セミナー動画の作り方とは?活用方法や費用も解説!
近年ではオンラインセミナーやウェビナーの普及により、時間や場所を問わず視聴できるセミナー動画の需要はますます高まっています。
とはいえ、「どのように制作すれば効果的な動画になるのか」「費用はどれくらいかかるのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、セミナー動画の作り方をはじめ、種類や活用方法、費用相場など詳しく解説します。
ぜひ本記事を参考に、自社に合ったセミナー動画制作に取り組んでみてください。
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なぜ今セミナー動画が重要?活用する3つのメリット
企業が今セミナー動画を重要視しているのは、セミナーを動画化することで、会場や時間に縛られず、多くの人に効率的に情報を届けられるからです。
そのメリットは大きく分けて、以下の3つです。
メリット①会場費や人件費などのコストを削減できる
メリット②視聴者の理解度や購入意欲を高めやすい
メリット③参加のハードルを下げられる
セミナー動画は、会場やスタッフの手配が不要になり、開催費用を大幅に抑えられます。
商品やサービス、研修内容を映像で分かりやすく伝えられるため、視聴者は直感的に理解することが可能です。
また、遠方や日程が合わない人も自宅から視聴でき、参加しやすいのも魅力のひとつでしょう。
【目的別】セミナー動画の種類と効果的な活用事例
セミナー動画を作る目的は、リード獲得、顧客育成、社内研修など様々です。
それぞれの目的に応じて、最適なセミナー動画の種類を選ぶことが成果につながります。
本記事では、セミナー動画の種類と効果的な活用事例について、以下の3つに分けて詳しく解説します。
- ライブ配信型
- 録画配信型
- ハイブリッド型
アーカイブを活用した二次利用のポイントも紹介するので、参考にしてください。
それでは、1つずつ確認していきましょう。
ライブ配信型
ライブ配信型とは、リアルタイムでセミナーを配信する方法です。
メリット・デメリット、活用シーンは以下の通りです。
| メリット | デメリット | 活用シーン |
|---|---|---|
| ・会場の確保や人件費の確保を最低限に抑えられる ・国内外問わず幅広い参加者を集められる ・参加者の人数制限なし ・リアルタイムで質疑応答を受けられる | ・通信トラブルが発生する可能性がある ・参加者が離脱しやすい ・オンライン環境がない人は参加してもらえない | ・会社説明会 ・社員向けの研修 ・商品やサービスの説明会 |
ライブ配信型はリアルタイムで質疑応答が受けられるので、説明会や研修など参加者とコミュニケーションを取りたい場面で活用すると良いでしょう。
ただし、通信環境が整っていなければスムーズに配信できず、参加者の満足度が下がる可能性もあるので気を付けなければいけません。
【活用事例】
本記事ではライブ動画の活用事例として、Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporoさんの動画をご紹介させていただきます。

引用:TEDxTokyo
植松努さんのスピーチでは、会場からの笑い声や拍手が自然に起こり、話し手と聴衆との間に双方向のコミュニケーションが生まれていました。
こうした一体感は、ライブ動画だからこそ味わえる魅力といえます。
録画配信型
録画配信型とは、事前に撮影し配信する方法です。
メリット・デメリット、活用シーンは以下の通りです。
| メリット | デメリット | 活用シーン |
|---|---|---|
| ・何度も録画のやり直しができる ・編集して動画のクオリティを上げられる ・トラブルが起きづらい ・二次利用しやすい ・時間に縛られないため、多くの人に見てもらえる | ・参加者とコミュニケーションを取れない ・参加者が離脱しやすい ・参加者の満足度を把握できない | ・学習系のセミナー ・社員向けの研修 ・対談動画 |
録画配信型は事前に準備できるからこそ、機材や通信トラブルが起きづらいです。
また、撮影日も自由に調整できるので、講師などをキャスティングする際にもスケジュールを決めやすいでしょう。
好きな時間に見れることで多くの人に見てもらえる半面、参加者が途中で離脱しやすいデメリットもあります。
見やすくなるような編集をするなど、最後まで見てもらえるような工夫が必要です。
【活用事例】
本記事では、録画配信型動画の活用事例として【ヤマハウェビナー】「OCX光」サービスと活用事例 ~ヤマハルーターで体験するNaaS~(2024年7月24日開催)をご紹介させていただきます。

引用:【ヤマハウェビナー】
BBIX株式会社の山崎裕司氏を迎え、「OCX光 インターネット」「OCX光 プライベート」を紹介した講演動画です。
アーカイブを残すことで、リアルタイムで参加できなかった人も視聴でき、録画配信として継続的に活用できる好例です。
ハイブリッド型
ハイブリッド型とは、会場に集まって行う対面型のセミナーと同時にライブ配信も行う方法です。
メリット・デメリット、活用シーンは以下の通りです。
| メリット | デメリット | 活用シーン |
|---|---|---|
| ・自分に合った方法で参加できるため、参加者を集めやすい ・参加者との交流ができる ・アーカイブ配信で後から見直せる | ・準備の手間やコストが増える ・通信トラブルが発生する可能性がある | ・商品やサービスの説明会 ・ビジネスセミナー |
ハイブリッド型は、対面とオンライン両方のメリットを兼ね備えています。
どのように参加するか参加者自身が選べるので、参加のハードルも低く人数を集めやすいです。
両方の良い面を備えている分コストや手間はかかりますが、参加者の満足度は高いセミナーになるでしょう。
ただし、対面とオンラインでただ配信するだけでは、満足度の向上には繋がりません。
以下のような工夫を行って、対面とオンラインならではの特性を活かしたセミナーにしてみてください。
| 対面式 | オンライン式 |
|---|---|
| ・実際に商品やサービスを使う体験をしてもらう ・ディスカッションをしてもらう | ・投票機能を利用する ・質問やリアクション機能を利用する |
対面でしかできないこと、オンラインでしかできないことを活かして、セミナーを開催すると良いでしょう。
【活用事例】
本記事ではハイブリッド型動画の活用事例として、日本経済新聞社が主催して行われた「NIKKEI全国社歌コンテスト」の決勝戦と表彰式をご紹介します。

引用:株式会社ビデオマッチング
現地の会場には25人の参加者の方が、いらっしゃったそうです。
現地とオンライン双方で楽しめるのは、ハイブリッド配信ならではのメリットですね。
効果的なセミナー動画の作り方
セミナー動画の効果は理解していても、具体的な作り方が分からず悩む方も多いでしょう。
効果的なセミナー動画を制作するには、撮影だけでなく、企画や配信後の改善までを見据えて進めることが重要です。
ここでは、制作の基本的な流れからご紹介していきます。
セミナー動画制作の基本的な流れ
セミナー動画は、一般的に以下の流れで制作を進めます。
- 企画・準備
- 撮影
- 編集
- 配信
- 効果測定・改善
各工程の役割を理解しておくことで、制作をスムーズに進めることが可能です。
その結果、完成度の高いセミナー動画につながるでしょう。
動画の作り方については、「動画の作り方【初心者ガイド】」で詳細に解説しています。
動画を公開する媒体のおすすめや、よくある質問にも回答していますので、ぜひご確認ください。
セミナー動画を自社制作する際に必要な機材・ツール
セミナー動画を自社制作する際には、まず必要な機材と編集ツールを揃えることが大切です。
本記事では必要な機材と編集ツールをまとめました。
- 機材
- 配信・画面録画ツール
- 編集ツール
- 自動音声ツール
- 配信プラットフォーム
購入や使用の際に、ぜひ参考にしてください。
【機材】
| 機材 | 目的・特徴 | 選ぶ際のポイント |
|---|---|---|
| カメラ | 撮影用 | ・長時間撮影可能 ・軽量 ・手ブレ補正 ・ライブ配信対応など |
| マイク | 音声収録 | ・単一指向性 ・動きを邪魔しない ・雑音低減など |
| 照明 | 明るさ調整 | ・冷却ファンの有無 ・薄型かどうか ・静音性など |
| 三脚 | 映像安定 | ・持ち運びやすさ ・高さ調節・安定感など |
| その他(グリーンバックなど) | 目的に応じて | ・必要に応じて選定 |
【配信・画面録画ツール】
| ツール名 | 特徴 | 公式URL |
|---|---|---|
| OBS Studio | ・無料の配信ソフト ・画像やテキスト、自分の映像の配置をカスタマイズできる | https://obsproject.com/ja/download |
| Zoom | ・スライドなど資料を表示しながら録画できる ・対談での動画も撮影可能 ・最大100名に向けてライブ配信できる配信機能もある | https://www.zoom.com/ja/products/webinars/ |
| Loom | ・無料の画面録画ツール ・URLを共有するだけで動画を見れる | https://www.loom.com/ |
【編集ツール】
| ツール名 | 特徴 | 公式URL |
|---|---|---|
| Adobe Premiere Pro | ・月額料金がかかる ・プロ仕様の編集ソフトで高度な技術が使える | https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html |
| Final Cut Pro | ・Apple社が提供しているためMacに特化している ・高度な機能が豊富 ・90日間の無料トライアルがある | https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/ |
| DaVinci Resolve | ・無料版でも十分な機能が使える ・直感的に操作でき、初心者でも使いやすい ・エフェクトにこだわるなど高度な技術を使うなら有料版 | https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/ |
| iMovie | ・Apple製品のみに対応で無料 ・スマホでの編集もできる ・基本的な編集機能のみ ・初心者でも扱いやすい | https://www.apple.com/jp/imovie/ |
| FlexClip | ・無料で利用できる ・テンプレートが豊富で編集に時間がかからない ・フリー素材が豊富 | https://www.flexclip.com/jp/ |
【自動音声ツール】
| ツール名 | 特徴 | 公式URL |
|---|---|---|
| Otter.ai | ・AIによる音声の文字起こしができる ・英語の音声認識に強く、海外向けセミナーに向いている | https://otter.ai/jp |
| Vrew | ・字幕の色・フォント・サイズを自由に編集できる ・多言語字幕にも対応 | https://vrew.ai/ja/ |
【配信プラットフォーム】
| ツール名 | 特徴 | 公式URL |
|---|---|---|
| YouTube | ・世界最大の動画配信プラットフォーム ・無料で利用できる | https://www.youtube.com/ |
| Vimeo | ・月額費用がかかる ・動画の作成、分析、収益化の機能がある | https://vimeo.com/jp |
| Bizibl | ・配信からアンケート回収、お礼メールなどセミナー動画に必要な作業を一貫して行える ・過去の動画を自動で再配信できる | https://bizibl.tv/ |
| ネクプロ | ・離脱率や再生率など細かい分析が可能 ・投票・チャット・アンケートなど双方向コミュニケーション機能が充実 | https://nex-pro.com/ |
これらのツールは動画制作をする際、とても役に立ちます。
最初から全てを揃える必要はありませんが、少しずつ揃えて行くのをおすすめします。
自分が使いやすいものを選ぶようにしましょう。
セミナー動画制作の費用相場
セミナー動画の制作費用は、内製か外注か、動画の内容や撮影規模によって大きく異なります。
本記事では、セミナー動画制作の費用相場について、以下の3つに分けて解説していきます。
- 自社で制作(内製)する場合の費用
- 制作会社に外注する場合の費用
- 費用を抑えるための3つのポイント
それぞれ、1つずつ確認していきましょう。
自社で制作(内製)する場合の費用
セミナー動画を内製する場合の費用は、すでに機材が揃っているかどうかや、動画の長さ・制作内容によって異なります。
まずは、おおよその費用相場を確認してみましょう。
| 項目 | 費用相場 | 内容 |
|---|---|---|
| 機材を揃えて制作する場合 | 10万~50万円 | カメラ・マイク・照明などの購入費を含む |
| 機材が揃っている場合 | 1万~10万円 | 主に人件費や消耗品など |
※費用は機材のグレードや制作人数によって変動します。
機材が揃っている場合は比較的低コストで制作できますが、撮影や編集にかかる人件費や作業時間も考慮する必要があります。
制作頻度が多い企業であれば、長期的には内製のほうがコストを抑えられるケースもあるでしょう。
制作会社に外注する場合の費用
制作会社へ依頼する場合の費用は、動画の長さや撮影規模、企画内容によって大きく異なります。
それでは、費用相場を確認してみましょう。
| 項目 | 費用相場 | 内容 |
|---|---|---|
| インタビュー・講義形式などシンプルな動画 | 20万~40万円 | 企画・撮影・編集までを一括で依頼できる |
| 演出や複数カメラを使用する動画 | 40万~100万円 | アニメーションやテロップ、複数日の撮影などにも対応 |
※費用は動画の長さや撮影日数、演出内容、編集工数などによって変動します。
制作会社へ依頼すると費用は高くなるものの、企画・撮影・編集まで一貫して任せられるため、クオリティの高いセミナー動画を制作できます。
社内の工数を削減できるほか、プロならではの演出や編集によって、視聴者に伝わりやすい動画に仕上げられるのも大きなメリットです。
費用を抑えるための3つのポイント
動画制作にはどうしても費用がかかりますが、工夫次第でコストを抑えることが可能です。
以下の3つのポイントを意識してください。
| 費用を抑えるポイント | 内容 |
|---|---|
| 動画の目的を明確にする | ・目的やターゲットを明確にする ・再撮影や修正を減らせる ・無駄な制作費を抑えられる |
| 自社でできる作業は内製する | ・ナレーション録音 ・素材集め ・簡単な編集などを自社で対応し、外注費を削減する |
| 複数の制作会社から見積もりを取る | ・複数社の料金を比較する ・適正価格を把握できる ・費用対効果の高い制作会社を選びやすい |
目的を明確にしたうえで、内製と外注を上手く組み合わせましょう。
そうすることで、コストを抑えながら目的に合ったセミナー動画を制作しやすくなります。
よくある質問
ここでは、セミナー動画に関するよくある質問について紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
セミナー動画はどのくらいの長さにするべきですか?
セミナー動画は、テーマごとに15分単位で区切った動画にするのがおすすめです。
興味のある話でも、人が集中して話を聞けるのは15分と言われています。
その根拠は、東京大学・池谷裕二教授が述べた以下のような見解です。
| 項目 |
|---|
| 「グループ間のテストスコアを見てみると、翌日には『15分×3(計45分)学習』グループが『60分学習』グループを抜き、1週間後にはさらに差が広がりました。 この結果から、休憩時間を挟んだ『15分×3(計45分)学習』グループの方が長期的な記憶固定には有効である可能性があります。 |
上記は勉強に関する研究結果ですが、セミナーなど長時間の講習を受けるケースでも当てはまります。
参加者自身は、興味を持ってそのセミナー動画を視聴していることが多いですが、それでもダラダラと長いセミナーになると集中力が切れてしまいます。
効果的な動画にしたい場合は、1つのテーマを15分ほどに収めるのが良いでしょう。
アーカイブ配信で気をつけることはありますか?
ライブ配信をアーカイブとして公開する場合、使用しているBGM、画像、動画などの著作権、および出演者の肖像権について改めて確認が必要です。
特に、BGMは商用利用可能なものを選び、出演者からは動画の二次利用について事前に許可を得ておきましょう。
これらの確認を怠ると、法的なトラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。
外注するのと自社で制作するのとどちらが良いですか?
外注か自社制作、どちらの方が良いかは断言できません。
費用や制作の手間など、どこを重要視するのかによって、おすすめの方法は変わります。
以下は、外注と自社制作それぞれのメリット・デメリットです。
| 手段 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 外注 | ・プロの技術で高品質な動画を作れる ・社内の人間に手間がかからない ・配信中にトラブルが起きても対処しやすい | ・コストがかかる ・セミナー動画を制作するスキルが身に付かない |
| 自社で制作 | ・コストを削減できる ・自社のスケジュール調整だけで済む ・機密情報を社内だけで管理できる | ・制作スキルがなければ動画のクオリティが下がる ・機材などの準備費用がかかる |
効果的な動画を制作したいのであれば、外注がおすすめです。
しかし、コストはその分かかりやすいので、低予算で制作したい場合は自社で制作する方が良いでしょう。
セミナー動画で効果を出すためのコツはありますか?
セミナー動画で効果を出すためのコツは以下の通りです。
- 画質と音声にこだわる
- スライドやテロップなど視覚情報を入れる
- 不要な部分はカットしてテンポの良い動画にする
セミナー動画で効果を出す最大のコツは、「見やすくすること」です。
ダラダラと長い動画や音声が聞き取りづらい動画は、離脱率を上げてしまいます。
分かりやすくてテンポが良く、見やすい動画にするよう心がけて制作しましょう。
まとめ
本記事ではセミナー動画の作り方と、活用方法や費用相場などを解説してきました。
本記事をまとめると以下の3点になります。
- セミナー動画には、ライブ配信・録画配信・ハイブリッド配信の3種類がある
- 制作費用は、内製・外注や動画の内容によって変動する
- アーカイブを残す際は、著作権と肖像権に注意が必要
セミナー動画は、一度制作すればアーカイブ配信や社内研修、営業活動など、さまざまな場面で活用できるコンテンツです。
本記事を参考に、自社の目的や予算に合った制作方法を選び、視聴者に伝わる効果的なセミナー動画を制作してみてください。
動画制作してみませんか?
「お絵かきムービー®」ではホワイトボード上で書いたり消えたりする動作を組み込むことで、視聴者を釘付けにする効果をもたらします。
その中で商品紹介や企業PRを行えば、より多くのユーザーにリーチできるため、短い動画でもインパクトを与えられます。
さらに、通常の動画制作よりもコストを抑えて制作依頼ができるのでおすすめです!
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