPR動画などで活用されている、身近な映像表現のひとつです。

本記事では、モーショングラフィックスの特徴や他の映像表現との違い、活用例について、以下の4つに分けて解説します。

  • モーショングラフィックスの特徴
  • インフォグラフィックスとの違い
  • アニメーション・CGとの違い
  • モーショングラフィックスの活用例

それでは、1つずつ確認していきましょう。

モーショングラフィックスの特徴

モーショングラフィックスの大きな特徴は、文字やイラスト、図形などの静止画に動きやエフェクト、音を加え、情報をわかりやすく伝えられる点です。

複雑なデータやサービスの仕組みも、動きを取り入れることで直感的に理解しやすくなります。

さらに、色使いや音楽、動きのリズムを組み合わせることで、視聴者の印象に残りやすい映像表現を実現できます。

インフォグラフィックスとの違い

モーショングラフィックスと似た言葉に「インフォグラフィックス」があります。

どちらも情報をわかりやすく伝えるための手法ですが、表現方法や活用シーンが異なります。

以下の表で、それぞれの特徴を比較してみましょう。

名称特徴
インフォグラフィックス・グラフ、図表などを用いて情報を整理し、視覚的にわかりやすく表現
・データや情報を正確にわかりやすく伝えることが目的
・ポスター、パンフレット、Webサイト、書籍など様々な媒体で利用
モーショングラフィックス・静止画に動きや音を加え、視覚的に訴えかける力を高める
・情報伝達に加え見ている人の感情を動かすなどの目的もある
・CM、Web広告、ミュージックビデオなど、主に動画形式で利用

上記のように、インフォグラフィックスは静止画で情報を整理して伝える手法です。

一方モーショングラフィックスは、動きや音を加えることで、情報をより印象的かつ直感的に伝えられる点が大きな違いです。

アニメーション・CGとの違い

アニメーションやCG(コンピューターグラフィックス)は、モーショングラフィックスと同じく「動く映像」を指します。

しかし、それぞれ目的や表現方法が異なります。

それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

名称特徴
アニメーション・キャラクターや背景を用い、ストーリー性のある映像を展開
・手描きや3DCG、ストップモーションなど多彩な手法がある
・視聴者の共感や感動を引き出したい時におすすめ
モーショングラフィックス・文字や図形、イラストなどに動きと音を加えて表現
・複雑な情報を視覚的に整理し、短時間で伝えるのに最適
・広告、プレゼン動画など、ビジネス用途でも多く活用される
・情報を分かりやすく伝えたいときにおすすめ
CG(コンピューターグラフィックス)・コンピューターを用いて作られた、静止画または動画のグラフィック全般
・映画やゲーム、建築パース、製品シミュレーションまで広く使われる
・リアルな表現(3DCG)からアニメ調の表現(セルルック)まで多様
・リアルな映像を作りたい時におすすめ

上記のように、モーショングラフィックス、アニメーション、CGはそれぞれ得意とする表現が異なります。

伝えたい内容や動画の目的に合わせて使い分けることで、より効果的な映像制作につながるでしょう。

モーショングラフィックスの活用例

モーショングラフィックスは、製品紹介動画やWeb広告、展示会映像など、さまざまな場面で活用されています。

本記事ではそれぞれ、事例として以下の動画をご紹介します。

  • 製品紹介動画:ファイブミニ
  • 展示会映像:照明制御の困りごと DALIで解決! – 岩崎電気
  • Web広告:Think with Google

それぞれ、1つずつ確認していきましょう。

【製品紹介動画:ファイブミニ】

引用:ファイブミニ|製品紹介動画

製品紹介動画としてご紹介するのは、大塚製薬の食物繊維飲料「ファイブミニ」のPR映像です。

モーショングラフィックスを駆使し、果物や野菜をリズミカルに登場させる演出で、商品の特長をユニークに表現しています。

「仕事の合間」「くつろぎ時間」など、実際の生活シーンを想起させる構成により、視聴者が自然と商品を手に取るイメージを持ちやすい動画に仕上がっています。

【展示会映像:照明制御の困りごと DALIで解決! – 岩崎電気】

引用:岩崎電気

モーショングラフィックスを使った展示会映像の事例として紹介するのは、照明機器メーカー・岩崎電気の動画です。

製品やサービスの特徴をシンプルなアニメーションで伝え、短時間で視聴者の関心を引く構成が特徴です。

展示会やWeb広告において、第一印象で興味を持ってもらうきっかけづくりに効果的な映像といえるでしょう。

【Web広告:Think with Google】

引用:Ready Together

モーショングラフィックスを使ったWeb広告の事例としてご紹介するのは、Googleの「Think with Google」プロモーション映像です。

シンプルなアニメーションと明快な配色で、データや調査結果を直感的に伝える設計が特徴です。

全編英語ですが、視覚的な工夫によって視聴者の興味を引きながら、情報をしっかり届ける洗練された映像となっています。

モーショングラフィックスの種類

モーショングラフィックスには、文字やロゴを動かすシンプルなものから、立体的な映像表現までさまざまな種類があります。

ここでは、代表的な4つの種類を紹介します。

  • ロゴアニメーション
  • リキッドモーショングラフィックス
  • キネティックタイポグラフィ
  • 3Dモーショングラフィックス

それぞれ、1つずつ見ていきましょう。

ロゴアニメーション

ロゴアニメーションは、企業やサービスのロゴに動きやエフェクトを加え、ブランドの世界観やメッセージを印象的に伝える表現手法です。

ここでは、ロゴアニメーションの事例として「Spotify Animated Logo Animation」をご紹介します。

静止画のロゴよりも視聴者の目を引きやすく、短時間でもブランドイメージを強く印象づけられるのが特徴です。

そのため、企業のPR動画やWebサイトのファーストビュー、YouTubeのオープニング映像など、さまざまな場面で活用されています。

リキッドモーショングラフィックス

リキッドモーショングラフィックスとは、水やインクが流れるような、なめらかな動きを取り入れた表現手法です。

ここではリキッドモーショングラフィックスの具体例として、Adobe After Effects 液体モーショングラフィックスをご紹介します。

文字やイラストを自然につなげたり、シーンの切り替えを印象的に見せることができます。

動きそのものが視聴者の目を引くため、広告動画やSNS動画など幅広い場面で活用されています。

キネティックタイポグラフィ

キネティックタイポグラフィとは、文字や文章そのものに動きを加え、伝えたい言葉を印象的に見せる表現手法です。

ここでは具体例として、キネティックタイポグラフィアニメーションをご紹介します。

文字の大きさや表示タイミング、動きに変化をつけることで、重要なキーワードを強調したり、感情やリズムを表現したりできます。

また、曲のテンポに合わせて文字を画面いっぱいに表示したり、サビで歌詞を弾けるように動かしたりする演出との相性が良いため、ボーカロイド楽曲やアニメソングのMVなどでもよく活用されています。

3Dモーショングラフィックス

3Dモーショングラフィックスとは、立体的な3次元空間の中で、図形や文字、キャラクターなどを動かして表現する映像手法です。

ここでは具体例として、3Dアニメーション |【REEL】【Cinema4D】【AfterEffects】【モーショングラフィックス】をご紹介します。

平面的な2D映像に比べて、奥行きや立体感を演出しやすく、リアルな光の表現や迫力のあるカメラワークを取り入れられるのが特徴です。

現代の映像業界では、欠かせない表現手法といえるでしょう。

ビジネスにモーショングラフィックスを活用する3つのメリット

モーショングラフィックスをビジネスに活用した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。

本記事では、そのメリットを以下の3つに分けて解説していきます。

  • 複雑な情報やデータを直感的に伝えられる
  • ブランドの世界観(トンマナ)を効果的に表現できる
  • SNSやWeb広告など多様なプラットフォームで活用できる

それぞれのメリットを確認してみましょう。

複雑な情報やデータを直感的に伝えられる

モーショングラフィックスは、グラフや図表、抽象的な概念などを動きや視覚効果を使ってわかりやすく表現できます。

そのため、複雑で専門的な情報でも、視聴者が直感的に理解しやすくなるのが大きなメリットです。

たとえば、製品の構造や機能、業務フローなどをアニメーション化することで、文章や静止画だけでは伝わりにくい内容もスムーズに伝達でき、視聴者の理解度や納得感の向上に貢献します。

ブランドの世界観を効果的に表現できる

モーショングラフィックスは、デザインだけでなく、動きのリズムやタイミング、音楽などを組み合わせて、ブランドの雰囲気を表現できるのが特徴です。

企業ロゴやブランドカラー、トーンを一貫して取り入れることで、短い映像でも「そのブランドらしさ」を印象づけられます。

その結果、ブランドイメージの向上や認知拡大につながりやすくなります。

SNSやWeb広告など多様なプラットフォームで活用できる

モーショングラフィックスは、動画のフォーマットや尺を柔軟に調整できます。

そのため、テレビCMやWeb広告、SNS動画、展示会の大型モニターなど、さまざまなプラットフォームで効果的に活用可能です。

一度制作した素材を編集・再構成するだけで、各媒体に最適化した動画を効率よく作れます。

これにより、限られた予算や時間でブランドや商品のメッセージを幅広いターゲットに効果的に届けられます。

モーショングラフィックスの自社での作り方【5ステップ】

モーショングラフィックスの自社での作り方(内製)は以下の5ステップです。

以下は、あくまで一例ですので、参考程度に捉えておきましょう。

紹介する手順は以下の通りです。

  • 【STEP1】コンセプト設計・企画
  • 【STEP2】シナリオ・絵コンテ作成
  • 【STEP3】 素材準備とアニメーション作成
  • 【STEP4】 BGM・ナレーション入れと調整
  • 【STEP5】書き出しと納品

自社で内製する場合の詳細は「動画の作り方」の記事も参考にしてみてください。

モーショングラフィックスが作れるソフト3選

ここからは、モーショングラフィックスが作れるソフトを紹介します。

今回紹介するソフトは以下の3つです。

  • Adobe After Effects
  • Cinema 4D
  • Blender

各ソフトの特徴などを次から詳しく見ていきます。

なお、料金については変更される場合があるので、詳しくは公式サイトを確認してください。

Adobe After Effects

引用元:Adobe After Effects
項目詳細
特徴・2Dモーショングラフィックスに特化
・業界標準ソフト
メリット・高い表現力
・豊富なプラグイン
・チュートリアルや情報が多い
デメリット・3D機能は限定的
・習得に時間がかかる
料金・After Effects 1か月:3,280円
・Creative CloudPro 年間プラン 1か月:4,539円
※最初の3ヵ月50%オフ
公式サイトURLhttps://www.adobe.com/jp/products/aftereffects.html

Adobe After Effectsは、映像に特殊効果やモーショングラフィックスを追加するための業界標準のソフトウェアです。

2D合成、アニメーション、キーイング、トラッキングなど、様々な機能を搭載しており、プロの映像制作現場で広く利用されています。

Cinema 4D

引用元:Cinema 4D
項目詳細
特徴・3Dモーショングラフィックスに強い
・直感的な操作性
メリット・3D表現が得意
・直感的なUIで初心者でも使いやすい
・After Effectsとの連携がスムーズ
デメリット・2D機能は限定的
・価格が高い
料金・Cinema 4D 88,968円/年
公式サイトURLhttps://www.maxon.net/ja/cinema-4d

Cinema 4Dは、ドイツのMaxon Computerが開発する3DCGソフトウェアです。

直感的な操作性と豊富な機能で、映画、テレビ、CM、建築、プロダクトデザインなど、幅広い分野で活用されています。

Blender

引用元:Blender

項目詳細
特徴・3D制作ソフト
・無料ながら高機能
メリット・無料で利用可能
・2D/3Dモーショングラフィックス両方に対応
・活発なコミュニティ
デメリット・習得難易度が高い
・商用サポートがない
料金・無料
公式サイトURLhttps://www.blender.org/

Blenderは、無料ながら高機能なオープンソースの3DCGソフトウェアです。

モデリング、アニメーション、レンダリング、合成、動画編集など、3DCG制作に必要な機能を網羅しており、個人利用からプロの現場まで幅広く活用されています。

アイデアが見つかる参考サイトとテンプレート活用術

モーショングラフィックスを制作する際は、参考サイトやテンプレートを活用することで、効率よくアイデアを形にできます。

本記事では動画のヒントが得られる参考サイトと、制作時間を短縮するテンプレートの活用法を以下の2つに分けてご紹介します。

  • 依頼の参考に!モーショングラフィックスの参考サイト3選
  • テンプレート活用のメリット・デメリット【自社制作・依頼時】

それぞれ、1つずつ見ていきましょう。

依頼の参考に!モーショングラフィックスの参考サイト3選

効果的な動画制作には、参考サイトから最新のデザインや演出のヒントを取り入れるのがおすすめです。

ここでは、モーショングラフィックス制作の依頼時やアイデア出しの際に非常に参考になる、厳選した3つのサイトをご紹介します。

名称特徴公式サイトURL
Vimeo・高品質な動画作品が多く集まっている
・プロの作品や企業の事例が豊富
・検索機能が充実していて探しやすい
https://vimeo.com/jp
Behance・世界中のプロクリエイターが使用するサイト
・様々なジャンルの高品質な作品が豊富
・制作過程や、構成・構図なども学べる
https://www.behance.net/
Dribbble・作品のクオリティが非常に高い
・デザイナー向けの招待制SNS
・ハイレベルなインスピレーションを得たい時
役立つ
https://dribbble.com/

これらのサイトを活用すれば、単に依頼するだけでなく、制作会社に対して「こんなテイストで」と具体的なイメージを伝える際にも役立ちます。

ぜひ、制作のヒントに役立ててください。

テンプレート活用のメリット・デメリット【自社制作・依頼時】

モーショングラフィックスの制作において、テンプレートを活用することは、時間とコストを節約する有効な手段です。

自社制作・外部依頼、それぞれのメリットとデメリットを理解しておきましょう。

以下に詳細をまとめました。

項目
メリット
デメリット
自社制作・制作期間とコストを大幅に削減できる
・プロの技術を借りずに、一定のクオリティを確保しやすい
・オリジナリティに欠けるため他社と差別化しにくい
外部依頼・テンプレートをベースとすることで、制作費を抑えられる
・品質保証がある
・完全な要望は反映できないことがある。

結論として、予算を抑えつつ一定の品質で迅速に動画が必要な場合にテンプレートは強力な味方になります。

逆に、ブランドイメージを強く訴求したい場合は、完全オリジナル制作を検討すべきでしょう。

モーショングラフィックスについてよくある質問

最後にモーショングラフィックスについてよくある質問を紹介します。

モーショングラフィックス初心者向けの内容になっているので、該当する方はしっかり確認していきましょう。

制作期間はどのくらいかかりますか?

モーショングラフィックスの制作期間は、通常1ヶ月~2ヶ月程度が目安です。

動画の内容や尺、表現の複雑さによって前後し、工程が多いほど制作期間は伸びます。

企画から制作、修正までを含めた期間として十分な余裕を持ってスケジュールを組みましょう。

自社(インハウス)で制作するのは可能ですか?

自社でモーショングラフィックスを制作することは可能です。

ただし、専門的なソフトウェアやデザイン・アニメーションのスキルが必要となるため、担当者の技術レベルによって完成度に差が出る場合があります。

制作環境や人材が整っているならコスト削減につながりますが、品質や効率を重視する場合は外部の制作会社に依頼するのも一つの方法です。

スマホやiPadでも作れますか?

スマホやiPadでもモーショングラフィックスを制作することは可能です。

近年では高機能なアプリが増えており、手軽にプロフェッショナルな映像を作成できます。

以下は、スマホ・iPadの両方で使えるおすすめのアプリです。

アプリ名機能・特徴App Store URL
Alight Motion・基本的なアニメーション作成機能を完備
・定期的にエフェクトが追加される
‎Alight Motion
Videoleap・映画並みの映像やSNS用の動画が簡単に作成可能
・プロ・アマ問わず幅広く利用されている
‎Videoleap
Motionleap・写真をアニメーション化できる
・自由に動きをつけられる
‎Motionleap

SNS広告用の短尺動画や、シンプルな企業ロゴのアニメーションであれば、スマホで十分対応可能です。

モーショングラフィックスに向いている人はどのような人ですか?

モーショングラフィックスはデザインや映像制作に興味があり、アイデアを形にすることが好きな人に向いています。

また、文字や図形の動き、色使いなど細かな部分を調整する作業が多いため、細部にこだわりながらコツコツと作業を進めることが得意な人にもおすすめです。

未経験からでも始められますが、映像やデザインへの興味を持ち、継続的に学ぶ姿勢があると、より楽しみながらスキルを身につけられるでしょう。

まとめ

本記事では、モーショングラフィックスの特徴や活用事例、活用するメリットなどについて解説しました。

本記事をまとめると以下の3点になります。

  • モーショングラフィックスはテキスト、イラスト、写真などの静止画に動きや音を加えた映像表現
  • モーショングラフィックスは多様なプラットフォームで活用できる
  • スマホ・iPadでもモーショングラフィックスは制作可能

モーショングラフィックスは、情報をより魅力的に伝える強力な手段です。

まずは無料のアプリやソフトを使い、シンプルなモーショングラフィックスの制作に挑戦してみましょう。

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