HPに動画を載せるメリットと作り方は?成果の出る事例も紹介!

近年、多くの企業が自社のホームページに動画を掲載しています。
「自分たちも動画を載せてみたい」と考える、担当者の方も増えてきているのではないでしょうか。
動画は視覚と聴覚に訴える力が強く、企業の魅力や商品の特徴をより効果的に伝える手段として、注目されています。
では、実際にホームページに動画を載せることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
本記事では、HPに動画を載せるメリットや作り方、成果の出る事例などについても解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
動画制作してみませんか?
お絵かきムービーではホワイトボード上で書いたり消えたりする動作を組み込むことで、視聴者を釘付けにする効果をもたらします。
その中で商品紹介や企業PRを行えば、より多くのユーザーにリーチできるため、短い動画でもインパクトを与えられます。
さらに、通常の動画制作よりもコストを抑えて制作依頼ができるのでおすすめです!
\自社商品・サービスをさらに販売できる!/
HP(ホームページ)に動画を活用するとは?
HPに動画を活用することで、視覚と聴覚を駆使して、企業や商品の情報をより効果的に伝えることができます。
動画はテキストや静止画よりも視聴者の記憶に残りやすく、感情的な共感を呼び起こす力があるのです。
例えば、創業の歴史や社長の想いを映像や音声で伝えることで、企業の背景が身近に感じられ、視聴者が共感しやすくなります。
これにより、親近感が生まれ、ファン化の可能性が高まるのです。
動画の活用は情報を効率よく伝えるとともに、ブランドの印象強化にも役立ちます。
HPに動画を載せる5つのメリット【成果につながる】
HPに動画を載せるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
本記事ではそのメリットについて、以下の5つをご紹介します。
- 1.短時間で多くの情報を伝えられる
- 2.ユーザーの興味を引きつけ、滞在時間を延ばせる
- 3.コンバージョン率(CVR)の向上に繋がる
- 4.企業やブランドの世界観を直感的に伝えられる
- 5.SNSでの拡散が期待できる
それでは、1つずつ見ていきましょう。
1.短時間で多くの情報を伝えられる
HPに動画を載せるメリットの一つ目は、短時間で多くの情報を効率的に伝えられる点です。
文章や静止画だけでは伝わりにくい商品の特徴やサービスの流れなども、動画なら映像と音声で直感的に理解できます。
さらにBGMやナレーションを組み合わせることで、視覚だけでなく聴覚にも訴えかけ、ユーザーの記憶に残りやすくなります。
画像はテキストより約6万倍速く脳に処理され、動画はさらに情報伝達効率がテキストの5000倍とも言われています。
そのため、視聴者の理解度を大幅に高めることが可能です。
2.ユーザーの興味を引きつけ、滞在時間を延ばせる
HPに動画を載せメリットの二つ目は、ユーザーの興味を引きつけ、滞在時間を延ばせる点です。
文章だけではスクロールされやすいページも、動画なら動きや音声で注意を引き、最後まで見てもらいやすくなります。
さらに、HPで動画を活用するとSEOにもいい影響を与えます。
滞在時間を延ばすことは、Googleなどの検索エンジンから質の高いコンテンツと評価されるためです。
その結果、上位表示やおすすめ表示につながりやすくなります。
3.コンバージョン率(CVR)の向上に繋がる
HPに動画を載せるメリットの三つ目は、コンバージョン率の向上に繋がる点です。
コンバージョン率とは、ページを訪れたユーザーのうち、商品購入や問い合わせなど最終的な行動に至った人の割合を示します。
動画は視覚や音声で情報を伝え、ユーザーの感情を刺激するため、「欲しい」「試してみたい」という行動意欲を高めます。
その結果、自然とコンバージョン率を上げる事が可能です。
4.企業やブランドの世界観を直感的に伝えられる
HPに動画を載せるメリットの四つ目は、企業やブランドの世界観を直感的に伝えられる点です。
テキストや画像だけでは伝わりにくい雰囲気や世界観も、動画なら映像・音声・BGMを使ってリアルに表現できます。
「おしゃれ」や「洗練された印象」を重視する層にとって、ブランドの魅力を感覚的に理解してもらえる強力な手段となります。
5.SNSでの拡散が期待できる
HPに動画を載せる五つ目のメリットは、SNSで拡散が期待できる点です。
動画は感情に訴えやすく、ユーザーが自然にシェアしたくなる傾向があります。
特に心に響くストーリーや、思わずクスッと笑えるユーモアを盛り込んだ動画は、拡散されやすくなります。
こうして広がることで、ブランドの認知向上やファン獲得につなげることが可能です。
【目的別】HP動画のおしゃれな活用事例4選
ホームページに動画を載せると、情報を伝えるだけでなく「おしゃれ」な雰囲気を演出することも可能です。
本記事では、HP動画のおしゃれな活用事例として、以下の4つについて解説します。
- トップページでのイメージ動画
- 製品・サービス紹介動画
- 会社紹介・採用動画
- お客様の声・インタビュー動画
それぞれ、1つずつ見ていきましょう。
トップページでのイメージ動画
本記事では、トップページでのイメージ動画事例として「nekopi(ネコピ)」をご紹介します。
【nekopi】
「nekopi(ネコピ)」は晴雨兼用の折り畳み傘です。
HPのトップページでは、頭に本を載せたり、サングラスが上下するアニメーションがあり、見ているだけでおしゃれで楽しい気分になります。
「ネコピと一緒なら、どんなお天気でも気分は上々!」という言葉通り、商品そのものの魅力をそのまま伝えるファーストビューといえるでしょう。
製品・サービス紹介動画
本記事では、製品・サービス紹介動画事例として、「Vermicular(バーミキュラ)」をご紹介します。
【Vermicular】
「Vermicular」では、購入から修理・再利用までを一生涯サポートする「LIFETIME VERMICULAR SUPPORT」を展開しています。
その中で紹介されている、リペアプログラムやリクラフトプログラムにも動画が使われています。
実際の再ホーローコーティングや製品を溶かし直す工程を見せることで、職人の丁寧な仕事ぶりが直感的に伝わり、ブランドへの信頼感を高めることが可能です。
単なる説明では伝わりにくい「ものづくりの想い」を、おしゃれで分かりやすく体感できる事例といえるでしょう。
会社紹介・採用動画
本記事では、会社紹介・採用動画として株式会社グラストをご紹介します。
引用:株式会社グラスト
株式会社グラストのHPでは、社員が働く姿を中心に会社紹介動画を発信しています。
打ち合わせの様子やメモを取る様子をクローズアップするなど、細部まで丁寧に切り取った映像が印象的です。
複数の映像を組み合わせる演出によって、全体に洗練されたおしゃれさが生まれています。
こうした動画は、企業のスタイリッシュなイメージを自然に伝え、求職者に「ここで働きたい」と思わせる効果的な事例といえるでしょう。
お客様の声・インタビュー動画
引用:トライリングス
機能回復ジム「トライリングス」の公式HPでは、お客様の声を動画で紹介しています。
冒頭に流れるテキストの展開がとてもおしゃれで、視聴者を自然と映像の世界へ引き込む工夫が印象的です。
その後に続くインタビューでは、実際にサービスを利用したリアルな声が映像とともに語られるため、文章だけでは伝わりにくい「信頼感」や「共感」を強く生み出します。
ブランドの誠実さを効果的に伝え、サービス利用の後押しにつながる事例といえます。
HP動画の作り方|自作と外注のポイント
それではHP内の動画制作方法を解説していきます。
本記事では、自作する場合と外注する場合のポイントについて、以下の5つに分けて解説していきます。
- 目的とターゲット層の明確化
- 成とシナリオの作成
- 撮影・収録
- 編集
- 公開・配信
目的とターゲット層の明確化
動画を制作する前に、必ず目的とターゲット層を明確にしましょう。
自作の場合、目的をはっきりさせ、伝えたいメッセージに沿ってシンプルな動画を作成することが重要です。
例えば「認知度向上」や「新規顧客獲得」など、結果を意識して作ることで、効果的なコンテンツが生まれます。
外注の場合、制作前にしっかりと目的とターゲット層を伝えることが大切です。
制作会社がそのニーズに合わせたプロフェッショナルな動画を作成してくれます。
動画を外注する際は、ターゲット層や目的を共有することが成功へのカギとなります。
構成とシナリオの作成
動画の構成とシナリオは、映像や内容の流れを決める最も重要な部分です。
自作の場合、伝えたいメッセージの順序をしっかり決め、シンプルで分かりやすい流れを作成します。
どのシーンでイラストや画像を使うかも考え、視聴者が飽きずに最後まで見られる構成を意識しましょう。
外注の場合は、制作会社に動画のイメージを伝えればOKです。
もちろん細かなすり合わせは必要ですが、プロはその情報をもとに映像やシーン展開を工夫し、魅力的な構成やシナリオを作り上げてくれます。
撮影・収録
動画撮影時には、気をつけるべきポイントがいくつかあります。
自作の場合、特に「騒音」と「音質」に注意が必要です。
外部の音が入らないよう静かな場所を選び、音声がクリアに録音できるようマイクや録音機材を工夫しましょう。
また、照明や原稿の配置にも気を配り、視覚的に見やすい状態を作ることが大切です。
外注の場合、制作会社がプロの機材とスタッフを使って、撮影・収録を行ってくれます。
編集
自作の編集は、初心者でも扱いやすい動画編集ソフトやアプリを使うのがおすすめです。
テロップやBGMの追加も直感的にでき、手軽に編集を楽しめます。
外注の場合、プロの技術で高品質な仕上がりが期待できます。
しかし一方で、修正回数や細かい要望の伝え方には注意しましょう。
公開・配信
編集が終わったら、いよいよHPに動画を設置・配信します。
自作の場合、動画共有サイトからの埋め込みや、動画ファイルを直接HPにアップロードする方法があります。
ページ速度や操作性、画質を考慮して選びましょう。
外注の場合は、制作会社が最適な方法で設置し、画質や再生速度の調整も行ってくれます。
さらに、設置後の不具合対応や再調整なども、任せられるので安心です。
【重要】HPへの動画の埋め込み方と注意点
HP(ホームページ)に動画を埋め込む方法は、主に「動画共有サイトからの埋め込み」と「動画ファイルの直接アップロード」の2種類です。
動画を埋め込む際は、スムーズにいかないことも多々あり、注意すべき点があります。
本記事では、HPへの動画の埋め込み方と注意点として、以下の5つに分けて解説していきます。
- YouTubeを使った埋め込み方法
- HTML5(mp4)での直接埋め込み方法
- 動画が重い・遅いときの対処法
- スマホ表示の最適化と自動再生の注意点
- 著作権や肖像権は必ず確認する
それぞれ、1つずつ見ていきましょう。
YouTubeを使った埋め込み方法
HPにYouTube動画を埋め込む手順は、以下の通りです。
①埋め込みたいYouTube動画を開きます。 ②動画下の「共有」ボタンをクリックします。 ③表示されるメニューから「埋め込む」を選択します。 ④出てきたiframeコードをコピーします。 ⑤コピーしたコードを、自分のホームページのHTMLに貼り付けます。 |
コードをコピー&ペーストするだけで簡単に埋め込むことができ、最も一般的で手軽な方法です。
HTML5(mp4)での直接埋め込み方法
HPに動画ファイル(mp4)を直接埋め込む場合、HTML5の<video>
タグを使用します。
<video src="ファイル名.mp4" controls>
のように記述すると、再生・一時停止・音量調整などの操作が可能です。
自動再生やループ再生もautoplay
やloop
属性で設定できます。
ただし、ファイルサイズが大きいとページの読み込みが遅くなるため、画質や容量を調整して快適に視聴できる環境を意識しましょう。
動画が重い・遅いときの対処法
動画が重い、または再生が遅い場合、いくつかの対処法があります。
まず、動画自体のファイルサイズを小さくするために、動画の圧縮を検討しましょう。
解像度(4KからフルHDへ)、フレームレート、ビットレートを下げることが効果的です。
また、動画をWebMやMP4形式に変換すると、多くのブラウザで効率的に再生できます。
次に、サーバーや表示方法の問題を解決します。
動画を直接サーバーに置くのではなく、YouTubeやVimeoなどの動画配信サービスを利用することで、ストリーミング再生の負荷を軽減できます。
スマホ表示の最適化と自動再生の注意点
ウェブサイトをスマートフォンに最適化するには、単に表示サイズを縮小するだけでは不十分です。
モバイル端末で快適に閲覧できるようにするには、まずレスポンシブデザインを取り入れましょう。
PC、タブレット、スマホなど、異なるデバイスの画面サイズに応じて比率を自動調整することができます。
また、スマートフォンでの動画の自動再生は、ユーザーのデータ通信量を消費したり、予期せぬ音声再生で不快感を与えたりする可能性があります。
そのため、ユーザーに配慮し音声を伴う重要な動画は、ユーザーがタップして再生する形式にするのが理想的です。
著作権や肖像権は必ず確認する
HPに動画を掲載する前に、著作権や肖像権の確認は欠かせません。
他人が作成した映像や音楽、画像を無断で使用すると、法的トラブルにつながる可能性があります。
第三者の権利が絡む場合は、必ず許可を取得しましょう。
また人物が写る動画も同様で、インタビューやイベント撮影では出演者の同意が必要です。
YouTubeやSNSの動画を埋め込む場合も、利用規約をよく確認してください。
HP(ホームページ)動画についてよくある質問
最後にHP動画について、よくある質問に答えていきます。
どれくらいの長さが適切ですか?
動画の長さの目安は、1分〜3分です。
長くなればなるほど視聴者の離脱率が増える傾向にあるため、余分な情報、重複する部分を削り、3分以内に収めるのがポイントです。
3分以内の動画に収めるメリットは以下になります。
- 動画視聴中の離脱率が格段に減る
- コストを抑えられる
- わかりやすく、まとまりやすい
だらだらと説明が続く動画は、内容が入ってきにくい他、視聴者にストレスを与え最後まで見てもらえない可能性もあります。
3分以上の動画だとしても重複している部分をカットするなど、視聴者がなるべく飽きずに視聴できる長さに調節することを意識していきましょう。
YouTube以外におすすめの動画プラットフォームは?
YouTube以外にも、動画プラットフォームは多数存在します。
以下に、おすすめの動画プラットフォームをまとめました。
プラットフォーム | 特徴 | 主な強み |
---|---|---|
Vimeo | ・プロのクリエイターや企業向け | ・広告なしで高画質配信 ・柔軟なカスタマイズが可能 |
TikTok | ・短尺動画に特化 | ・若年層中心に人気 ・幅広いユーザーにアプローチ可能 |
Dailymotion | ・世界最大級の動画配信サービスの1つ | ・安全性が高く評価されている ・動画コンテンツが多彩で充実している |
これらのプラットフォームは、それぞれ特徴や強みがあります。
目的やターゲット層に応じて最適なプラットフォームを選択することが重要です。
mp4動画を埋め込んでも再生されない原因は?
mp4動画が再生されない、主な原因は以下の通りです。
①動画ファイルの破損 ②コーデックの非対応 ③コードの記述ミス ④スマホやパソコンの不具合 |
まず、ダウンロードの失敗や保存先の不具合でファイル情報が欠けている場合です。
次に、古い機種や他の作業をしている端末では、容量の大きい動画を処理しきれず再生が不安定になることがあります。
また、動画内部のコーデックがブラウザや端末に対応していないパターンも考えられます。
さらに、HTMLコードの記述ミスによって再生されないこともあるので、まずは1つずつ原因を確認してみましょう。
HP動画の制作費用はどれくらい?
HP動画の制作費用は、目的や内容、尺(長さ)、制作手法によって大きく異なります。
以下に、ジャンル別のホームページ動画の相場をまとめました。
動画の種類 | 1本辺りの費用相場 |
---|---|
トップページ動画 | 50万円~200万円 |
製品・サービス紹介動画 | 70万円~150万円 |
会社紹介・採用動画 | 80万円~200万円 |
お客様の声・インタビュー動画 | 30万円~100万円 |
イベント・セミナー動画 | 10万円~100万円 |
上記は目安であり、制作会社によって費用は異なります。
依頼する際は見積もりを取るようにしましょう。
まとめ
本記事では、HPに動画を載せるメリットや作り方などについて、解説してきました。
本記事をまとめると、以下の3つです。
- HPに動画を載せると、短時間で多くの情報を伝えられるメリットがある
- 動画が重い・遅いときの対処法は容量の圧縮
- HP動画の制作費用は、目的や内容、長さによって大きく違う
動画を上手に活用することで、ユーザーに伝えたい情報を効果的に届けられ、HPの印象や成果を大きく高めることができます。
目的やターゲットを意識しながら、制作方法や配信方法を工夫して、魅力的なHP動画を作りましょう。
動画制作してみませんか?
お絵かきムービーではホワイトボード上で書いたり消えたりする動作を組み込むことで、視聴者を釘付けにする効果をもたらします。
その中で商品紹介や企業PRを行えば、より多くのユーザーにリーチできるため、短い動画でもインパクトを与えられます。
さらに、通常の動画制作よりもコストを抑えて制作依頼ができるのでおすすめです!
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