お絵かきムービーで実現した「親しみやすい」企業イメージへの転換

高級路線からの脱却を目指して

宮城県でガーデン・エクステリア工事、
外構工事、リフォームを手がける有限会社海馬工苑。

6年前にオープンした展示場は
高級感のあるラグジュアリーな空間。

しかし、その高級感が
かえって敷居の高さを生み、
お客様が入りづらい雰囲気を
作ってしまっているのではないか―。

そんな課題を抱えていた今野さんは、
Facebookでお絵かきムービーと出会います。

「何気なくFacebookを見ていた時、
　お絵かきムービーを発見。
　可愛らしく柔らかい印象に惹かれました。
　しかも制作者が同じ宮城県の方と知り、
　すぐに連絡を取らせていただきました」

展示会を彩る新しい試み

大規模な展示会を控えていた今野さん。
これまでは実際の庭を作って展示する
スタイルが主流でしたが、

「今回は違う取り組みをしてみよう」

と、お絵かきムービーを含む
複数の動画を流す展示スタイルを採用。
親しみやすさを演出できる新しい試みとして
効果を期待しました。

数字で見る手応え

公開後2ヶ月で
YouTubeでの再生回数が600回を超え、
新しい問い合わせも増加。

特筆すべきは、同業者からの反響の大きさ。

「展示会の準備段階から
　多くの同業者が興味を示し、
　『こんなことするのか』という驚きの声が
　たくさん聞かれました」

他でやらない取り組みとして自社が注目を浴びたことに
内心「よしよし」と思っていたと言います。

様々な場面での活用

完成したお絵かきムービーは
パンフレットにQRコードを掲載したり、
今後は名刺にも活用予定。

ツールとしての汎用性の高さも
魅力の一つとなっています。

お絵かきムービーをおすすめしたい人

「個人事業主や小規模事業者の方、
　特に地方で活動されている方におすすめです。
　都会から離れた場所でアピールしていく時に、
　お絵かきムービーは目を引くコンテンツになります。
　動画コンテンツが増えている中で、
　手描きのお絵かきムービーは
　まだまだ珍しく、
　視聴者の印象に残りやすいですね」

高級感と親しみやすさの
バランスを取ることは難しいもの。

しかし、お絵かきムービーという
新しいアプローチによって、
その課題解決の糸口を
見出すことができたようです。