インストリーム広告とは?種類や費用、出し方を解説

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近年、自社のPRに動画を活用する企業が増加しています。

広告を通じて、さらに広く自社をアピールしたいと考える担当者の方も、多いのではないでしょうか。

しかし、広告は様々な種類があって、どの広告を選ぶべきか迷うこともありますよね。

そこで本記事では、動画広告の1つ「インストリーム広告」について、主に以下の内容を中心に解説していきます。

  • インストリーム広告の基本
  • インストリーム広告のメリット・デメリット
  • 費用や課金形態
  • 出稿方法

それぞれ丁寧に解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

インストリーム広告とは?動画の前後や途中に再生される広告

インストリーム広告とは、動画コンテンツの前後や途中に表示される広告形式です。

本記事ではインストリーム広告について、以下の3点に分けて詳しく解説します。

  • 動画コンテンツ内に表示される広告形式
  • スキップ可能な広告とスキップ不可の広告がある
  • YouTube広告の代表的なフォーマット

それぞれ順番に見ていきましょう。

動画コンテンツ内に表示される広告形式

インストリーム広告は、動画コンテンツ内に表示される広告形式です。

視聴者が動画を再生している間に挿入されるため、非常に高い視認性を誇ります。

インストリーム広告の特徴的な点は、3つの主要な広告形式があることです。

それぞれの広告形式について、以下にまとめました。

広告種類説明活用方法
プレロール広告動画の開始前に表示されるブランドの認知拡大
ミッドロール広告動画の途中で表示される広告効果の最大化
ポストロール広告動画の終了後に表示される行動喚起を促す

それぞれの形式の特性を理解し、目的に応じて最適な広告戦略を選びましょう。

スキップ可能な広告とスキップ不可の広告がある

インストリーム広告には、スキップ可能な広告とスキップ不可の広告の2種類があります。

以下に詳細をまとめました。

広告タイプスキップ可能(スキッパブル広告スキップ不可(ノンスキッパブル広告)
広告の尺・上限なし
・Google推奨は1分~3分
・15秒
・30秒(コネクテッド テレビのみ可)
スキップの可否・最初の5秒を視聴後に可能・スキップ不可広告を最後まで見る必要がある
不快感・視聴者に不快感を与える可能性が低い・視聴者に不快感を与える可能性が高い

スキップ可能な広告とスキップ不可の広告には、それぞれ特徴があります。

効果的な広告運用のためには、ターゲット層や目的に応じて、どちらの形式が最適かをしっかり把握しておくことが重要です。

YouTube広告の代表的なフォーマット

インストリーム広告は、YouTube広告の代表的なフォーマットの一つです。

動画の再生前や途中、終了後に表示される広告形式で、視聴者に高い視認性を提供します。

インストリーム広告には、スキップ可能なプレロール広告や、スキップ不可のノンスキッパブル広告などがあり、広告主は目的に応じて最適な形式を選択可能です。

このフォーマットは、コンバージョンの獲得やブランド認知の拡大に効果的な手段です。

インストリーム広告の主要な3つの種類を解説

インストリーム広告には、様々な種類があります。

本記事では、以下の3つの主要なインストリーム広告について解説します。

  • スキップ可能なインストリーム広告
  • スキップ不可のインストリーム広告(15秒以下)
  • バンパー広告(6秒間の短い広告)

それぞれ1つずつ、見ていきましょう。

スキップ可能なインストリーム広告

スキップ可能なインストリーム広告は、YouTubeで広く利用されている形式です。

視聴者は広告を最初の5秒間視聴した後、スキップすることができます。

このタイプの広告は、視聴者にストレスを与えにくく、柔軟な視聴体験を提供することが可能です。

しかし、スキップされるリスクもあるため、短時間で強いインパクトを与えるクリエイティブが求められます。

効果的な広告を作るには、最初の数秒で視聴者の関心を引き、残りの時間でメッセージを強調することが重要です。

スキップ不可のインストリーム広告(15秒以下)

スキップ不可のインストリーム広告は、視聴者が広告をスキップできない形式です。

通常15秒以下の短い尺で表示されます。

このタイプの広告は、視聴者が必ず最後まで視聴するため、メッセージを確実に伝えることが可能です。

短い時間で強いインパクトを与える必要があり、クリエイティブには工夫が求められますが、ブランドの認知拡大やリーチの最大化に効果的です。

バンパー広告(6秒間の短い広告)

バンパー広告は、6秒間という短い時間で視聴者にインパクトを与える広告形式です。

スキップ不可で視聴者が必ず最後まで見るため、短期間で強いメッセージを伝えることができます。

この形式は、視聴者の記憶に残りやすいブランド認知や簡単なメッセージを伝えるために最適です。

6秒という制限内で効果的にアピールするため、シンプルでインパクトのある内容が必要になります。

アウトストリーム広告やインフィード広告との違い

広告にはインストリーム広告のほかにも、アウトストリーム広告やインフィード広告など様々な形式があります。

それぞれ、インストリーム広告との違いはどのような点にあるのでしょうか。

本記事では、その違いを以下の3つに分けて解説していきます。

  • アウトストリーム広告との違いは掲載場所
  • インフィード広告との違いは表示形式
  • 目的別の広告フォーマットの選び方

それぞれ、1つずつ見ていきましょう。

アウトストリーム広告との違いは掲載場所

インストリーム広告とアウトストリーム広告との違いは、広告が掲載される場所です。

以下に詳細をまとめました。

項目インストリーム広告アウトストリーム広告
掲載場所・動画コンテンツ内(前後・途中)・動画コンテンツ以外のページ
・ニュースサイトやSNS
広告の再生タイミング・視聴者が動画を再生中・ユーザーがスクロールした時

インストリーム広告は、主に動画コンテンツ内で表示されます。

一方アウトストリーム広告は、動画がないページでも配信できるため、視聴者が動画コンテンツを視聴していなくても広告を届けることが可能です。

これにより、インストリーム広告とは異なるシーンでの活用が可能となります。

インフィード広告との違いは表示形式

インフィード広告は、ニュースフィードやタイムラインなどのコンテンツに溶け込む形で表示される広告形式です。

インストリーム広告との違いについて、以下に詳細をまとめました。

項目インフィード広告インストリーム広告
表示される場所・ニュースフィードやタイムライン内・動画の前後や途中に表示される
表示形式・テキスト
・画像
・動画など
・動画
表示の特徴・コンテンツとの境目が分かりにくい
・自然に溶け込める
・動画コンテンツの一部として表示される

それぞれの広告形式には特性があり、メディアや目的に最適な形式を選ぶことで、広告効果を最大化することができます。

目的別の広告フォーマットの選び方

広告フォーマットは目的に応じて選ぶことが重要です。

動画広告の目的として、主に以下のようなものがあります。

  • ブランド認知の拡大
  • 販売促進
  • 見込み顧客獲得

それぞれの目的に最適な広告フォーマットを選ぶことで、効果的にターゲットにアプローチできます。

以下に詳細をまとめました。

目的おすすめの広告フォーマット
ブランド認知の拡大・スキップ不可のインストリーム広告
・バンパー広告
販売促進・スキップ可能なインストリーム広告
・インフィード広告
見込み顧客獲得・アウトストリーム広告

適切なフォーマットを選択することで、より高い効果を引き出すことができるでしょう。

インストリーム広告を配信する3つのメリット

インストリーム広告を配信する際のメリットとは、どのようなものがあるでしょうか。

本記事では、インストリーム広告のメリットについて、以下の3つに分けて解説していきます。

  • 視認性が高く、メッセージを伝えやすい
  • 詳細なターゲティングで高い費用対効果
  • ブランディングから販売促進まで幅広く対応

それぞれ、1つずつ見ていきましょう。

視認性が高く、メッセージを伝えやすい

インストリーム広告メリット1つ目は、視認性が非常に高い点です。

視聴者が広告をスキップしない限り、動画コンテンツの前後や途中に表示されるため、視聴者は広告を確実に目にすることになります。

これにより、広告主は短時間で、多くの視聴者にメッセージを届けることが可能です。

さらに、視聴者が動画に集中しているタイミングで広告が表示されるため、広告の効果をより高めることができます。

詳細なターゲティングで高い費用対効果

インストリーム広告は、視聴者の興味や行動に基づいた詳細なターゲティングが可能なため、非常に高い費用対効果を実現できます。

広告主は、主に以下のことが設定できます。

  • 年齢
  • 性別
  • 地域
  • 趣味
  • 検索履歴など

このように細かい条件を設定することで、特定のターゲット層に向けて広告を配信できます。

これにより、無駄な視聴者へのアプローチを減らし、関心の高いユーザーに効率よくリーチすることが可能です。

結果として広告予算を有効に活用し、より高いコンバージョン率を達成できるため、投資対効果(ROI)が向上します。

ブランディングから販売促進まで幅広く対応

インストリーム広告は、ブランディングから販売促進まで幅広い目的に対応できるのが特徴です。

ブランド認知を拡大したい場合、視覚的に強いインパクトを与えることで、短時間で印象深くブランドをアピールできます。

一方、販売促進を目指す場合、製品の特徴やキャンペーン情報を効果的に伝えることで、購買意欲を高めやすくなります。

どちらの目的にも高い効果を発揮でき、柔軟にマーケティング戦略を支援します。

インストリーム広告の2つのデメリットと注意点

インストリーム広告にもメリットだけではなく、デメリットもあります。

本記事では、インストリーム広告の2つのデメリットと注意点について解説していきます。

  • ユーザーに不快感を与え、スキップされやすい
  • 高品質な動画クリエイティブの制作が必要
  • 冒頭5秒でユーザーの心を掴む工夫が必須

それぞれ、1つずつ見ていきましょう。

ユーザーに不快感を与え、スキップされやすい

インストリーム広告のデメリットの1つ目は、その強制的な視聴がユーザーに不快感を与える可能性があることです。

特にスキップ可能な広告では、視聴者が5秒以内に興味を持たなければ、すぐにスキップされてしまうため、メッセージが伝わらないリスクが高いです。

また、長尺の広告や過剰に繰り返される広告は、視聴者に煩わしさを与えてしまいます。

その結果、ブランドイメージの悪化や広告効果が低下する恐れがあるため、視聴者の反応を十分に考慮した広告作成を心がけましょう。

高品質な動画クリエイティブの制作が必要

インストリーム広告の効果を最大限に引き出すためには、魅力的で高品質な動画クリエイティブが必要です。

質の低いコンテンツでは、視聴者の興味を引くことが難しく、広告効果が薄れてしまいます。

スキップされずに最後まで視聴してもらうためには、動画の内容やビジュアル、ストーリーテリングの質が重要です。

冒頭5秒でユーザーの心を掴む工夫が必須

インストリーム広告の注意点として、最も重要なのは「冒頭5秒でユーザーの心を掴む」ことです。

スキップ可能な広告の場合、視聴者は最初の5秒で興味を持たなければ、すぐにスキップされてしまいます。

このため、初めの数秒間で強いインパクトを与えることが不可欠です。

ビジュアルやメッセージを工夫し、視聴者の関心を引きつける戦略が求められます。

インストリーム広告の費用と課金形態

実際にインストリーム広告を出稿する場合、どれくらい費用がかかるのでしょうか。

本記事では、インストリーム広告の費用と課金形態について、以下の3つのポイントを中心に解説します。

  • 課金方式はCPV(広告視聴単価)が中心
  • 広告費用の目安と企業の相場観
  • YouTube広告の料金はオークションで決まる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

課金方式はCPV(広告視聴単価)が中心

インストリーム広告の課金方式では、主にCPV(広告視聴単価)が採用されています。

以下に、CPVを含む主要な課金方式をまとめました。

課金方式課金発生条件広告の種類
CPV(広告視聴単価)・視聴者が30秒以上視聴
・30秒未満の広告の場合は全視聴
・広告に対してアクションを取った時
・スキッパブル広告
CPM(インプレッション単価)・広告が1,000回表示された時・ノンスキッパブル広告
・バンパー広告

このように、課金方式によって課金発生条件が違います。

広告を出稿する際は、目的に応じて最適な課金方法を選択することができます。

広告費用の目安と企業の相場観

インストリーム広告の費用は、広告の種類や課金方式によって異なります。

以下に主な費用相場について、まとめました。

課金方式広告の種類費用相場
CPV(広告視聴単価)・スキッパブル広告・1回の視聴/5~30円
CPM(インプレッション単価)・ノンスキッパブル広告
・バンパー広告
・1000回表示/400~600円

広告効果を最大限に引き出すためには、継続的に運用を見直し、最適化を行うことが重要です。

最低出稿金額に制限はなく、少額からでも開始できますが、Web広告の予算は一般的には月額20〜50万円程度が目安とされています。

自社の予算を踏まえて、最適な金額を決定してください。

YouTube広告の料金はオークションで決まる

YouTube広告はオークション形式で配信されます。

広告主は広告設定時に「上限広告視聴単価」を決定し、この金額に基づいてオークションが行われる仕組みです。

複数の企業が同じ広告枠に入札した場合、高額な入札をした広告がユーザーに表示される傾向があります。

しかし、高額な入札が必ずしも広告の表示につながるわけではありません。

YouTubeは、広告の品質や視聴者にとっての有益性も評価基準としており、これらを総合的に判断して、最適な広告を選択しています。

YouTubeインストリーム広告の出し方(入稿規定)

では実際にどのように、YouTubeインストリーム広告を出したらいいのでしょうか。

本記事では、YouTubeインストリーム広告の出し方について、以下の5つに分けて解説していきます。

  • Google広告アカウントの開設と設定
  • キャンペーンの作成とターゲティング設定
  • 動画のアップロードと広告の入稿手順
  • 入稿規定(秒数やファイルサイズ)の確認
  • 個人でも企業でも広告出稿は可能

それぞれ、1つずつ見ていきましょう。

Google広告アカウントの開設と設定

Google広告アカウントの開設と設定は、広告配信を始めるための第一歩です。

以下の手順でアカウントを作成し、設定を行いましょう。

  1. アカウント作成
  • Google広告のサイトにアクセスし、「今すぐ開始」をクリック。
  • Googleアカウントでログインし、エキスパートモードを選択。
  1. キャンペーンなしでアカウント作成
  •  最初にキャンペーンを設定せずにアカウントを開設。
  1. ビジネス情報の入力
  • 会社名
  • 宣伝したい商品やサービスと最も関連の深いWebページのリンク
  • アカウントリンクの設定(任意)
  • アカウント設定(日本で配信するならデフォルトのまま)
  1. 支払い設定
  • 「ツールと設定」から「概要」をクリック。
  • 居住国を選択。
  • お客さま情報を入力(名前・住所・お支払いタイプ・お支払い方法)

これでアカウントの開設が完了し、次は広告の運用が可能になります。

キャンペーンの作成とターゲティング設定

Google広告で効果的な広告運用を行うためには、キャンペーンの作成とターゲティング設定が重要です。

それぞれの設定方法は以下の通りです。

【キャンペーン作成】

  1. Google広告の管理画面を開く
  • 左メニューにある「キャンペーン」を選択。
  • 「新しいキャンペーン」を選択。
  1. キャンペーンの目標をリストから選択
  • 「販売」「見込み顧客の獲得」「ブランド認知とリーチ」など7種類から選択。
  1. キャンペーンタイプで「動画」を選択
  • 「動画」の他には「検索」「ディスプレイ」「ショッピング」がある。
  1. 目標達成項目の選択
  • 「Webサイトへのアクセス」「電話件数」「実店舗への来店」「アプリのダウンロード」から選択。
  1. 全般設定
  • 「キャンペーン名」「ネットワーク」の選択。

【ターゲティング設定】

  1. Google広告の管理画面を開く

ログイン後、「キャンペーン」をクリック。

  1. 「オーディエンス、キーワード、コンテンツ」を選択

セクションメニューから「オーディエンス」をクリック。

  1. 「オーディエンスセグメント」を編集

「オーディエンスセグメント」内で「オーディエンスセグメントの編集」をクリック。

  1. ターゲットを選択

「キャンペーン」を選び、ターゲット設定したいキャンペーンまたは広告グループを選択。

  1. アフィニティセグメントを選ぶ

「閲覧」タブから、「ユーザーの興味や関心、習慣(アフィニティ)」を選択し、ターゲティングを設定。

【その他のターゲティング】

ターゲティング設定は、広告の効果を高めるために重要なステップです。

ユーザーの興味や関心、習慣(アフィニティ)以外にも、以下のようなターゲティングがあります。

ターゲティング項目説明
ユーザー属性年齢、性別、収入などの基本的な情報
動画リマーケティング以前自社広告に反応したユーザー
ライフイベント結婚や出産など、大きなライフイベント中の人
カスタマーマッチ顧客のメールリストを使用既存顧客に広告を表示
地域ターゲティング特定の国や地域を指定して広告を配信
日時ターゲティング広告を配信する日にちや時間帯を指定

これらのターゲティング設定を活用することで、より効果的に特定のオーディエンスに広告を届けることができます。

動画のアップロードと広告の入稿手順

続いて、動画のアップロードと広告の入稿手順をご紹介します。

手順は以下の通りです。

  1. 広告グループの設定完了

広告グループの設定を終えた後、次に配信する動画をアップロード。

  1. 動画のアップロ-ド

YouTubeにすでにアップロードしている動画を検索するか、動画のURLを直接貼り付けて入稿。

  1. 広告文の作成

動画をアップロードした後、広告に表示する見出しや説明文を入力。

これらの情報は視聴者の関心を引くために重要です。

  1. 入札単価の設定

広告が表示されるための「入札単価」を設定し、キャンペーンの予算を決定。

  1. キャンペーン作成の完了

最後に「キャンペーンの作成」ボタンをクリック。

以上で広告の入稿が完了します。

入稿して、審査に合格したら広告を公開することができます。

通常動画を公開してもいいかどうかの審査は、24時間以内にされることが多いです。

広告管理画面に審査結果の通知が来るので、確認しましょう。

入稿規定(秒数やファイルサイズ)の確認

広告動画を入稿する前に、YouTubeの入稿規定を確認しておくことが重要です。

動画の長さやファイルサイズに制限があるため、しっかりチェックしましょう。

以下に、各YouTube広告の推奨解像度や秒数、ファイルサイズについてまとめました。

広告名推奨解像度推奨秒数推奨ファイルサイズ
スキップ可能なインストリーム広告(スキッパブル広告)・1,920 × 1,080 px(横長)
・1,080 × 1,920 px(縦長)
・1,080 × 1,080 px(スクエア)
・認知度:15~20秒
・ユーザー行動:15~20秒
・比較検討:2分~3分
・最大256GB
スキップ不可なインストリーム広告’(ノンスキッパブル広告)・1,920 × 1,080 px(横長)
・1,080 × 1,920 px(縦長)
・1,080 × 1,080 px(スクエア)
・15秒・最大256GB
アウトストリーム広告・1,920 × 1,080 px(横長)
・1,080 × 1,920 px(縦長)
・15秒・最大256GB
インフィード広告・1,920 × 1,080 px(横長)
・1,080 × 1,920 px(縦長)
・1,080 × 1,080 px(スクエア)
・認知度:15~20秒
・比較検討:2分~3分
・最大256GB
マストヘッド広告・1,920 × 1,080 px(横長)・特になし・最大256GB
YouTubeショート広告・1,920 × 1,080 px(横長)・6秒~1分・最大256GB
バンパー広告・1,920 × 1,080 px(横長)
・1,080 × 1,920 px(縦長)
・1,080 × 1,080 px(スクエア)
・6秒・最大256GB

これらの規定を守ることで、スムーズに広告配信が行えます。

規定に違反してしまうと、広告が承認されずに配信に遅れが生じることがあるため、注意が必要です。

また、広告がYouTubeのポリシー(暴力表現や性的なコンテンツなど)に違反した場合、審査に合格しません。

YouTubeポリシーや著作権違反などがないかも確認して、問題のない広告を入稿しましょう。

個人でも企業でも広告出稿は可能

Google広告では、個人でも企業でも広告の出稿が可能です。

個人事業主やフリーランスの方も、自分の商品やサービスを宣伝するためにGoogle広告を活用できます。

企業にとっても、Google広告はターゲットを絞り込んで効果的に広告を配信するための、強力なツールです。

広告費用も柔軟に設定可能で、少額から始められるため、予算に応じた出稿が可能です。

よくある質問

本記事ではインストリーム広告について、よくある質問(以下の5つ)について回答していきます。

  • スキップ不可の広告は最大何秒ですか?
  • 費用対効果を最大化するコツはありますか?
  • 広告がスキップされたら費用はかかりますか?
  • TrueViewインストリーム広告は廃止された?
  • 一度見た広告をもう一度見る方法はありますか?

1つずつ丁寧に回答していきますので、ぜひ参考にしてください。

スキップ不可の広告は最大何秒ですか?

スキップ不可のインストリーム広告は通常、最大15秒までです。

ただし、コネクテッド テレビ(インターネットに接続されたテレビ)向けの広告の場合、最大30秒の長さで配信することが可能です。

費用対効果を最大化するコツはありますか?

費用対効果を最大化するには、ターゲティングを細かく設定することが重要です。

広告を出す前にターゲットを絞り込むことで、広告が無駄に多くの人に表示されることを防げます。

こうすることで、実際に購入やアクションにつながりやすい人に広告を届けることが可能です。

少ない費用で効果的な結果を得ることができるので、費用対効果がアップします。

広告がスキップされたら費用はかかりますか?

広告がスキップされた場合、基本的には費用は発生しません。

特に「スキップ可能なインストリーム広告」では、視聴者が広告をスキップする前に30秒以上視聴したり、広告に何らかのアクションを取った場合にのみ課金されます。

そのため、スキップされれば費用は発生せず、無駄なコストを避けることができます。

TrueViewインストリーム広告は廃止された?

「TrueViewインストリーム広告」という名称は、現在「インストリーム広告」と呼ばれるようになっています。

つまり、TrueView広告は現在では廃止されたわけではなく、名称が変更されたに過ぎません。

2021年11月17日の発表で、「YouTube TrueView ディスカバリー広告」の名称が「インフィード動画広告」に変更されたことが正式にアナウンスされています。

その流れを受けたものと考えていいでしょう。

一度見た広告をもう一度見る方法はありますか?

一度見た広告をもう一度見たい場合は、広告主名や商品名をYouTubeで検索するか、Googleや関連サイトで広告の特徴を調べて探してみましょう。

ただし、「限定公開」設定の動画は検索で見つけにくい場合があります。

確実な方法は広告の「Video ID」を記録しておくことです。

広告再生画面で右クリックして「詳細統計情報」を選択し、「VIDEO ID」の文字列をコピーします。

https://www.youtube/の後ろに「VIDEO ID」を貼り付けて、WEBブラウザにアクセスするともう一度見ることができます。

まとめ

本記事では、インストリーム広告の基本から、費用や出稿方法、メリット・デメリットまで解説してきました。

本記事をまとめると、以下の4つです。

  • インストリームには3つの主要な種類がある
  • インストリーム広告のメリットは視認性が高いこと
  • インストリーム広告のデメリットはユーザーに不快感を与えやすいこと
  • 費用対効果を高めるには、詳細なターゲティングが不可欠

これらのポイントを押さえ、効果的なインストリーム広告運用を目指しましょう。

ぜひ本記事を参考にして、広告の成果を最大化してください。

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