動画制作の依頼の流れ!相場や個人・フリーランスの注意点も解説
動画制作や編集をしたいけど大変そうなイメージがあり、誰かに依頼できたら便利ですよね。
でも依頼すると時間がかかったり金額が高そうで、何から始めていいのかと迷う方もいると思います。
そして、動画制作を依頼するにあたって以下のような疑問を持つ方も多いと思います。
- 動画制作にはどんな種類があって料金はいくらかかるのだろうか?
- 依頼する場合は個人と企業のどちらにすればいいのだろうか?
- 依頼時の注意点やオススメのサービスは?
そこで今回は、動画制作の依頼の流れ、相場や個人・フリーランスの注意点などを紹介します。
本記事を読み、動画制作の依頼について理解を深めていただけたら幸いです!
動画制作の料金相場
最初に、気になる動画制作の料金相場について解説します。
また、動画の時間による相場と種類による相場を順番に見ていきましょう。
動画の時間による相場
動画の時間によって相場が変わってきますので、以下の表を参考にすると良いでしょう。
動画の時間 | 費用相場 |
15秒〜30秒 | 1万円~50万円 |
1分 | 10万円~70万円 |
5分 | 30万円~150万円 |
10分 | 40万円~200万円 |
30分 | 50万円~300万円 |
動画の時間が長くなると、企画・撮影・編集など全部の工程が必要になり作業時間など増えるため
制作費用が増加します。
こちらはあくまで大まかな目安となるので、事前に見積もりをもらったり確認しておくと良いでしょう。
動画の種類による相場
動画制作の種類によって、料金相場は大きく異なります。
種類別に以下の表にまとめたので参考にすると良いでしょう。
動画の種類 | 動画制作1本あたりの相場 |
YouTube(編集のみ) | 5,000円〜50万円 |
商品・サービス紹介 | 10万円〜200万円以上 |
会社・店舗・学校紹介 | 10万円〜200万円以上 |
採用 | 10万円〜200万円以上 |
イベント・セミナー | 5万円〜50万円以上 |
テレビCM | 100万円〜500万円以上 |
研修動画 | 5万円〜200万円 |
VR動画 | 20万円〜550万円 |
上記の相場は、あくまで目安なので料金は依頼する前に見積もりをもらった方が安心ですね。
動画制作の依頼で個人と企業の違い
ここからは、動画制作を依頼するにあたって個人や動画制作会社などの企業との違いをご紹介していきます。
どれも依頼するにあたって事前に知っておきたい料金や品質の違い、セキュリティ面のことなので確認していきましょう。
料金の違い
まずは、一番気になる料金の違いからみていきましょう。
依頼先 | 費用相場 |
個人(フリーランス) | 1〜15万円程度 |
企業(動画制作会社) | 30〜200万円程度 |
金額だけで比べると、かなり違いがありますね。
個人の場合は、撮影や編集など工程全てを対応してくれて人件費がほとんどかからないため、企業に依頼した場合と比べて費用が安く済むことが多いです。
また、自宅をオフィスと兼用している方も多いので、オフィスの家賃もかからず仲介手数料も不要です。
企業は、1つの案件に複数のスタッフが関わるため、人件費や撮影に関わるコスト面で費用が高くなります。
予算に応じて検討されるのが良いでしょう。
動画の品質の違い
動画制作を依頼するにあたって個人と企業では、動画の仕上がりや品質にどのくらい違いがあるのか気になりますよね。
動画の品質の違いを以下にまとめたので参考にすると良いでしょう。
依頼先 | 品質 | 理由 |
個人(フリーランス) | 低〜中品質クリエイター次第による | ・個人のスキルや得意ジャンルが異なるため・事前に実績やスキルチェックにて確認が必要 |
企業(動画制作会社) | 高品質 | ・機材や技術のあるスタッフが在籍していて 実写やアニメーションなど多様な案件を対応し 高品質の制作実績があるため |
個人の場合は、依頼するクリエイターによってスキルや過去実績が異なりますので、事前に確認することが重要になりますね。
企業は、動画の制作実績が豊富で、撮影スタッフ、企画スタッフ、編集スタッフ、営業スタッフなど各分野のプロが揃っています。
大人数でのチームで動画制作をしているため、多数の案件に対応できてさまざまなタイプの高品質の動画の制作実績があるのが特徴です。
成果につながる高品質な動画を求めている場合は、幅広いジャンルの制作に対応ができる企業に依頼すると良いでしょう。
細かい調整や打ち合わせ
依頼するにあたって動画に関する内容について、事前に細かい調整や打ち合わせが必要になります。
進めるにあたって個人と企業でどんな違いがあるのかを以下にまとめてみましたので参考にしましょう。
依頼先 | 細かい調整や打ち合わせ |
個人(フリーランス) | ・個人と直接やりとりできるので、細かい変更や調整がしやすい・依頼先のクリエイターが自身でスケジュール管理しているため、 相談や変更に柔軟に対応できる |
企業(動画制作会社) | ・納期が守られて安心・スタッフが多数いるのでスケジュール調整しやすい・万が一機材トラブルが発生しても代わりの機材があり トラブル対応も可能な限り対応してくれる |
個人のクリエイターは、基本的に1人か少人数で作業しているため打ち合わせ内容や作業の進捗状況をすべて把握しており、急な修正依頼や納期調整なども柔軟に対応できます。
担当者が分かれていないので取り次いでもらう手間がなくスムーズに連絡が取りやすいのもメリットです。
企業も人手が多く揃っているためスケジュール調整や打ち合わせもしやすいですが、担当者が異なる点で取り次ぐ時間や細かい調整を共有し直す必要があるためその点が個人との違いになります。
それぞれのメリットがあるので、用途に合わせて検討するのが良いでしょう。
セキュリティや情報管理
セキュリティや情報管理についても重要なので、個人と企業でどのような違いがあるのか知っておきたいですよね。
簡単に以下にまとめたので参考にしてみると良いでしょう。
依頼先 | セキュリティや情報管理 |
個人(フリーランス) | セキュリティ対策の甘さや情報管理が不適切に行われてる場合、機密情報漏洩のリスクが高くなる→秘密保持契約を結ぶなど依頼前に確認し対策すると安心 |
企業(動画制作会社) | セキュリティ対策や情報管理についての社内ルールが徹底されているため安心 |
信用問題に関わることなので、事前にしっかり秘密保持契約を結ぶなど不安を解消してから進めましょう!
動画制作の依頼で個人と企業どっちがおすすめ?
動画制作の相場や違いを見てきましたが、依頼するには個人と企業どっちがおすすめなのでしょうか。
どんな内容や目的で依頼したいかによって異なるので、依頼内容別にみていきましょう!
動画制作の目的に合わせる
まずは、動画制作をどんな目的でしたいかを整理すると良いでしょう。
会社のPR動画や採用関連などは、映像制作や納期管理などに優れたノウハウを持つ
企業に依頼することをオススメします!
企業は、成果につながる高品質の映像が期待でき情報管理やセキュリティ面でも安心ですね。
個人への依頼は、結婚式で使用する映像や友人のため、趣味で使いたいなどプライベートで楽しむ動画依頼がオススメです!
個人は低コストで依頼できて、エンタメ性に優れた映像になるので見た人にも満足してもらえやすいです。
それぞれどんな内容の動画にしたいかの目的に合わせて選ぶと良いでしょう!
依頼内容に合わせる
どちらに依頼するかで迷った場合は、動画のどのようなことで依頼したいかの依頼内容で決めると良いでしょう。
例えば、依頼したいものが動画の編集だけをしてほしいとスポット的に考えてる人は個人への依頼でも問題ありません。
しかし、依頼したい動画が企画から編集まですべての工程の場合は企業への依頼をオススメします!
もちろん個人にも依頼可能なのですが、すべての工程となると難易度が上がり完成まで時間がかかってしまいます。
また、個人でコンセプトづくりから編集まですべて1人で対応できるのは少数でごくわずかと言われているので、依頼する内容によってどこへお願いするか決めると良いでしょう。
何度も動画制作するなら内製もおすすめ
一度きりの依頼ではなく、継続的に何度も動画制作の依頼をする場合に気になるのがコスト面ですよね。
動画制作の内製化は、初期投資が必要ではあるものの長期的に見るとコストの削減や制作期間の短縮などの効果が期待できてオススメです!
また、依頼すると納品まで何度も確認作業が入り時間がかかりますが内製化すると、自社の都合で進められるため動画制作もスムーズにでき修正が発生しても迅速にできます。
内製化することで、ある程度の共通認識を持って進められるのと仕上がりイメージのズレが減らせるのも魅力的ですね。
動画制作の依頼の流れ
ここからは、実際に動画制作を依頼する際の流れとポイントをご紹介していきます!
制作の流れを事前に知っておくことで、現在どのような作業をしているのか、どの程度の時間がかかるのかなど工程ごとに確認できるので見ていきましょう。
事前準備
まずは、事前準備からしっかりイメージしておくことが重要です!
重要なポイントは3つあります。
- 目的を決める
- 予算を決める
- 納期を決める
これらをしっかりと決めて準備しておくことが大事です。
目的が曖昧なまま始めても自身がイメージする動画とかけ離れてしまい、成果を出すことからズレが生じます。
なので依頼する際には、作りたい動画のイメージや長さなどをしっかりと準備し打ち合わせの際に伝えられるように準備しましょう。
動画制作ができるところに問い合わせ
動画制作ができるところへの問い合わせは、依頼先によって異なります。
問い合わせは個人ならSNSやクラウドソーシングサイト、企業ならWEB広告やお問い合わせフォームを使うと良いでしょう。
また、問い合わせした際に相手の対応スピードや丁寧さなども確認しておくのも良いでしょう。
ヒアリング・打ち合わせ
動画制作の依頼を問い合わせした際には、個人や営業担当から簡単なヒアリング電話や打ち合わせなどの連絡が入ります。
その際に、事前準備をきちんとすることでやりとりがスムーズになりますので以下の内容をを準備しておくと良いでしょう!
- 動画の作成意図と背景
- 動画の予算
- 動画で伝えたいメッセージやターゲット
- 動画の活用方法
これらを伝えることで、制作の目的と完成イメージのすり合わせがしやすくなります。
また、イメージしている動画があればURLを送ることでより伝わりやすくコミュニケーションコストも抑えられてオススメです!
お見積り・構成案
見積もりは、ヒアリングした内容を元に作成してもらうので要望などはできる限り詳しく伝えるようにし条件を明確にすることが大事です!
特に気をつけたいのが、無料で対応可能な修正回数や納品日、納品フォーマット(DVDなど)、撮影条件などを確認しておきましょう。
場合によっては、追加で費用がかかることもあるため複数の会社へ見積もりをもらって比較し事前に確認するのが良いでしょう。
また、企画・構成案も同様にヒアリング内容を元に方向性を決めていき、表現方法やシナリオ構成など動画のアウトラインを形成します。
発注後に詳細などは最終決定しますが、企業によってはこの段階で具体的な企画構成を提示するケースもありますので具体的イメージを持っておくとスムーズになります。
契約・動画制作
実際に契約を進める場合、企業担当者や個人との相性も重要になってきます。
動画制作をする過程で、フィードバックや確認連絡などコミュニケーションが頻繁に発生するので、事前にストレスなくコミュニケーションが取れるなと感じた相手を選ぶのが良いでしょう。
また、契約の注意点として撮影後の修正はできないため、動画制作にかかる費用や期間が見積もり提案時と同じ内容なのかを必ず確認しておきましょう。
稀に、提案時と動画制作にかかる費用や期間が違っているケースで、提案時は安く見積もりを出して契約時に「実は◯◯という作業も追加になり、費用と期間が変わります」と言われる場合があるため注意が必要です。
また、動画制作の大まかなスケジュールは以下の通りです。
内容 | 作業日数 |
1,ディレクション・台本制作 | 7〜15日 |
2.撮影 | 7〜15日 |
3.編集 | 12〜15日 |
4.MA作業 | 1〜2日 |
5.納品 | 1〜2日 |
上記はあくまで目安となりますので、実際には事前に確認しておくと良いでしょう。
1次納品・修正
作業が終了したら、仮の動画データが送られてくるのでそのデータをしっかり確認し、修正してほしい箇所がないかチェックを行います。
万が一、修正してほしい箇所がある場合は、担当者や個人へ修正箇所を伝え修正依頼を行います。
修正依頼はナレーションの言い回しや微調整が多いようですが、発注者が納得する仕上がりになるようにフィードバックを受けます。
ここでも気になる箇所や疑問点はしっかりと確認するようにしましょう!
最終納品
修正依頼したものが完了し発注者が納得した動画になれば正式な動画データが共有され最終納品となります。
動画データはファイル形式が「mp4」が多いようですが、希望のファイル形式がある場合は事前に納品方法について希望を伝えておくとスムーズで良いでしょう。
動画制作の依頼における注意点
事前に知っておきたい動画制作の依頼における注意点がありますので確認しておきましょう!
著作権や使用権に注意
動画制作にあたって、画像素材やBGMがある場合は著作権・使用権に注意しましょう。
特に、知らない間に著作権・使用権に抵触してしまうことがありトラブルになってしまうので注意が必要です。
また、アニメーションの著作権やキャストの使用期限などが該当し、確認しておかないと動画が自由に使えないというリスクがあります。
企業に素材選びを依頼する場合は、著作権・使用権の2つを確認しないと、最悪のケースとして著作権者から損害賠償請求されるということも考えられます。
企業は実績がありプロなので把握しており問題ないと思いますが、個人で活動しているフリーランスは知識が浅く把握していない場合もあるので事前に確認をしましょう!
納期は少し余裕を持っておく
動画制作の依頼をする際は、納期に余裕をもっておくことが重要です。
企業への依頼の場合、1次納品まで仕上がりがわからないため、1次納品後の確認でミスマッチや修正が多くてやりとりに時間がかかってしまうことも考えられます。
また、個人の場合はクリエイターのスキルによりますが実績や年数に応じて求めるクオリティより低い場合も考えられるので修正に時間がかかるケースがあります。
納期に余裕をもつことで以下のメリットがありますので参考にしましょう。
- 動画の完成度やクオリティが高くなる
- 修正が発生した場合でも、ゆとりのある状態で丁寧に対応してもらえる
納品後に修正したい箇所が見つかってからでは手遅れになってしまうので、できるだけ納期は少し余裕を持っておくと良いでしょう。
打ち合わせは細かい部分も伝える
動画制作を依頼する場合の打ち合わせは、なるべく細かい部分も伝えておくとスムーズに進められます。
そして、一番に伝えたいメッセージや想いは必ず伝えるようにし、ペルソナを伝えることが大事です。
- なぜその動画を制作するのか
- 想定するターゲット層はどこか
- 一番伝えたいメッセージは何か
- 動画はどこで流したいのか
- どの時間帯に動画を流すのか
- どのような媒体で動画を流すのか
上記のように、5W1Hのポイントで動画制作の内容を準備しておくと細かい部分も打ち合わせで伝えることができますよね。
- When:いつ
- Where:どこで
- Who:だれ
- What:何を
- Why:なぜ
- How:どのように
このように事前に準備しておくとスムーズに準備が進み理想の動画に近づくのでオススメです!
見積書以外の費用がかからないか確認する
見積書を貰った際に、わからない項目があったら必ず事前に確認するようにしましょう。
動画制作には専門用語が多いため少しでも疑問に思ったら、どのような作業でなぜ費用がかかるのかをしっかり説明してもらいましょう。
また、企業によって「撮影費用一式」と見積書に記載しその内訳がわからず曖昧なこともあります。
その場合、見積もり段階ではリーズナブルな価格になっていても後から費用が追加されて高くなっていたということも少なくありませんので注意が必要です。
なので見積書にわからない箇所や曖昧な部分があれば、きちんと質問し事前に不安をなくしておきましょう!
個人に動画制作の依頼をする際のおすすめサービス
実際に個人に依頼する際に、どのサービスを使って依頼をすればいいのか迷ってしまいますよね。
利用者が多く有名なクラウドソーシングサイトは、以下の4つがオススメです!
マッチングサイトを上手く選べるように、以下のポイントに沿ってご紹介していきますので見ていきましょう。
- 予算
- 動画の種類
- 制作実績の有無
- 在籍しているクリエイター数
- サポート体制
ココナラ
ココナラは、料金の相場がリーズナブルで他のクラウドソーシングサイトと比べても安い点が魅力的です!
短い動画の編集なら5,000円前後、結婚式のムービーなどは5万円前後と安く依頼することができます。
特にYouTubeやTikTokの動画を安く制作したい方はココナラがオススメです!
また、動画クリエイターが「動画編集」や「アニメーション制作」など自身ができるスキルを出品しているのでわかりやすいですね。
以下にポイント別に簡単にまとめてみましたので参考にすると良いでしょう。
ココナラ | |
予算 | 5,000円〜5万円 |
動画の種類 | ・YouTubeやTikTokのコンテンツ動画の編集・切り抜き動画の制作・結婚式のムービー・企業PRの動画編集など |
在籍しているクリエイター数 | 約1,900人以上 |
目安の納期 | 最短2日〜 |
サポート体制 | ・初回登録特典で300円クーポンあり(有効期限6日間)・システム内で連絡やお金のやり取りが可能 |
システム手数料 | 動画制作にかかる価格の5.5% |
ココナラは、動画編集やアニメーション制作などスポット的な出品者が多いのでスポットで依頼したい場合にオススメです。
そして、他のサイトより相場が安いので料金を抑えたい方にも向いています。
VIDEO WORKS
VIDEO WORKSは、企業広告やPR動画、アニメーション動画の制作を得意とするクリエイターが多いのが特徴です!
VIDEO WORKSは、動画制作や編集サービスの会社「Crevo(クレボ)」が運営している動画制作マッチングサイトで、大手動画制作会社から独立した優秀なクリエイターが登録しています。
さらに面談で厳選されたプロのクリエイターが揃っているため、依頼する際も相談がしやすく安心ですね。
以下にポイント別に簡単にまとめてみましたので参考にすると良いでしょう。
VIDEO WORKS | |
予算 | 平均依頼単価約23万円 |
動画の種類 | 企業のPR販促・研修広報・プロモーション・セミナー広告・インタビュー・ライブ配信・結婚式ムービーなど |
在籍しているクリエイター数 | ・10,000人以上・12,656社以上(企業・個人含む) |
目安の納期 | 2週間〜2ヶ月(依頼内容によって異なります) |
サポート体制 | ・専任コーディネーターが制作の相談にのってくれる・システム内でMTGやお金のやり取りが可能 |
システム手数料 | 依頼側は負担なし |
VIDEO WORKSは、直接クリエイターとやりとりできるので、動画制作会社と比べると安い費用でできますが他のクラウドソーシングサイトに比べるとクオリティの高い仕上がり動画になるため、費用は高くなります。
ただし、クリエイター数がその分多いため制作したい動画や内容を掲載すると、プロの動画クリエイターから複数の提案や見積もりが集まります。
提案が多数入れば、自身が求める動画制作のできるクリエイターとマッチングできる確率が上がるので、予算とクリエイターのスキルを見ながら選ぶと良いでしょう!
クラウドワークス
Crowd Worksは、国内大手のクラウドソーシングサイトで在籍する動画クリエイター数が10,000人以上と多いのが特徴です!
Yahoo!とも連携しているため、動画編集やライティング、イラストの作成、英語の翻訳など数多くの仕事があります。
また、直接クリエイターとやり取りするため、低予算での相談も可能で多くのクリエイターと比較検討でき、登録をする際には必ず本人確認をしなければならないため、トラブルが少ない点でも安心です。
そして活用したいのが「Pro Crowd Worker」という認定制度で、顧客満足度、納品完了率、スカウト数、獲得報酬額などの基準を満たした方が選ばれた能力の高い人材が在籍しています。
以下にポイント別に簡単にまとめてみましたので参考にすると良いでしょう。
Crowd Works | |
予算 | 1万円〜 |
動画の種類 | YouTubeやTikTokのコンテンツ動画の編集・ミュージックビデオ・広告動画・結婚式のムービー・イベント動画など |
在籍しているクリエイター数 | 10,000人以上 |
目安の納期 | 20日前後 |
サポート体制 | ・初めての発注の場合、無料で電話サポート・専任コンシェルジュが依頼文面の作成を代行してくれる・システム内でMTGやお金のやり取りが可能 |
システム手数料 | 依頼側は負担なし |
応募があった人や問い合わせがあった中から依頼するクリエイターを選ぶのですが、希望する予算や納期、求めるスキルなどが合わなければ無理に依頼しなくても良い仕組みです。
また、依頼したい動画制作の内容を掲載すると最短当日で多くの提案を貰えるので、スケジュールがタイトな方にオススメです。
低予算で多くのクリエイターを比較できますが、実績や動画のクオリティに差があることも考えられるため、事前に制作実績の動画や評価や口コミなどを確認して依頼しましょう。
Lancers
Lancersは、110万人の登録者と200万件以上の依頼実績がある日本最大級のクラウドソーシングサイトです!
特に企業による利用者が多く、導入企業はなんと60万社を突破しています。
応募型がメインですが、最近ではスキル別の出品のマッチングにも力を入れているようです。
以下にポイント別に簡単にまとめてみましたので参考にすると良いでしょう。
Lancers | |
予算 | 1万円〜 |
動画の種類 | YouTubeやTikTokのコンテンツ動画の編集・結婚式のムービー・イベント動画など |
在籍しているクリエイター数 | 10,000人以上 |
目安の納期 | 最短2日〜 |
サポート体制 | ・初心者へのサポートが手厚くサポート・システム内お金のやり取りが可能 |
システム手数料 | 動画制作にかかる価格の5.5% |
ランサーズはプロからアマチュアまで多数のクリエイターが登録しているので、多くの選択肢から自分に合った人材を選べます。
また、「認定ランサー」という一定の基準を満たした高スキル人材の方に認定される制度があります。
プロフィール機能にも、本人確認制度が細かく整っていたりユーザーをランキング順で見ることもできるので安心して発注ができます。
事前に納期や評価を確認してから依頼すると、より安心できるのではないでしょうか。
動画制作の依頼まとめ
本記事では、動画制作の依頼の流れ、相場や個人・フリーランスの注意点などについて紹介しました。
主な要点は以下の通りです。
- 動画制作の料金相場は、動画の時間や種類によって異なり事前に見積もりを貰うと安心
- 個人に依頼する場合は、費用は安く柔軟に対応して貰えるが、品質やセキュリティ面に注意が必要
- 企業に依頼する場合は、セキュリティや品質は高く安心だがクオリティの高さにより費用は高くなる
- 動画制作の依頼は、内容や目的に合わせると選びやすくなる
- 動画制作を依頼する前には、事前準備「目的・予算・納期」をしておくことが大事
- 動画制作の依頼での注意点は、著作権や見積書の内容チェックをすることが大事
動画制作に興味を持ったら、どのようなサイトがあるかを確認してみてご自身に合ったものを探してみてはいかがでしょうか?